■「大好きな水曜日のカンパネラという場所でも頑張っていきますが、ソロの活動も頑張っていきます!」(詩羽)
水曜日のカンパネラが、3rd EP『POP DELIVERY』を引っ提げたZeppツアーを、7月3日、Zepp Sapporoからスタートさせた。
【ライブレポート】
オープニングの映像では、少し前に撮影されたばかりの、札幌を楽しむ詩羽の映像が盛り込まれ、そこからライブが幕開け。今回のツアーから、作詞作曲を担当するケンモチヒデフミもステージに登場し、会場を盛り上げていく。
ケンモチヒデフミの合図から、ライブでは初のパフォーマンスとなる「アルキメデス」からこの日のステージがスタート。
気持ちの良い爆音が会場に響きわたり、歌詞の中にある“アルキメデス! チャリでやってきた!”にかけて、デコチャリに乗って詩羽がステージに登場! 会場に歓声と笑いが起こる。
そして北海道といえばやはりこの曲、「シャクシャイン」。北海道の地名を羅列した歌詞に、会場の観客も盛り上がる。
「水曜日のカンパネラの詩羽です! そしてケンモチさんです! 初日、楽しんで行きましょう!!」という詩羽のMCに続けて、会場が一体となる恒例の楽曲「ディアブロ」。
「いい湯だね!」という掛け声が会場に響く。ダンサーを迎え入れて踊る「聖徳太子」など、間髪入れずに次々とパフォーマンスをしていき、テンションは上がりっぱなしだ。
7月7日の七夕を目前にして、「スマートフォンのライトをつけて!」という詩羽の合図でスマホライトが光った会場で「織姫」を熱唱。ライトが揺られて綺麗な光景が広がるなか、そのまま「ティンカーベル」で客中を練り歩く。
今回はケンモチヒデフミもMCに参加し、「水曜からデリバリー」という番組に見立てたコーナーを合間に挟みながら、ご当地のネタでファンは大喜び。まさかのジャンケン大会もあり、ワンマンライブならでは、のアットホームな空間が作られていった。
そして、この日の23時56分から放送が始まるTVアニメ『ラーメン赤猫』の主題歌である「赤猫」をパフォーマンス。「私の大好きな猫ちゃんの曲です!」と笑顔で叫びながら、会場いっぱいの手拍子が鳴り響いた。
3rd EPに収録されている楽曲を惜しみなくパフォーマンスしていき、後半は畳み掛けるように「たまものまえ」「マーメイド」「エジソン」とこの日いちばんの盛り上がりを魅せる。「たまものまえ」では、現地のスペシャルダンサーが参加し「コンココンダンス」を披露。
最後は恒例の「招き猫」で締め括り、全15曲をパフォーマンスし、ツアー初日を大成功で終えた。
■詩羽、ソロプロジェクトをサプライズ発表!
ライブが終わったと思ったそのとき、突然、会場が暗転し映像が流れた。詩羽のソロプロジェクトがスタートすることが発表されたのだ。ソロプロジェクト発表の映像が流れると、会場からは大歓声が沸き起こった。
「大好きな水曜日のカンパネラという場所でも頑張っていきますが、ソロの活動も頑張っていきます!」とソロ活動への意気込み語り、会場からは詩羽を応援する拍手が沸き起こった。
今後は、水曜日のカンパネラと並行して「詩羽」名義でも活動をスタート。発表後、7月4日0時より1st アルバム『うたうように、ほがらかに』のデジタル配信もスタート。アルバムには全8曲が収録され、作詞作曲は詩羽が手掛けている。
また、8月9日の詩羽の23歳の誕生日に初のワンマンライブも決定。水曜日のカンパネラのツアーも始まったばかり。今後の水曜日のカンパネラ、そして詩羽の活躍から目が離せない。
ライブ情報
詩羽 ワンマンライブ『うたうように、ほがらかに』新宿LOFT歌舞伎町移転25周年記念
08/09(金)新宿LOFT
水曜日のカンパネラ ZEPP TOUR 2024 〜POP DELIVERY〜
07/03(水)北海道・Zepp Sapporo
07/09(火)福岡・Zepp Fukuoka
07/17(水)大阪・Zepp Osaka Bayside
07/18(木)愛知・Zepp Nagoya
07/31(水)東京・Zepp Haneda
リリース情報
2024.08.09 ON SALE
詩羽
ALBUM『うたうように、ほがらかに』
詩羽 OFFICIAL SITE
https://www.utaha.jp/
水曜日のカンパネラ OFFICIAL SITE
http://www.wed-camp.com