■「原作があるラブコメで主演を務めるのは夢でした」(原因は自分にある。杢代和人)
杢代和人(原因は自分にある。)と松井奏(IMP.)がW主演を務めるドラマ『熱愛プリンス』の1話先行上映&トークイベントが、3月4日に開催された。
W主演の杢代と松井に加え、ヒロインの林芽亜里、共演の大倉空人(原因は自分にある。)、小泉光咲(原因は自分にある。)、増子敦貴(GENIC)、大東立樹(CLASS SEVEN)、芳賀柊斗(Lienel)が出席した。
累計250万部突破の青月まどかの大人気漫画『熱愛プリンス お兄ちゃんはキミが好き』(宙出版)をTVドラマ化した本作。親の再婚により、突如として憧れの三兄弟アイドル・Terzettoの遥(大倉)、梓(杢代)、理人(小泉)の妹になった天宮まつり(林)。夢のような状況に思えたが、三兄弟は仲が悪く喧嘩ばかりだった。本当は仲の良い兄弟に憧れる梓の思いを知ったまつりは、絆を深めるために奮闘。徐々に仲を深めていく3人だったが、ある日、梓に「もう妹として見られない」と告白されて…。
そんななか、まつりは幼馴染である昴流(松井)と再会。憧れの幼馴染のお兄ちゃんだった昴は、国宝級イケメン俳優になっていて、しかもTerzettoのライバル・PRISMとしてデビューするという。さらにはPRISMのメンバーである大和(増子)も登場し、恋の矢印はますます複雑に絡み合っていく。
オファーを受けた際の心境を尋ねられると、杢代は「僕自身、初めてのW主演ということでとてもうれしいですし、原作があるラブコメで主演を務めるのは夢でした。原作を読んだときからすごく面白くて、僕が梓役をできるのは幸せで光栄な限りでしたね」と感無量な表情で語った。
松井は「僕も初めてのW主演なんですが、原作だったり脚本を読ませていただいて本当にキュンキュンが止まらなくて、僕は今までこういうものに触れてこなかったので新鮮に楽しめましたし、だからこそとてもプレッシャーも不安もあったんですけど、素敵なキャストの皆さんとできるということで楽しみな気持ちでしたね」と振り返った。
そして林は「私も素直にうれしかったというのが最初の気持ちだったんですけど、いろんな矢印(好意)が向いているヒロインを演じられることはうれしかったですし、普段は絶対に経験できないような設定だったりするので、そのまつりちゃんを演じられるというのは楽しみでしたし、今もすごく楽しいです」と笑顔で語った。
大倉は「普段、僕たち遥、梓、理人は“原因は自分にある。”というグループとしても活動していまして、もう6年になりますね。兄弟のような絆を持っているので、ストーリーが進んでいくにつれ見える絆みたいなものを皆さんにお届けできたらいいなと思いますし、メンバーの中にW主演を務める方がいるというのが僕の中ですごくうれしくて、改めておめでとうございます」と祝福して杢代の前でひざまずき、杢代は「そんなにかしこまらなくていいよ。ありがとう。ありがとう。裏でそんなこと一切やってなかったじゃん」と大倉を突っ込んで笑いを誘った。
小泉は「オファーをいただいたときに原作を読ませていただいたんですけど、一人ひとりのキャラクターが立っているなと思って、どこをフォーカスしても面白い作品になっているなって思ったからこそ、理人をちゃんと演じなきゃと思いましたね」と吐露。
PRISMのメンバーである槇を演じる大東は「台本をいただいて読んだときに、キュンキュンシーンが多くて手が止まっちゃって、全部読むのに数日間かかりました。まず“えっ!”ってなって、何回も読んでいくと心が温かくなる、そんな感覚でした」と回顧。
PRISMのメンバーである慶を演じる芳賀は「原作も読ませていただいたんですけど、キュンキュンするシーンが多くて、これを実際にドラマの撮影で僕が言うって思ったときに、僕はグループでキュンキュンすることをあまり言わないので、ドラマを通して皆さんにキュンキュンのセリフをお伝えできるのが楽しみだなって感じました」と胸を躍らせる。
増子は「お話をいただいたときに家族旅行でグアムに行っていたんですよ。あちらは気温が高くて、最初は現地で原作を読ませていただいたんですけど、熱くなってきちゃって“熱中症なんだ、これ”って思って、海で泳いで帰ろうかなって思ったんですけど、こんなに熱くなれるんだと思って、今まで経験してこなかった青春を取り戻すチャンスだと思って、ずっとドキドキしていましたね」とコメントした。
また、現在も絶賛撮影中だそうで、現場の雰囲気を聞かれると、杢代は「笑いが絶えない現場で、僕たちだけではなくてスタッフの皆さんも巻き込んでみんなで撮影していますし、真剣なところは真剣に臨んで、みんなでお話しすることも多くて8人の仲もどんどん深まっていますね」と目を輝かせる。
大倉は「メンバーのお芝居をしっかり見ることはなかなかなかったので、杢代さんを中心にキャストの皆さんもスタッフの皆さんも笑いが起こっていて、さすがだなと思いました」と杢代を持ち上げた。
そして、松井は「Terzettoの3人のこの空気感が、裏でもずっとこうなんですよ。それで現場が明るくなるというか、みんなが笑顔になっている印象がありますね」と3人に感謝し、林は「たくさんお兄ちゃんができたような感覚になって、すごく優しいですし、撮影現場でも皆さんリードしてくださるので、私も甘えちゃっている部分も多々あるんですけど、本当に笑っています。この期間が今まで生きてきたなかでいちばん笑っているだろうなって思うくらい、本当に面白い方たちばかりで、アイドルの皆さんのときとのギャップを撮影現場で知ることができてすごく楽しみながら撮影させていただいています」と声を弾ませた。
