■「一緒に作っていく思い出、心のこもった言葉と私たちが差し上げる愛はすべて本物」(LE SSERAFIM)
LE SSERAFIMの初ワールドツアー『2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’ IN INCHEON』が、4月19日・20日の韓国・仁川のインスパイアアリーナ公演で開幕した。
今回の公演は、グローバルスーパーファンプラットフォームのWeverseにて、両日ともオンラインライブストリーミングが実施され、世界中の62の国や地域のファンと共に公演が行われた。
今回のワールドツアーは、タイトルのとおり、3rdミニアルバム『EASY』、4thミニアルバム『CRAZY』、5thミニアルバム『HOT』から構成された「EASY-CRAZY-HOT」3部作プロジェクトのフィナーレとなる。
ライブは、3月14日にリリースした5thミニアルバム『HOT』のイントロ曲「Born Fire」で幕を開けた。曲が流れると、数十人のダンサーたちが一糸乱れず登場しながら圧巻のパフォーマンスを披露し、会場の雰囲気は一気に熱くなった。
続いて「Ash」「HOT」「Come Over」などの最新曲と、「EASY」「Blue Flame」「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife」など、過去の活動を網羅したセットリストでLE SSERAFIMの歩みを表現した。LE SSERAFIMは、「意外な楽曲で熱く公演を始めてみたが、FEARNOT(ファンダム名)の皆さんのエネルギーがとても良い。ただし、これからが始まりだ。ご覧になりたい楽曲も多いと思うが、最後まで期待してほしい」と意気込みを語った。
その後、150分を超える公演の間、休まずステージを披露し続けて「パフォーマンス最強ガールグループ」の名にふさわしい圧巻の存在感を誇った。「FEARLESS」「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers)」「ANTIFRAGILE」などのメガヒット曲は、バンドバージョンの編曲で強烈さを増し、観客席からは爆発的な歓声が沸き起こった。「Swan Song」は、KAZUHAがバレエの動作をもとに考案した振り付けで注目を集めた。
また、ダンスブレイクを追加した「CRAZY」、大型ジャングルジムのセットを活用して強い印象を残した「1-800-hot-n-fun」のステージなど、特別な時間をプレゼントした。メンバーのパフォーマンスを引き立たせる演出も圧巻だった。三角形のLEDは、「熱い炎の中で生まれ変わったLE SSERAFIM」を形象化しており、新鮮な印象を与えた。
さらに、メガクルー級のダンサーたちや独特なVTR映像、楽曲の雰囲気を最大化するレーザーショーなどの華やかな演出は、公演の没入度を高めた。
LE SSERAFIMは、ファンの熱いアンコールコールが続くと、観客席から再登場し、初めてのファンソング「FEARNOT (Between you, me and the lamppost) 」を歌唱した(「FEARNOT」はファンダム名)。
続けて「大変なときやうれしいときにお互いに力になってくれる存在がどれほど美しくて特別なのか知っているので、私たちもFEARNOTの皆さんの力になれるよう努力する。一緒に作っていく思い出、心のこもった言葉と私たちが差し上げる愛はすべて本物だ。FEARNOTの皆さんも人生を一生懸命に生きていて疲れる瞬間があれば、今日を思い出して、皆さんを愛する人がいるということを信じて、前に進んでほしい。私たちはよりいっそう強くなることができたし、これからもしっかりとやり遂げたい。今後の歩みも一緒に見守ってほしい」という心からの想いを伝えた。
韓国・仁川公演を終えたLE SSERAFIMは、5月より名古屋、大阪、北九州、さいたま、台北、香港、マニラ、バンコク、シンガポールでワールドツアーを続ける。さらに、9月からはデビュー後初めての北米地域でのツアーも行う。
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