■ラストの「GOOD DAY」では、写真・動画撮影がOKとなりショーケース終了直後にネットで一気に拡散!
BOYNEXTDOORが、7月10日、日本1stシングル「AND,」で待望の日本デビューを果たした。彼らは、記念すべきこの日に、六本木ヒルズアリーナで同作の発売を記念したショーケースを開催。抽選で選ばれた大勢のファンが見守るなか、メンバーは日本で本格的に活動できる喜びを伝え、気合いの入ったパフォーマンスを繰り広げた。
【ライブレポート】
イベントの開始予定時間になり、司会の古家正亨の呼びかけでBOYNEXTDOORが颯爽と登場。歓声があちこちからわき上がる。いずれのメンバーも充実した表情に見えるのは、あらたな第一歩を歩き始める高揚感や、ほどよい緊張感があるからだろう。
マスコミ向けのムービーとスチールの撮影を終えた彼らは再びステージ中央へ。まず挨拶代わりにと披露したのは「AND,」のオープニングを飾った「One and Only(Japanese Ver.)」だ。レゲエのテイストをにじませる涼しげなサウンドと軽やかなステップは、日差しがまぶしいこの時季によく似合う。ナチュラルな日本語で歌われる今回のバージョンは新鮮さがあり、会場にいたONEDOOR(公式ファンダム名)はこのパフォーマンスだけでも十分に満足したに違いない。
汗を拭く時間もあまりないまま次に始まったのは、同じく「AND,」に収められたタイトル曲の「Earth, Wind & Fire(Japanese Ver.)」。6月19日に行われたこの曲の先行配信&リスニングパーティでは、メンバー全員がサプライズで現れ、リアルな歌と踊りで場を盛り上げたが、今回見せたしなやかなダンスや勢いのあるセルフSped Upは、よりパワフルになり、輝いていたように思う。
ここでようやくトークタイムへ。「皆さんにお会いできて本当にうれしいです!」。元気いっぱいのメンバーらは、日本のONEDOORと直接触れ合える喜びを次々と口にする。司会者とのやりとりでは、日本での活動に対する意気込みや目標を語り、「AND,」のために日本で撮影した写真やレコーディングに関するエピソード、日本で気に入ったものなども紹介。おかげで会場内は穏やかな空気になり、同時に祝祭ムードも高まっていった。
短くも充実したイベントは早くも終わりに。会場に駆けつけたONEDOORに感謝の言葉を述べたメンバーたちは、最後のナンバーの準備のために一度バックステージへ。司会者のトークを挟み、再び舞台に立つと、今度は「AND,」のラストナンバーで日本オリジナル曲の「GOOD DAY」を熱唱。ソフト&メロウなトラックとみずみずしいボーカルでイージーリスニング的な魅力を振りまいたステージングは、一音一音が心地よく響く。きっと会場にいた多くの人たちがイベントのハイライトだと実感しただろう。
今回の「GOOD DAY」のパフォーマンスでは、BOYNEXTDOORからONEDOORへのサプライズプレゼントとして、観客も写真・動画の撮影ができることに。SNSへのアップも可能ということで、ショーケース終了直後にネット上に彼らの話題が溢れ、日本1stシングル「AND,」の情報も一気に拡散した。
また、7月10日0時に公開された「Earth, Wind & Fire(Japanese Ver.)」のMVフルバージョンは、シャープでユーモラスな演出・構成が早くも話題を集め、驚異的なスピードで再生回数を伸ばしている。
非常に良い状況下でスタートを切ったBOYNEXTDOORは、これから日本でどのような展開を見せ、どのような記録を生み出していくのだろうか。とにかくファンとしては、日本における活動がグループの成長に繋がるとともに、音楽シーンの“次の扉”を開くきっかけになることを期待したいところだ。
TEXT BY まつもとたくお
(P)&(C) KOZ Entertainment.
リリース情報
2024.07.10 ON SALE
SINGLE「AND,」
BOYNEXTDOOR OFFICIAL SITE
https://boynextdoor-official.jp