■大阪では目黒蓮から最強バディ・佐野勇斗への感謝の手紙も披露
目黒蓮が現在上映中の劇場版『トリリオンゲーム』の舞台挨拶で、自身初となる主演映画の地方キャンペーンを行い、ハル役の目黒蓮、ガク役の佐野勇斗、凜々役の福本莉子のトリリオンゲーム社創立メンバーで、佐野の故郷の愛知と福本の故郷の大阪で大ヒット御礼舞台挨拶が行われることとなった。
目黒が演じる天性の人たらしで信念のためにワガママを突き通す“世界を覆すハッタリ男”の【通称:ハル】と、佐野勇斗演じる気弱で心優しい“凄腕エンジニア”の【通称:ガク】が、1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いでこの世のすべてを手に入れようとする波瀾万丈のドラマを描いた『トリリオンゲーム』。人気を呼んだ原作コミック・ドラマに続く劇場版では「日本初のカジノリゾート」開発に挑む二人を描いてよりスケールアップし、2月14日から劇場公開中だ。
■大ヒット御礼舞台挨拶in大阪
大阪での舞台挨拶では、目黒から「大阪に来れたことがうれしい。皆さんが楽しんで本作も観てくださっている声も聴いているので、今日も皆さんと楽しい時間が過ごせたらと思っています」と挨拶。
続いて佐野が「皆様、今日は来てくださって誠におおきに!」と関西弁を交えて挨拶すると、目黒から「なんでやねん!!」とこれまた関西弁で突っ込みが入り、それでも「すごいたくさんの方からの反響の聞こえてきている。うれしい気持ちでいっぱいなので、皆さんに面白い話をたくさんサービスするから、楽しみにしときや!」と応えて観客を沸かせる一幕も。
福本からも「週末ランキングで劇場版『トリリオンゲーム』が一位というニュースを見たりして、毎日うれしいです!」と本作の反響も耳に届いていることにふれながら足を運んでくれたファンにお礼を述べた。
コンサートなどで大阪に来ることはあるが、主演映画での初めての地方キャンペーンという目黒は「いつもの大阪に来る雰囲気とは違う。大阪の皆さんは、ライブの時も熱気を感じるので、今日もたくさん熱いコミュニケーションをとれればと思っています!」と語り客席からは大きな拍手が。
朝ドラの撮影で大阪に1年間滞在していたという佐野は「1年間滞在したので、大阪出身の人はだいたい地元の友達と思っている」と話すと、目黒から「1年で!?」と突っ込みが入るなど、舞台挨拶でも最強コンビぶりを発揮。
そんなやりとりに大阪が地元の福本は「18年間大阪で過ごしたので、大阪が地元です」と話して佐野との歴の長さの違いをアピール。
そして今回の舞台挨拶がいつも映画を見に来ていたTOHOシネマズ梅田だったことへの感慨も語り、佐野が「1年で話したのが恥ずかしい…(福本が)一言言うたびにこちらを見てきて…腹立たしい(笑)」と話すと、目黒から「撮影期間中も二人(佐野と福本)は、こんな感じでもめてた(笑)」と、トリリオンゲーム社創業メンバーの3人の撮影時の裏話も披露した。
公開から約1週間が経ち、観客動員数65万人を超え、今日にも興行収入10億円突破間近と伝えられると、3人は「ありがとうございます!」と来場者に感謝を伝えた。
また、公開日翌日の15日には目黒の大親友で本作にも出演している原嘉孝のtimelesz加入、そして2月16日は28歳のお誕生日とおめでたいこと続きだった目黒は「本作を一人でも多くのお客さんに見ていただけているということと、(timeleszに加入することで)原もこれから一人でも多くの皆さんに存在を見ていただける機会が増えていく。そういうことも自分の夢の一つだったので、本当にうれしいです。ちゃぼす!」と原嘉孝が使う挨拶フレーズ「ちゃぼす!」を使いながら嬉しそうに答えた。
本作の反響に佐野は「兄弟や友達、マネージャーもプライベートで今も中継先のどこかで見ているはずで、周りの人が見にいってくれている。こんなに周りから反響があることが中々ないので、すごくうれしい!」、福本は「姉が初動が大事だから、と初日に見に行ってくれた。すごくおもしろかったと言ってくれた!」と語った。
大ヒットスタートを切ッたことで、早くも続編を望む声が多く上がっているということから、次はどんな事業に挑戦したいか尋ねられると、目黒からは「粉もん事業です」「特にたこ焼きに力を入れていきたい」と好きだからこそ挑戦したいと野望を語った。