そんな林について、松井は「芽亜里ちゃんは最年少で19歳ですけど、19歳とは思えないくらいしっかりしていて、礼儀正しくて、笑顔も素敵ですし、(自身は)こんな19歳じゃなかったなって思いますね」と絶賛。
林が「皆さんといると子どもっぽくなっちゃうんですよ(笑)」と打ち明けると、大倉は「でもすっごい大人っぽいよ。礼儀正しいし。俺が19歳のとき、まだ泥団子作ってたから」と冗談を言って総ツッコミを浴びた。
逆に、男性キャスト陣の印象を聞かれた林は、撮影に入る前に各メンバーが所属するグループのライブ映像などを観たことを明かし「キラキラされているアイドルの方でクールなのかなって思っていたんですけど、撮影に入ってみると面白くて(笑)、キラキラしている姿もあり、面白くてすごく面白い部分も…」と何度も“面白い”と強調すると、杢代は「面白いが勝っちゃってるな(笑)」と苦笑。改めて、林は「かっこよくて面白い部分も見られて楽しいです」と絶賛した。
一方、撮影現場の雰囲気について、PRISMの増子は「僕は最年長なんですけど、弟たちができたような感覚で、PRISMはそれぞれ違うグループから集まった選抜メンバーなのでクールなんですよね。待ち時間もどういう演技をするかってこうやって(足を組んで)」とコメントしたが、他のPRISMから「見たことない」とツッコミを浴びて笑わせ、松井は「こんな感じでやっています(笑)」と和気あいあいと撮影していることを明かした。
さらに、本業のアイドル活動が今回の演技に生かされているか尋ねられると、小泉は「僕たち3人はアイドル像が原作と似ているので、やりやすかったなって思いましたね。いつもどおりって感じでやらせていただきましたね」と答え、大倉も「この間、ライブシーンの撮影があったんですけど、お客さんも僕たちのファンの皆さんを観測者って言うんですけど、観測者の皆さんに集まっていただいたから、僕たちもちゃんとアイドルになれるというか、皆さんのおかげで僕たちはアイドルにさせていただいているので、遥としても大倉空人としてもワクワクしてすごく楽しかったです」とうれしそうに話した。
加えて、杢代は「今回はTerzettoが主題歌を務めましたので、それもうれしくて、楽曲を描いてくださったのも僕たちのグループでもお世話になっている方で、個人業でもお世話になれるというのはありがたいですし、うれしさはすごかったですね」と感慨深げに語った。
同じ質問に、松井は「個人的には結構違って、(PRISMは)僕が所属しているIMP.というグループカラーではないグループですし、昴流はエースなんですね。僕はIMP.ではエースでもないので、頭を張るのが怖かったですね」と胸中を告白。すると大東は「今の『エースじゃない』ってところに引っかかってしまって、僕はCLASS SEVENというIMP.さんの弟分的グループなんですけど、今回、松井さんと共演するとメンバーに話したときに嫉妬で溢れかえったので、松井さんはIMP.さんのエース的なポジションです」と力強く語り、松井は「ありがとな。ご飯奢るからな」と上機嫌になった。
最後に、締めのコメントを求められた松井は「この作品はキュンキュンが止まらなくて熱い気持ちになるドラマです。そんななかでもほっこり面白い部分もあったりして、男女問わずいろんな世代の方に愛していただける作品になっていると思います。僕らキャストみんなもそうですし、スタッフさん一同、皆さんに楽しんでいただけるように精一杯頑張っておりますので、『熱愛プリンス』という作品を愛していただけたらなと思います」とアピール。
杢代は「この作品はとても笑顔になれる作品だなと思っていて、もちろんキュンキュンできる場面もそうですけど、それ以外でも兄弟の絆だったり、アイドル同士の関係だったり、何よりアドリブもあったりして笑える作品になっているので、日常生活でちょっと嫌なことや悩みごとがあると思いますが、このドラマを観ているときだけは非日常感を味わってリフレッシュしていただいて、明日から頑張ろうと思える、そんな活力が生まれるドラマになっているなと思います。ぜひ元気になっていただいて、笑顔になっていただいて、最終話まで楽しんでいただけたらうれしいです」と言葉に力を込めた。
この他、イベントでは“ねつぷり胸キュン台詞対決”がTerzettoチーム vs PRISMチームで行われたが、2対2の同点となり、後日、全員の罰ゲームの様子がSNSにアップされることとなった。
番組情報
MBS『熱愛プリンス』
03/06(木)より順次放送スタート
MBS:03/06(木)より毎週木曜25:29~
テレビ神奈川:03/06(木)より毎週木曜25:00~
テレビ埼玉:03/10(月)より毎週月曜24:00~
群馬テレビ:03/11(火)より毎週火曜24:30~
とちぎテレビ:03/12(水)より毎週水曜25:00~
チバテレ:03/13(木)より毎週木曜23:00~
原作:青月まどか『熱愛プリンス お兄ちゃんはキミが好き』(宙出版)
出演:杢代和人(原因は自分にある。) 松井奏(IMP.) 林芽亜里
大倉空人(原因は自分にある。) 小泉光咲(原因は自分にある。) 大東立樹(CLASS SEVEN) 芳賀柊斗(Lienel) 増子敦貴(GENIC)
監督:富田未来 かとうみさと
脚本:舘そらみ
主題歌:Terzetto「僕だけのPrincess」(SDR)
音楽:岡出莉菜
(C)青月まどか/「熱愛プリンス」製作委員会・MBS