■大きなプレッシャーを抱えて撮影に臨んだ渡辺を、監督や共演陣は大絶賛!
Snow Manの渡辺翔太が単独初主演を務めるホラー映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の製作報告会見が開催され、オフィシャルレポートが到着した。
製作報告会見には渡辺翔太、共演の畑芽育、吉田鋼太郎、そして『リング』シリーズなどを手がけたホラー映画界の巨匠・中田秀夫監督が登壇。劇中に登場する事故物件の間取りが再現された会場で会見がスタート。
本作が映画単独初主演、初のホラー映画出演となる渡辺は、ホラー映画界を牽引する中田監督、そして畑、吉田などの名だたるキャストの中で主演を張ることや、前作では先輩の亀梨和也が主演を務めて邦画ホラー史上最大級ヒットを記録したこともあり、その主演を後継することが大きなプレッシャーだったと明かし、「背筋が伸びる思いで挑戦させていただきました」と語った。
中田監督は4つの事故物件が登場する本作について、『リング』など自身の監督作品を思い出す場面もあったらしく、「ホラーを撮りながら楽しいなと思ったのは久しぶりだったのでうれしかった」と喜びを語った。
『事故物件』シリーズの世界にようこそ! というテーマで会場には実際に劇中でヤヒロが住むことになる一軒目の事故物件“必ず憑りつかれる部屋”の間取りがあしらわれており、劇中の小道具が飾られた本会見場。実際の撮影時のエピソードをMCから問われると、渡辺は「会場のままの間取りなんですが、よくある一人暮らしの部屋で怪奇現象が起こるので、いろんな事故物件を回った中で一番恐い物件でした」と撮影を振り返った。
3月頭にクランクアップしたばかりであることをMCから触れられると、渡辺は「(無事クランクアップしたことに)ホッとしたといいたいところですが、公開の7月25日もすぐなので、盛り上がる夏にしたいなという思いで緊張感は保たれています」とコメント。「プロモーションいっぱい頑張りたいと思うので、今日ご覧いただいているみなさんにも協力いただきたいです」と、これから始まるPR活動を意気込んだ。
畑は「ホラー作品を撮られている監督ということですごく構えて現場入りしたが、中田監督は穏やかで優しく、和やかに時間が進んでいきました」と、中田組作品に初めて参加した感想を述べた。
同じく中田組初参加である吉田も「活気にあふれた現場で、中田監督のお人柄が素敵。監督にお会いするのも演出を受けるのも期間中すごく楽しみで、大好きになりました」と中田監督への思いを語った。
大きなプレッシャーを抱えて撮影に臨んだという主演の渡辺について、中田監督は「渡辺さんはアスリートに似ている面があると思った。リラックスしつつ集中してくれていて、アスリートのようにスーパーゾーンに入った状態で毎日現場にいてくれた」と大絶賛。これに対し渡辺は「照れますね」と冗談を交えつつ、「今後の自信につながりますね」と安堵した表情を見せた。畑からも「セリフミスがなく完璧でした」と褒められ、吉田からも「監督の細かいオーダーに対応できるほど集中力がすごかった」と太鼓判。映画単独初主演を務めあげた渡辺を皆で称える一幕も。
撮影現場のエピソードトークでは、実際に現場で急に照明が割れるゾクッとする場面に出くわしたという渡辺。「絶対霊のせいだ! と恐かったけど、台本上に“何でもかんでも霊のせいにするな”というセリフがあって、まあそうだよなーと思った」とホラー作品の現場ならではのエピソードを披露。「でも、霊のせいにすることもできる」と、現場に数分遅刻した際に「金縛りで起きられなかった」と1度だけうそをついたことを告白し、会場の笑いを誘った。
会見も終盤となり、記者からの質疑応答の時間に入ると、突如会場が暗転。「どうも『事故物件 恐い間取り』で山野ヤマメ役を演じました亀梨和也です」と、キャストたち背面のスクリーンに1作目で主演を務めた亀梨がお化けのポーズでお茶目に登場。作品のクランクアップと、渡辺の映画単独初主演を祝い、「後輩である渡辺君が“ゾク”という形で作品を引き継いでくれるという事は非常に僕自身もうれしく思っております」と、後輩への熱い思いや前作よりさらにスケールアップした本作への期待を語った。
ビデオメッセージの最後には「身の安全にはご注意ください」と自身が実行していた酒風呂などの霊対策を紹介し、「映画の完成、そして公開を楽しみにしております!以上、亀梨和也でした~」とまたもやお化けのポーズで締めくくった。
熱いエールが込められたビデオメッセージに渡辺は「亀梨君とは縁があると思っていて、これまでも亀梨君からお仕事を引き継がせていただくこともあり、よくコミュニケーションをとらせていただいている」と感謝の気持ちを述べ、「前作に負けないように本作もヒットさせたい」と熱意を見せた。
会見の最後、中田監督は「前作に引き続き“身近感”のある作品仕上がっているので、ご期待いただければと思います」と本作への自信をのぞかせるコメント。
「今年の夏を盛り上げられるような作品にしていきたい」と作品への想いを語った渡辺は、「皆さん是非劇場に足を運んでください」と呼びかけ、会見は終了となった。
作り手側の出来映えへの自信が感じられる会見となった、実話に基づくホラー映画『事故物件ゾク 恐い間取り』は7月25日に全国公開される。
(C)2025「事故物件ゾク 恐い間取り」製作委員会
映画情報
『事故物件ゾク 恐い間取り』
7月25日(金)全国公開
原作:松原タニシ『事故物件怪談 恐い間取り』シリーズ(二見書房刊)
監督:中田秀夫
出演:渡辺翔太、畑芽育、吉田鋼太郎
企画・配給:松竹
『事故物件ゾク 恐い間取り』公式サイト
https://movies.shochiku.co.jp/jikobukken-movie/
Snow Man OFFICIAL SITE
https://mentrecording.jp/snowman/
https://starto.jp/s/p/artist/43