■「(高橋海人が恋愛シーンを)照れなくなるまで見せようかな(笑)」(永瀬廉)
4月20日からスタートするテレビ朝日系オシドラサタデー『東京タワー』(毎週土曜 23時~)の記者会見が4月15日、東京の最旬スポット、港区の麻布台ヒルズで行われ、主演の永瀬廉(King & Prince)をはじめ、板谷由夏、松田元太(Travis Japan)、MEGUMIといった主要キャスト登壇。東京タワーをバックに、作品への思いや撮影秘話などを語った。
■本編では揃わない4人が一堂に!お互いの動向を探り「恋バナしてる感覚!」
永瀬&板谷、松田&MEGUMI。このドラマを彩る2組のカップルが一堂に会した本会見。実は本編でこの4人が揃うシーンというのは存在せず、貴重な4ショットとなった。
貴重な時間だったのはキャスト陣にとっても同じだったようで、「お互いのカップルがどういうことを紡いでいるのかも、台本でしかわからないので、こうして実際に会うと『そっちはどう?』って言い合っています(笑)」と板谷。MEGUMIも「噂には聞いてるよ、ってね」と同意すると、すかさず永瀬も「恋バナしてるような感覚でしたよね」と、楽しいひとときを過ごしたことを明かした。
今作で恋愛ドラマ初主演を務める永瀬。「初めて経験することばかりなので、日々撮影していて刺激にもなりますし、(板谷演じる)詩史さんとの距離感も、撮影を重ねていくたびにどんどん心の距離が近くなっていく感覚を覚えているので、日々、(自身が演じる)透とともに生きられているなと思います」と充実した日々を送っていると話し、「恋愛ドラマにおいては“好きになる”ことが絶対に大事。だからこそ詩史さんと過ごせる時間は詩史さんの言葉をしっかり聞いて、詩史さんの一挙手一投足を見逃さず、詩史さんのいいところを見つけてその空間を楽しんでいます」と、気持ちの上での役作りについても熱を込めて語った。
■10キロ減量で挑んだ松田に永瀬も驚愕&松田の“九九ニキ”はビジネスだった!?
そんな永瀬と今作でドラマ初共演を果たす松田。大原耕二として作品に臨むにあたり、10キロもの減量に挑んでいたことを明かし、そのあまりのストイックさにキャスト陣は騒然。永瀬も「まじで!? 俺、10キロなくなったら骨になるよ…」と相当驚いた様子を見せていた。
“九九ニキ”とも呼ばれる松田のキャラについて、情報解禁の際に「あの(おバカな)キャラがビジネスなのか、本気なのか見極めたい」と話していた永瀬。
クランクインから数週間が経ち、その途中経過を聞かれると、「元太の“九九ができないキャラ”は…ビジネスでした(笑)。元太は完全に“ビジネス天然”でしたね(笑)」とまさかの暴露。この衝撃発言には松田は「そんなこと言うなよ!」と大慌てし、会場は笑いに包まれた。
会見では、4人が東京タワーとともに撮った写真も公開。青空の下、芝公園で桜とともに撮った永瀬、会見場にもなった麻布台ヒルズの展望フロアから東京タワーと向かい合う形で撮った板谷、霞がかかる夜の東京タワーとともに写った松田、そして大好きな場所から見える東京タワーとともに撮ったMEGUMI、と四者四様に撮影した東京タワー写真が公開さた。
また、今作の主題歌はKing & Princeが歌う「halfmoon」に決定。永瀬も「主題歌を務めさせていただけるのはとても光栄。丁寧に楽曲も選んで納得のいくものになっています」と自信を覗かせた。メンバーの高橋海人(「高」は、はしごだかが正式表記)からは「廉の恋愛のシーンは照れて見れない!」と言われたそうで、「照れなくなるまで僕と一緒に見せようかな(笑)。照れがなくなるまで何十回でも付き合って見せることにします!」と決意をあらたにしていた。
■永瀬廉(小島透・役)コメント
今日は『東京タワー』という作品の素晴らしさを少しでも皆さんにお伝えできたらなと思います。短い時間ですが、よろしくお願いします。
このドラマは、“許されざる恋”を描いた作品。僕自身、初挑戦となることがとても多いのですが、最終的に見て良かったなって思っていただけるような作品作りを頑張っていますし、何より、透と耕二が詩史さん、喜美子さんと出会って、いろいろな気持ちになって、いろいろな葛藤や悩みを経て、どういう大人になっていくかという成長物語も見ごたえがあります。
それぞれのペアの恋愛シーンの描き方の差も面白いものになっていて、最後まで飽きさせることのないドラマになっていると思います。ぜひ放送を楽しみに見てくださると幸いです。Q:恋愛ドラマ初主演の今作、クランクインして現在までの手応えは?
