■「日本でのドームツアーはMOAの愛と応援がなかったら叶えられなかった僕たちの大きな挑戦」(HUENINGKAI)
TOMORROW X TOGETHERが、11月30日と12月1日に、自身初となる日本4大ドームツアーの追加公演、『TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR <ACT : PROMISE> ENCORE IN JAPAN』を京セラドーム大阪で開催した。
「Deja Vu [Japanese Ver.]」「9と4分の3番線で君を待つ (Run Away) [Japanese Ver.]」で幕を開けた本公演は、YEONJUNの「叫べー!」の声で一気に会場のボルテージが上がり、集まったMOA(TOMORROW X TOGETHERのファンの呼称)からは大歓声が沸き起こった。
MCで「MOAの男、BEOMGYUやで♡」と関西弁を交えて自己紹介したBEOMGYUに続き、TAEHYUNも「えーやんえーやん! このテンションのまま、今日は夜を明かすくらい楽しむでー!」と関西弁を披露すると、会場からは大きな歓声が。
また、現在休養中で本公演に不参加のSOOBINについて、「昨日SOOBINさんから連絡が来ました。ネットで(昨日の)公演の感想を探して見ていたみたいです」と伝えられると喜びの声が上がり、YEONJUNが「SOOBINの分までMOAの声で埋めてもらえますか?」と問いかけると、大歓声と共に会場は一体感に包まれた。
続いて「0X1=LOVESONG (I Know I Love You)feat. 幾田りら[Japanese Ver.]」「Sugar Rush Ride」「Chasing That Feeling」「Magic」といった人気曲を次々と披露し、韓国の伝統音楽風にアレンジされた「Sugar Rush Ride」についてBEOMGYUは「(この曲は)たくさんパフォーマンスしたけど、毎回みんなの『うわ~!!』って反応がうれしいです!」と話した。
メンバーがそれぞれ気球に乗って2階席にも届くほどの高さで披露された、日本オリジナル楽曲の「永遠に光れ (Everlasting Shine)」「Force」「きっとずっと (Kitto Zutto)」では、メンバーとMOAの距離が縮まり会場の熱気がさらに高まった。
再びステージに集合したメンバーは「Thursday’s Child Has Far To Go」と、続く「Trust Fund Baby」をしっとりと歌い上げた。うっとりとした会場の雰囲気を一転、黒い衣装に身を包んだメンバーが「Back for More」「Tinnitus (Wanna be a rock)」のパフォーマンスで会場を魅了したかと思えば、「PUMA」「Good Boy Gone Bad[Japanese Ver.]」「Growing Pain」とロックなステージを繰り広げ、会場は 最高潮の盛り上がりに。
HUENINGKAIが「日本でのドームツアーはMOAの愛と応援がなかったら叶えられなかった僕たちの大きな挑戦だったんですが、2日間アンコール公演でいただいた応援も愛も忘れません!」とMOAへの感謝を伝え、「I’ll See You There Tomorrow」で本編を締め括りステージをあとにした。
公式キャラクターであるPPULBATUたちのリードで、会場にTOMORROW X TOGETHERコールと「紫陽花のような恋 (Hydrangea Love)」の合唱が響き渡ると、メンバーが再びステージに登場。日本ツアーで初めてとなる「Over The Moon」のパフォーマンスを披露し、最後に集まったMOAへ感謝の言葉を伝えた。
TAEHYUN「6ヵ月のPROMISEの旅が今日終わりました。さみしい気持ちもありますが、ベストを尽くしたのでとても気分がいいです。そして6ヵ月間、幸せそうなMOAの皆さんを見ることができて僕も幸せでした。僕たちのことを好きで会いに来てくれるなら、僕たちはいつでもまた戻ってきます。(皆さんが)会いたくないと言っても、僕が会いたいのでまた戻ってきます。だから会うことを約束しましょう。6ヵ月間本当にありがとうございました。」
YEONJUN「さみしい気持ちもあり、スッキリした気持ちもあります。6ヵ月に渡る大きな旅が終わろうとしているので、昨日の夜は不思議な気分でした。こうしてアンコール公演をさせてくれたMOAの皆さん、本当にありがとうございます。MOAの皆さん、スタッフの皆さん、たくさんの方のおかげで僕たちがこうやって6ヵ月間のツアーを成功させることができました。ただひとつだけ、SOOBINと一緒に締め括れなかったのが残念ですが、すぐにまた5人で戻ってくるので、それまで少しだけ待っていてください。」
BEOMGYU「この2日間でいただいた愛が大きかったので、さみしい気持ちが大きいです。できることなら一生、毎日このコンサートができたらいいと思うくらい幸せな公演でした。早くまた5人でひとつになって、いいステージをたくさんお見せしたいと思います。この大きな京セラドームを端の方から2階の後ろの方まで、いっぱいに埋めてくださって、とても大きな力をもらいました。2日間、3時間を超える公演を応援してくださったMOAの皆さん、本当にありがとうございます。」
HUENINGKAI「本当に有終の美を飾れたと思います。この美しい光景を思い出に残すことができて本当に幸せです。6ヵ月の旅を一緒に過ごしてくれたことに感謝を伝えたいです。コンサートはこうして終わりを迎えますが、僕たちは年末のステージに向けて素敵でかっこいいパフォーマンスを準備しているので期待してほしいです。12月になり寒くなってきたのでMOAの皆さん、暖かくして過ごしてくださいね。今年、残りの日々も幸せで元気に過ごしてくれたら嬉しいです。」
そしてスクリーンには「つぎは必ず会いにきます! そのときにまた会おうね。MOAもメンバーのみんなもだいすき」とMOAとの再会を約束するSOOBINの手書きメッセージが映し出され、会場は温かい雰囲気に包まれた。
さらに、名残惜しそうなMOAの歓声に応えるかたちで「5時53分の空で見つけた君と僕[Japanese Ver.]」「Sweet Dreams」「MOA Diary (Dubaddu Wari Wari) [Japanese Ver.]」などを追加で披露し、大きな歓声と拍手が鳴り響くなか、公演の幕が降りた。
全席ソールドアウトとなった満員の京セラドーム大阪でのアンコールコンサートを成功裏に終え、自身3度目となるワールドツアーを完走したTOMORROW X TOGETHERは、大晦日に『第75回NHK紅白歌合戦』に出演し、2024年を締め括る予定だ。
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