そして佐野が舞台挨拶前にたこ焼きを食べたことを聞くと、目黒は「今食べてきた方がいいですか!(笑)」と舞台から降りようとする一幕も。
佐野からはしどろもどろになりながらも「海の底」というキーワードを話し、目黒から「頑張れ! 輝け!」と応援を受ける中、「海底で…お城を建てて、海底に旅行に行く!」と仰天のアイデアを提案。
福本が「昨日の夜から真剣に考えてきた」という前置きを話すと、目黒から「僕たちが真剣じゃないみたいじゃん!」とツッコミが入る中、「トリリオンエアー、航空会社です!」とアイデアを披露。「飛行機の中でも、『プチプチアイランド』や『トリリオンTV』のものも遊べる、『トリンリンペイ』も使えて、今までの集大成事業にできると思う!」と演じる高橋凜々が提案したような完璧なアイデアを披露。
そして最後は目黒が「ハルが考えるのは、僕たちの予想の遙か上を行くと思うので、実際はどんな考えがあるのかは、僕たちにも分からないですが、トリリオンゲーム社の先もすごく楽しみ」と締めくくった。
最後に目黒から「トリリオンゲームという作品は間違いなく勇気をくれるような作品。日ごろちょっとある悩みなどもこの映画を見ている瞬間は、忘れて前向きになれるような作品なので、少しでも多くの方に作品を通して勇気を与えられたらいいなと思いますので、これからも皆さんにトリリオンゲームを愛していただけたら嬉しいと思います」とメッセージを送り、コインに“おおきに”と書かれたイラストパネルを持ったお客さんを背に記念写真を撮って、1回目の舞台挨拶を終えた。
大阪での二回目の舞台挨拶では、初日舞台挨拶で佐野が目黒への誕生日祝いの手紙を送ったことを受けて、今度は目黒から佐野への感謝の手紙を送るというサプライズが。
佐野くんへ
この前、佐野くんが熱い手紙を書いてくれて、とても嬉しかったので、僕も昨日書きました。
まず、ドラマの「トリリオンゲーム」が決まった時に、「バディとなるガクは佐野勇斗さんです」と言われた時、下調べをしたのですが、一番に出てきたのがインスタライブの佐野飯でした。
たくさんのコメントに素早く答えて、突っ込んだり、ボケたり、とにかくテキパキと明るい姿を見て、圧倒されて、今だから言えますが、ぼくとは性格が真逆で合わなさそうだなと(笑)(佐野:おい!)大丈夫かな、自分はあまり喋らないし、ノロマなので、佐野勇斗さん僕と長時間話すのつまらないだろうな、可哀想だなと思いました。
だけど、初めましての時、佐野飯の時の瞬発力がある姿とは打って変わって落ち着いていて、物事をしっかり考えて真面目な人だなと、一瞬で話が合いそうだと思いました。
インスタライブの佐野飯にしても、普段の明るさにしても、すべては真面目にファンの方やグループのために、楽しませたい、盛り上げたいという気持ちからきているんだなと感じて、尊敬していると同時に無理はしすぎないでほしいと心配になるところもあります。
佐野くんは本当に心が綺麗で、常に周りを見ていて、こんなにかっこいいのに二枚目以外のキャラクターもできて、バラエティもできて、こんなにマルチに活躍できる人はなかなかいないと思います。
前に二人で焼肉屋を食べている時に、佐野くんが「目黒くんみたいになりたい」と言っていたけど、僕からしたら、佐野くんみたいになれたらどれだけいいだろうと思います。佐野くんがいつも尊敬しているとか、憧れているみたいなことを色んなところで言ってくれるけど、そんな僕が佐野くんを尊敬しているし、憧れています。
佐野くんは佐野くんらしく、とにかく幸せに過ごしてほしいと心から思っています。それが一番。
大人になって、こんなに大切に思える人とは出会えないと思うから、そんな出会いを作ってくれたトリリオンゲームは僕にとって財産です。
そして最後に。僕も佐野くんの味方です。ずっと。
これからもよろしくね。目黒蓮
手紙を読み終えた目黒は「あ~書いちゃった…」とテレ笑い。佐野は「よくないよ…」と嬉しそうに答えつつ、目には光るものが。
目黒は「思いついちゃったんだよ。この間すごく熱い手紙をくれたので、返せることがあるなら僕も返したいなと」と語り、さらに「福本さんには手紙はないんですけど…」と申し訳なさそうにしながらも「でも、佐野くんにもそうだし、福本さんにも本当に感謝していて、凜々というキャラクターが福本さんで本当によかったなって僕も心から思っているし、皆さんに本当に感謝しています」お礼の言葉を送った。