僕にとっても初めて経験することばかりなので、日々撮影していて刺激にもなりますし、詩史さんとの距離感というか、物語と同様に、撮影を重ねていくたびにどんどん心の距離が近くなっていく感覚を覚えているので、日々、透とともに生きられているなと思いますね。Q:「永瀬廉との撮影にドキドキしている」という板谷の発言について。
マジですか? 透はそれ以上にドキドキしているんですけど…。透自身が他人との関係性を作ることにあまり熱を持っていないタイプだったからこそ、詩史さんと出会って透自身も新しい自分と出会っている最中なんです。そういう意味では、詩史さんに負けないくらいドキドキさせてもらっています。Q:インティマシーコーディネーター(恋愛描写のシーンをサポートする役割)との撮影について。
撮影は、シーンごとに“こういう動きをして”…と段取りを相談しつつ、あとは現場のパッションで動いていく…という感じですね。今回、よりキレイなシーンを撮るために大まかな流れや道筋を決めてくれる方がついてくださっているので、そういう意味では非常に安心して恋愛シーンに臨むことができています。Q:松田元太さんとのドラマ初共演はいかがですか?
元太の“九九ができないキャラ”は…ビジネスでした(笑)。元太は完全に“ビジネス天然”でしたね(笑)…っていうのは冗談で、スタッフさんの中でも九九の動画をご覧になった方がいらして、休憩中に元太に九九を言ってもらってすごく楽しそうに笑っていらしたんです。
そういうところもそうですし、現場でもみなさんがテレビで見ているような元太の姿が盛りだくさんで、ビジネスの要素はまったくなかったですね。ただ、そろそろボロが出てくる時期だと思うので引き続き監視したいと思います(笑)。Q:麻布台ヒルズでの撮影はいかがでしたか?
そもそもこの麻布台ヒルズでドラマの撮影をするのが初めてということもあって、そういう意味でも新しい空間での撮影になるので、視聴者の方にも楽しんでもらえる要素のひとつになればいいなと思います。
それと同時に、東京タワーを近くから映るので、僕らが喋っている後ろに東京タワーが映っていたりして、ものすごく贅沢な空間で撮影させてもらっているなという印象がありますね。やっぱりテンション上がります。
こんなにも街がおもちゃっぽく見える空間にいることなんてないので、いろいろな意味で新鮮でしたね。“令和の『東京タワー』”っていう感じがして、時代に合わせたような場所でも撮影できたので、そこも見どころかなと思います。
僕としては、“永瀬廉と東京タワーがW主演”というか、それぐらい東京タワーがいたるところに出てきます。しかもとても重要なポイントに登場するので、東京タワーという象徴が作品の中でとても効いてくると思いますね。むしろ東京タワーを引き立たせるための僕らのカットがあったくらいです(笑)。Q:東京タワーと撮った写真について。
これは撮影中に芝公園で撮った写真なのですが、桜も咲いていてベストなポジションで写っているのでこの写真を選びました。
カメラ目線じゃなくてすみません…。“どこ向いてんねや!”っていう感じですが…朝早かったからか、クランクインしたてだったからか、東京タワーとの“人見知り感”が出ちゃって目をそらしてしまったのかな。そんな写真ですけど、だいぶキレイに撮れたと思います。“春の東京タワー”です!Q:新生活が始まる4月、あらたに挑戦したいことは?
ルービックキューブですね! お酒を飲みながらやっていたのですが、1面までは揃えられたのに、どうしても2面から揃えられなくて…。何時間も使ったのに揃えられなかったのがくやしかったので、30秒以内に揃えられるよう頑張りたいですね。(はじめた理由は)お酒を飲んでいて、ただその場にあったから…というだけです。
(板谷がルービックキューブを揃えられると聞き…)え!師匠がとなりにいました(笑)。ぜひ教えてください!Q:今作についてメンバーの高橋海人さんとはどんなお話をしましたか?
僕らの楽曲が主題歌を務めさせていただけるのはとても光栄。丁寧に楽曲も選んで納得のいくものになっているのですが、海人からは“廉の恋愛のシーンは照れて見れない”と言われたので照れなくなるまで僕と一緒に見せようかな(笑)。照れがなくなるまで何十回でも付き合って見せることにします!Q:主演の心得や恋愛ドラマにおける気持ち作りを教えてください。
恋愛ドラマにおいては“好きになる”ことが絶対に大事。だからこそ詩史さんと過ごせる時間は詩史さんの言葉をしっかり聞いて、詩史さんの一挙手一投足を見逃さず、詩史さんのいいところを見つけてその空間を楽しんでいます。
一緒にいるときの時間を大切にして、楽しい気持ちだけでなく、ちょっとマイナスな気持ちも共有するというところはすごく敏感に大事にしています。■板谷由夏(浅野詩史・役)コメント
撮影に入って2週間ほど経ちますが、出演者、スタッフ一丸となって良い作品を作るべく頑張っていますので、お楽しみにしていただければと思います。今日は短い時間ですが、どうぞよろしくお願いします。Q:永瀬廉さんとの年の差恋愛を演じるのはいかがですか?
