■赤楚衛二、中島裕翔と一緒にHYのライブへ!「大人気ない盛り上がり方をしていました」(中島)
HYの名曲『366日』が紡ぎだす、20年の時を超えた純愛ラブストーリー『366』(2025年1月10日公開)。
12月12日には本作の主演の赤楚衛二とヒロイン・上白石萌歌によるクリスマスツリー点灯式が神奈川県川崎市のラ チッタデッラ 噴水広場で行われた他、中島裕翔(Hey! Say! JUM)、玉城ティナ、新城毅彦監督も参加した完成披露舞台挨拶がチネチッタCINE8にて実施された。
大勢の通行人が見守るなかで行われたクリスマスツリー点灯式。ここ川崎は湊(赤楚)と美海(上白石)にとって印象的なシーンの撮影が行われた場所だけに「ふたりで手を繋いで歩くシーンを撮ったのを思い出した」と懐かしそうな赤楚は「周りに一般の方もいたので『不仲ごっこしない?』と話して、カットがかかった瞬間に手を離して『やめてよ』みたいなことをやっていました」と思い出し笑い。
上白石も飲食店が多いことから「誰がコーヒーを買うのかを決めるコーヒーじゃんけんをしました」と楽しそうに報告し、「で、私が負けて皆さんに奢ったという…」と苦笑した。
ふたりのうしろにそびえるのは、劇中の湊と美海が一緒に暮らしていた部屋をモチーフにした『366』仕様のオリジナルクリスマスツリー。意外にも点灯式初体験という赤楚は上白石から「初の点灯式ということで緊張されている」と暴露されるも、ふたりでしっかりと点灯ボタンをスイッチオン。
ツリーの電飾に加えて、『366日』と書かれたロゴかかわいくピンクに輝くなかで、赤楚は「今年初めてクリスマスを感じた! 本当に幸せです!」と笑顔。上白石も「とてもかわいい! 素敵!」と声を弾ませて、「私も今年でいちばんクリスマスを感じた瞬間でした」とうっとり目を細めていた。
会場を映画館に移して行われた完成披露舞台挨拶は満員御礼。主演の赤楚が「皆さんに楽しいトークをお届けしたい」と上映前の観客に呼び掛けると、上白石も「皆さんに作品をいっそう楽しんでいただけるよう我々もぽかぽかトークをしていきたい」とかわいい意気込み。すると赤楚は上白石のワードチョイスにハマったのか「公開まで1ヵ月切っていることもあり、胸がぽかぽかしています」とぽかぽかの心境を明かして、上白石から「ぽかぽかの使いまわしが!」と突っ込まれた。
しかしそんな上白石も「本作はうるう年がキーワードですが、偶然にも赤楚さんの誕生日が3月1日で、私の誕生日が2月28日。我々の間に366日があるということで、御縁を感じています」と運命的な偶然を明かして、「そんな作品をいち早く皆さんに観ていただけるということで…私も胸がぽかぽかしています」と、さっそく使いまわしていた。
美海に恋心を抱きつつも優しく見守る幼馴染・嘉陽田琉晴役の中島は、赤楚との共演に「数少ない同年代のひとりだった赤楚君とのお芝居は楽しかった。恋のライバル役なのに…複雑な気持ちだった」と笑うと、赤楚も「僕も同年代との芝居がなかなかないので、貴重でした。ただ共演シーンが少なかったので、最後の日はとてもお話をした」とうれしそうで、中島は「時間を取り戻すかのように話しまくって、男同士の時間を楽しみました」とふたりの仲の良さを伺わせた。
湊に想いを寄せながらも美海との恋を応援する大学の友人・望月香役の玉城は、物語の舞台のひとつである沖縄出身。「映画のモチーフになっているHYさんの曲だったり、海の景色だったりを見て学生時代を思い出すような感覚がありました」と故郷を懐かしんでいた。
一方、新城監督は「湊が月で、美海が太陽でいてほしい」というイメージでふたりの恋模様を捉えていったという。すると赤楚は「太陽はあくまで湊のこと。僕はむしろ火星くらいの存在」と謎の自己分析。中島から「どういう立ち位置!?」と問われると、赤楚は「太陽と月があって、よくわからないところに火星がある」と説明するも、謎は深まるばかりだった。
