■「MINIがどうやったら楽しんでくれるかを考えて作った、MINIのためのコンサート」(INI後藤威尊)
INIが、9月21日より自身最大規模の11都市をめぐる『2024 INI FAN-CON TOUR [FLIP THE CIRCLE]』を神奈川・ぴあアリーナMMよりスタートさせた。
本ツアーは、INIからMINI(INIのファンネーム)へ「パフォーマンスを見て楽しんでもらいたい、笑顔になってもらいたい」という気持ちだけではなく、コンサートを通じてMINIからINIへ、直接たくさんの声援を聞くことで「頑張る糧や幸福感をもらっている」ことから、INI→MINI、MINI→INIというループがひとつのサークル(円、丸、輪)になっているという意味を込めて「サークル」をテーマに、円や丸が随所に散りばめられた公演に仕上がっている。以下、神奈川公演最終日となる9月23日のライブレポートを掲載する。
【ライブレポート】
暗闇にレーザーが降り注ぐなか、オープニングではロープを使ったインパクトのある演出でメンバーが登場すると会場は割れんばかりの大きな歓声に包まれ、「DILEMMA」を披露。西 洸人の「横浜ラストー!」の掛け声で、「MORE」「Dramatic」「LEGIT」をメドレーで披露し、「FANFARE」ではスモークやボルケーノをふんだんに使用したなか、11人が一列に並び一糸乱れぬ大迫力のパフォーマンスで会場をさらに熱くする。
続く、「10 THINGS」と「TELEVISION」ではトロッコに乗り、よりMINIの近くへ行きサインボールのプレゼント。今回のテーマ「サークル」にちなんで丸形のモニターに丸いカラフルなボールの映像が流れるなど「サークル」の世界観を表現した演出で観客を楽しませた。そして、アニメのオープニングテーマ曲にも起用された「Whatever Happens」を本ツアーで初披露。切なく力強い歌声でエモーショナルなステージを作り上げた。
MCになると、レギュラーを務めるラジオ番組『From INI(通称:フロイニ)』のコーナーを開催。来場者からその日のテーマについてお便りを事前に投函してもらい、抽選で選ばれたお便りを読み上げる。
本日のテーマは「これだけは譲れないこだわりは?」について、西 洸人は「家が好きなので、少し遠いときとかでもホテルじゃなくて家に帰ります。ホテルだとめちゃくちゃ気が張っちゃって、大親友の家でも寝た気になれない!」、田島将吾は「最近、寝るときのこだわりあるのよ。枕を使わずに5分くらい寝てから、枕を使って寝る! その工程があることによってリラックスできる!」と譲れないことを告白。
直接MINIと話すなど、ファンコンならではの距離の近さを感じられるコーナーでメンバーもMINIとの交流を楽しむ様子が見られた。
その後、YouTubeにアップしたPractice Videoが200万回越え再生を記録した「MR.TAXI」をカバー。このサプライズに観客もとても盛り上がり、「Walkie Talkie」「BOMBARDA」と続き、会場のボルテージが最高潮のなか、本編が終了。
本編終了後、「INI! INI!」とアンコールを待ち望むMINIから手拍子が沸き起こり、グッズTシャツを着用したメンバーが再登場。後藤威尊は「楽しかったね! このツアーは僕たちがMINIがどうやったら楽しんでくれるかを考えて作った、MINIのためのコンサートなので喜んでくれていたらうれしいです!」と挨拶し、許豊凡は「僕たちは縁があってここに集まってINIとMINIで素敵な円を作っているわけで、また次に会えるとき笑顔で会いましょう。ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝え、大盛況のなか、 神奈川公演を締め括った。
また、After Partyとなる『2024 INI FAN-CON TOUR [FLIP THE CIRCLE:After Party]』の開催が決定。詳細は公式サイトまで。
(C)LAPONE Entertainment
ライブ情報
『2024 INI FAN-CON TOUR [FLIP THE CIRCLE:After Party]』
11/18(月)鹿児島・川商ホール 第一
11/21(木)沖縄・ミュージックタウン音市場
11/22(金)沖縄・ミュージックタウン音市場
INI OFFICIAL SITE
https://ini-official.com