感想聞かれた佐野は「嬉しいですよ、味方って言ってくれましたし、でもちょっと始めは仲良くなれないかもと思ってたんだ…」とのリアクションに会場から笑いが。
二人の関係をドラマからも一番近くで見ていた福本は「最強バディです! ハルさんとガクさんがそのまま飛び出してきたかのような…お互いが刺激になっていて、お互いがリスペクトし合っているのが、見ていても感じますし、そんな関係性を大人になってから築くのは本当に難しいことだと思うんですが、この作品を通して絆が深まっていく姿を見るのは胸が熱くなります。先程“福本さんが凜々でよかった”と言ってくれた言葉が、ドラマの時にハルが凜々に言うセリフとリンクしていてグッときました!」と中まである二人への思いを語った。
■大ヒット御礼舞台挨拶in名古屋
続く名古屋での一回目の舞台挨拶では、目黒が「楽しんでいただけましたでしょうか?」と挨拶すると会場からは大きな拍手が。
さらに愛知出身の佐野が「名古屋~でら、盛り上がってるかい~? 名古屋~、トリリオンゲームどえりゃ~好きかい~?」と盛り上げ、福本は「本日はお集りいただき、でら、感謝です!」とお茶目に挨拶。
佐野が所属するアイドルグループM!LKのメンバーカラーが“ピーチヒップピンク岡崎”と、地元岡崎市への愛について尋ねられると「若い時に自分で色を決めていいよと言われ、岡崎市の観光伝道師に任命され、つけた方がいいかな…とつけたんですが、大きな場で言われると恥ずかしいですね…(笑)」と照れる一幕も。
続いて目黒演じたハルのキャチフレーズ“天性の人たらし”に因み、目黒を“天性の●●”とキャッチフレーズをつけるとしたらという質問に、佐野は「天性の神様。歌もダンスもお芝居もすごいんですが、人間力がすごいんですよ…裏で誰にどう思われるでもない所でも、さっきも重い荷物を持ってる人を助けてくれたりとかしていて。そういうことってなかなかできることじゃなくて…僕もこんなに人のことを言わないんですが、本当にすごいなと思います」と答える。
すると目黒も「佐野くんもすごいですから! こんなに陽キャっぽくしゃべっていますが、本当はめちゃくちゃ陰で…ちょっとでも盛り上げようと今頑張ってます!」「無理してるヤツみたいじゃん!(笑)」と佐野との仲の良いやり取りを見せる。
福本は目黒を「天性の努力家」と分析。「今回の劇場版でもかなり長台詞があったんですが、それを本番中、噛んだりしてるところを見たことがないんですよね、裏での努力が歌や踊りもされている中で、お芝居をきちんと覚えられて座長として現場にいらっしゃるので、その努力がすさまじいと…」と語ると、目黒は照れ隠しに「次の質問にいきましょう」と言いつつ「それはみんな努力していますから…福本さんも皆さんも劇場版に陰での努力をして、向き合って下さっていたんだなと思います」と答えた。
そして目黒の最後の挨拶では「この勇気をくれるようなエンターテイメントをもっともっと皆さんに楽しんでいただきたいですし、今後、トリリオンゲーム社がどこまでいくのか、皆さん期待して…僕もどうなるか分からないですが…夢の続きを皆さんと一緒に見ていけたらいいなと思います。これからもトリリオンゲームをよろしくお願いします!」と締めくくった。
(C)2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 (C)稲垣理一郎・池上遼一/小学館
映画情報
劇場版『トリリオンゲーム』
公開中
出演者:目黒蓮 佐野勇斗
今田美桜 福本莉子・鈴木浩介 竹財輝之助 あかせあかり 原嘉孝 津田健次郎/シシド・カフカ 田辺誠一
石橋凌/吉川晃司 國村隼
原作:稲垣理一郎/作画:池上遼一 『トリリオンゲーム』(小学館 ビッグコミックスペリオール 連載)
監督:村尾嘉昭
脚本: 羽原大介
主題歌:Snow Man「SBY」
(C)2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 (C)稲垣理一郎・池上遼一/小学館
劇場版『トリリオンゲーム』公式サイト
https://trilliongame-movie.jp/