本作出演が縁で、赤楚と中島は一緒にHYのライブに足を運んだという。赤楚が「泣けるし笑えるところもあるしでグッと来た。温かい気持ちになりました。手を挙げるところがあって、ふたりして『はい!はい!』と手を挙げた」と振り返ると、中島は「大人気ない盛り上がり方をしていました」とライブを満喫したことを報告した。
一方、上白石は主題歌HY『恋をして』について「みんなの気持ちを代弁している曲で、聴いたときはこの曲に見合うお芝居をしなければと背筋が伸びる思いでした。この映画のアンサーソングだと思った」と感激。玉城も「上白石さんに完全に同意。映画を観た後あとに包み込んでくれるような曲です」とすっかりお気に入りの様子。
また、今回の完成披露試写会の応募の際に公募した「クリスマスや冬の恋」にまつわるエピソードを紹介するパートでは「意中の人にかわいいと褒めてもらえた」「クリスマスの日にやっと手を握ってくれ、うれしさでイルミネーションがさらに輝いて見えた」「イルミネーションを見ながらプロポーズされた」などの高レベルキュンキュン話に赤楚がキュン死。
悶々としてうろつく赤楚に中島が「そんなにキュン少ないの、日常?」と心配すると、赤楚は「普段仕事をしていてキュンなんてあります!? ううう…苦しい」と笑わせた。
そんななか、目前に迫ったクリスマスにちなんで「大切な人と過ごす理想のクリスマス」をそれぞれ発表。赤楚は「バラ100本」といい、「デートはどこでもいい。帰り際に忘れ物があると取りに戻って、バラ100本を取り出してのメリークリスマス!」と解説すると、中島からは「おお、これはドラマの見すぎかもしれないぞ!」とのツッコミが。
上白石は「あえてインドアゲーム三昧」と発表。玉城も偶然「おうちでまったりクリスマスパーティー」と似た者同士だった。
そして中島は「プレゼント交換」といい「毎年Hey! Say! JUMPでプレゼント交換する。今年は年末の自分たちのライブでのタイミングになりそう。今プレゼントを選んでいます」とワクワク顔。プレゼント交換はくじ引き形式だそうで「デビュー間もない頃はゲーム機やゲーム機の予備バッテリー、それから徐々にカタログや枕になった。ちなみに当たっていちばんうれしくなかったのは八乙女(光)からもらった小さな置物! でも今思うとそれも面白い」と振り返っていた。
最後に新城監督は「HYさんの『366日』からインスパイアされた映画ですが、その曲を聴いたときと同じような気持ちになれるような作品になっていると自負しています。湊と美海のラブストーリーが軸ではありますが、様々な愛の形もあって人を愛することの素敵さなどが描かれています。最終的にぽかぽかな温かい気持ちを持って帰っていただけたらうれしいです」とアピール。
主演の赤楚も「登場人物全員が優しくて、その優しさゆえの切なさ苦しさ温かさを感じてもらいたいです。人を愛すること、想うことの素晴らしさが詰まっている作品です。366日と聴いたらHYさんの楽曲を思い出すと思いますが、またあらたに心のなかに映画『366日』が思い出として残ってもらえたらうれしいです」と期待を込めていた。
映画情報
『366日』
2025年1月10日(金)公開
主演:赤楚衛二
出演:上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナ、
稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平(友情出演)、石田ひかり(友情出演)、
国仲涼子、杉本哲太
inspired by HY 「366日」
監督:新城毅彦
脚本:福田果歩
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 松竹
(C)2025映画「366日」製作委員会
映画『366日』作品サイト
https://movies.shochiku.co.jp/366movie/