私も作品内で恋愛するのは久しぶりでして、しかも20歳の年の差というのは初めての経験です。詩史役を通して、板谷自身もドキドキしております(笑)。そのドキドキは、視聴者の皆さんにもきっと伝わると思います。
詩史は独立心が旺盛で、東京に出てきて仕事をしている強い女性ではあるのですが、埋められない何かがあって、そんな時にばったり出会ってしまったのが透だったと思います。どのシーンを撮る時も、永瀬くんもドキドキしているそうですが、私もドキドキしています。
本編では4人で揃うことがないので、お互いのカップルがどういうことを紡いでいるのかも、台本でしかわからないので、こうして実際に会うと「そっちはどう?」って言い合っています(笑)。Q:麻布台ヒルズでの撮影はいかがでしたか?
透と詩史がどこをデートしたとか、そういったところも観ていただけるとうれしいです。このドラマは東京タワーがもう一人の主役だと思うので、いろいろな角度から映っていますし、東京タワーに私たちの心情が反映されていることもありますので、東京タワーに想いを馳せてもらうのもいいかもしれませんね。
この間、永瀬くんとのすごく長いシーンで、結構なカット数を重ねたのですが、モニターを見に行ったら、ピントが東京タワーに合っていました(笑)。それくらい東京タワーが“主役”なんです。Q:東京タワーと撮った写真について。
向かい合ってみました。記者会見場の下のフロア(33階)で撮影していた時に撮った写真です。こんなに東京タワーの足元が見えるなんてなかなかないなと思って撮りました。今までは、こういった角度は見たことがなかったので。Q:新生活が始まる4月、あらたに挑戦したいことは?
何回もトライしているのですが、何回も挫折している英会話と、着付けです。着付けは毎年、春から始めて夏が来て、帯が暑くなって挫折するんです。今年は夏を超えて秋まで行き、そして冬を迎えたいなと。それが今年の挑戦ですね。そろそろ、そういったことを嗜む年齢になってまいりましたので(笑)。■松田元太(大原耕二・役)コメント
皆さん、おはようございます。こんにちは。大原耕二を演じている(流暢な発音で)Travis Japanの松田元太と申します。素敵な作品に携わらせていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。今日は短い時間ですが、よろしくお願いいたします。Q:10キロ減量して臨まれている今作、ここまでの手応えは?
映画版で松本潤さんが演じた耕二とはまた違って、「あ、今回はこういう耕二だな」と思っていただけるような“令和の耕二”を届けられたらいいなと思い、(またも流暢な発音で)Travis Japanの松田が演じさせていただきました。
今回は体を絞って引き締めたんですけど、実は1週間で10キロ減量しました。シンプルに食事や運動で調整したんですけど、Travis Japanで常に踊っていて運動量がすごいから、そこまで落とせたんだと思います。もう魂を削って減量に挑戦してみました。1週間で10キロ痩せたい方は、僕に聞いてください!Q:インティマシーコーディネーター(恋愛描写のシーンをサポートする役割)との撮影について。
撮影では常にドキドキしてます! みなさんがチーム一丸となって、綺麗に大切に撮影したいという思いが強くて、一個一個の動きもインティマシーの先生に相談しながら取り組んでいるので、そういう時間もすごく貴重だなと思い、勉強になっています。Q:永瀬廉さんとのドラマ初共演はいかがですか?
(永瀬から、松田が九九ができないのは「ビジネスでした!」と言われ…)ウソつけ! ちょっと待ってよ!! (永瀬が「冗談です」と訂正したのを受け…)しし・はちじゅうに!! 日々勉強ですね。九九もインティマシーの先生に聞こうと思います(笑)。でも、劇中では九九が苦手なところは封印していきます(笑)。Q:令和の『東京タワー』で、どんな魅力を皆さんに届けたいですか?
岡田准一さんや松本潤さんが出演された映画版など、過去にも『東京タワー』の実写版はありましたけど、今回は廉、板谷さん、MEGUMIさんと一緒にやらせていただく中で、自分が“令和の耕二”として、できることは全力でやっています。一個一個勉強しながら経験値を積み、一段一段ゆっくり上がっている感覚で、大切に頑張っています。なので、皆さんも大切に愛してくださる作品になればいいなと思っています。Q:東京タワーと撮った写真について。
手に乗ってそうで、乗ってない東京タワー。乗せようとしたんだけど、マネージャーさんが撮った角度が微妙で、手と顔と東京タワーの間にちょっと隙間ができてしまって…。雨、雲、霧系の何かが東京タワーに被っているんですけど、劇中でも描かれるちょっと寂しい要素が見られた東京タワーだったので、なんだか東京タワーと気持ちが通じ合った感じがしたんですよ。耕二も東京タワーと友達なんだなって思いました。Q:新生活が始まる4月、あらたに挑戦したいことは?
Travis Japanの松田は、焼き鳥の串を縦に持ったまま、一番上から食べないで、上から2個目から食べ始めることに挑戦したいなと思います。難しいんですよ。(「それを超えた先に何があるんですか?」と永瀬に聞かれ…)3つ目がいる! もうEndless chicken!Q:海外のコンテストなどで、英語でコミュニケーションを取る際はどんな気持ちが大切ですか?
気合い、パッション! Travis Japanの中では川島如恵留が一番しゃべれるので、とりあえず如恵留にやり取りをしてもらい、あとは身振り手振りで! 海外でも「Travis Japan」(のポーズ)をやっていると「Oh, Travis Japan!」と言われて、その後に仲良くなれるので、海外では「Travis Japan」をやっといていただければ大丈夫かと思います。(MEGUMIに「私もTravis Japanに入れていただいていいですか?」と聞かれ…)もちろん、いつでもウエルカムです!「Travis Japan」はフリー素材なので、みなさんいつでも使ってください。愛と一緒で、Loveと「Travis Japan」はみんなのものなので!■MEGUMI(川野喜美子・役)コメント
今日はいろんなお話をさせていただければと思っております。よろしくお願いします。Q:禁断の恋におちる激しい役柄、撮影はいかがですか?
私はだいたい人の恋愛をぶち壊すか、犯人か、そういう役が多かったものですから、自分が恋愛するのは、この作品が初めてに近いと思います。私が演じる喜美子は、鳥かごにいるというか自分の可能性をあまり発揮できていなくて、“誰々のママ”とか“誰々の奥さん”というような、きちんと“向き合ってもらっていない”女性なんです。耕二は、そういう喜美子に「そのままでいいんだよ」と向き合い、接してくれるんです。それがものすごく光であり、ドキドキもあり、そりゃあ喜美子もある意味おかしくなってしまうわな…と、とても気持ちを理解しながら、日々演じています。皆さんにもドキドキしながら見ていただきたいです。Q:インティマシーコーディネーターとの撮影について。
「こうやったらドキドキするんだ」とか、「この仕草は、今のこの役の心情とは違うから、もう少し恋が実ったときにすればいいんだ」とか、すごく勉強になります。見ている方も、本当にドキドキすると思います。Q:大人の女性との恋愛に奮闘する男性陣への印象は?
透もストレートなんですが、耕二はそれとはまた違って速度が早いんです。サッと刺される感じといいますか、毎回腰を抜かす感じといいますか、その繰り返しで、撮影後はドッと疲れが出ます(笑)。Q:今回、『東京タワー』という作品をどんなふうに視聴者の皆さんに届けたいですか?
ドラマってその時代を象徴するような存在だと思うんです。だから私たちが演じる女性のキャラクターも、これまでの『東京タワー』という作品とは少し違うんですよね。そして、恋に関しても、受け止め方や、成長・変化していくプロセスが、今までとちょっと違うので、「この時代の作品だな」ということを、皆さんに感じていただけたらなと思います。Q:東京タワーと撮った写真について。
マネージャーさんは写真が苦手なので、東京タワーがボヤけていてすみません(笑)。この写真は、某汐留の某テレビ局で撮ったんですが(笑)、仕事が終わって、エレベーターに乗って、この景色を見ると、いつも「キレイだな」って思う、とても好きな場所です。Q:新生活が始まる4月、あらたに挑戦したいことは?
ずっとやっているんですが、英語に苦戦しています。全然上達している実感がないんですよね。でも“Travis先生”がいらっしゃるので、見ていてすごく勇気が湧きました(笑)。先生は九九が言えないのに英語がペラペラだし、「そういう可能性もあるんだ!」と日々感じています。そのおかげで英語熱が再発して、また勉強しています。
番組情報
テレビ朝日 オシドラサタデー『東京タワー』
4月20日スタート
毎週土曜23:00~23:30
出演:永瀬廉 板谷由夏 松田元太 MEGUMI
YOU 甲本雅裕 永瀬莉子 なえなの 他
原作:江國香織『東京タワー』(マガジンハウス刊、新潮文庫刊)
脚本:大北はるか
オシドラサタデー『東京タワー』番組サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/tokyotower/