■「小学生の頃、エキストラでドラマの現場に行ったんですが、そのドラマに出ていたのがトオルさんで。そのトオルさんが今回、僕の父親役ということで、“まさにDestinyだな”って思いました」(亀梨和也)
テレビ朝日で4月9日からスタートする石原さとみ主演ドラマ『Destiny』の制作発表記者会見&第1話の試写会を行われ、主演の石原さとみ、キャストの亀梨和也、安藤政信、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実、仲村トオルが登壇、ドラマの魅力や撮影裏話について語った。
イベントが始まると、客席後方の扉からキャスト陣が登場。笑顔で手を振りながらステージに向かった至近距離のキャスト陣に、参加したファンのボルテージが一気に上がる。
会見では、石原が「クランクインの日に着ていた私服が田中みな実さんと同じだったんです。それに気づいたスタッフと“Destinyだね!”と盛り上がりました」とマル秘エピソードを披露。
さらに、亀梨は「小学生の頃、芸能の仕事をする前に、エキストラでドラマの現場に行ったんですが、そのドラマに出ていたのがトオルさんで。そのトオルさんが今回、僕の父親役ということで、“まさにDestinyだな”って思いました」と、運命的なエピソードが連発。
これを聞いた仲村は「僕は正直記憶にないんですが(笑)」と言いつつ、「27年前の亀梨少年との出会いも運命だったんだなと思います」とニッコリ。
また、「愛してやまないものは?」という質問に石原は「亀梨さんから子どもにぬいぐるみをいただいたんです。寝るときもずっと一緒で、それが本当に愛おしくて、かわいくて…。本当に亀梨さんのおかげです!」と大喜び。「それはよかった!」と亀梨も顔をほころばせた。
■初共演同士のメンバーが多い本作のキャスト陣が、意外な素顔の暴露大会!
今回、ほとんどのメンバーが初共演同士ということで、「共演してみていちばん意外だった人」を発表することに。
石原は「実は亀梨さんとは美容院が同じで、ジェントルマンという噂を聞いていたので、意外ではなくて…安藤さんがいちばん意外でした! 寡黙でクールだと思ってたのに、すごくお茶目な人。脚本を深読みしがちなんです。全然何でもないシーンなのに、サイコパス的な方向に持っていこうとしたり(笑)」と大爆笑。
安藤は「これは嵌められているのか!? など、なんでもネガティブに捉えちゃうんですよね」と苦笑い。また、亀梨から「体が日に日に大きくなっていって衝撃でした(笑)」と言われたのは空き時間のトレーニングでマッスル化した矢本。
すると「矢本くんはワンダーボーイ。本当に面白い」という宮澤や、「“白いもの”がまったく食べられないらしいんです」という田中ら、矢本の意外な一面を挙げる人が続出。
「白いものって味がしなさそう」と答えた矢本だが、「でも好きなお寿司のネタはイカって言っていた!」という田中の暴露に、キャスト陣や観客は思わず大爆笑。矢本の“ワンダーな”素顔が会場を和ませた。
さらに、「愛してやまないものは?」という質問に、亀梨が「とにかくイカが好き! この前、自分でさばきましたし、毎日でも食べたい!」と言うと、石原と矢本が「わかる!」と大興奮。「今度みんなでイカパーティーする?」など、なぜかイカの話で大盛り上がりするキャスト陣なのだった。
■「いつか一緒に仕事を!」プロデューサー志望の新入社員に石原がエールを
先日行われたテレビ朝日の入社式にサプライズゲストとして登壇した石原。石原はそのときに新入社員をこの日の会見&試写会に招待していた。
そこで、新入社員から募集した質問にキャスト陣が答える企画を実施することに。
プロデューサー志望の新入社員からの「この作品で感じたこだわりを教えてほしい」という質問に、石原は「今回はスペシャリストが集まった特別チームで、実は映画対応の4Kで撮影したんです。スタッフの皆さんのこだわりが詰まった映像美にも注目してほしいです!」と熱く回答。その言葉にキャスト陣も大きくうなずいていた。
さらに、石原は新入社員に「入社おめでとうございます。いつか一緒にお仕事したいですね」と温かいメッセージを送った。
■試写会後、石原&亀梨が再びサプライズ登場!「観ていただけて本当にうれしい」
制作発表記者会見後、第1話の試写会が行われた。そして試写会が終わり、余韻に浸る観客の前に、なんと石原&亀梨が再びサプライズで登場。
想像していなかったふたりの登壇に、大喜びする観客に、石原が「本当に観ていただけてうれしかったです。皆さんおひとりずつに、感想を聞きたいくらいです(笑)。ぜひお家に帰って、ご家族や友人に話していただけると…。口コミが命です、皆様にかかっております(笑)。どうぞよろしくお願いします!」と猛アピール。
亀梨も「2話を観ていただけるのは少し先になってしまうのですが…。しかも3話もラストが…(笑)!」など、波乱の展開を匂わせ、今後への期待をあおった。
『Destiny』は、石原さとみ演じる主人公の検事・西村奏が、亀梨和也演じる大学時代の恋人・野木真樹と12年ぶりに再会を果たしたことで、青春時代の“ある事件”が甦り、運命の波に翻弄されていくことになる物語。
正義を胸に、過去の悲劇やいくつもの“謎”に立ち向かう一方で、真樹との“運命的な愛”に揺れ動く奏の苦悩と決断を、壮大なスケールと重厚感溢れる映像美で描き出す、切なくも濃密な大人のサスペンス×ラブストーリーだ。
■石原さとみ(西村 奏・役)コメント
プロデューサーの中川(慎子)さんと脚本家の吉田紀子さんが命を削って、血のにじむような努力でゼロからイチに脚本を書き上げてくださった作品に、声や行動、命を吹き込んで大切に演じさせていただきました。撮影はすでに終わっていまして、やっと皆さんにお届けできることが本当にうれしいです。
本当に情熱を込めて撮影しましたので、見ていただいた皆さんの感想がどうなのか、とても気になります。見終わった後に、「見た!」「よかった!」だけでもいいので、ぜひ感想をどこかで発信していただけたらうれしいです。そうしたら、私たちに届くので…皆さんのリアクションを楽しみにしています!■亀梨和也(野木真樹・役)コメント
オリジナルドラマで、これだけ素敵なキャストの皆様と濃厚な時間を過ごしながら、本当に素敵な作品づくりをさせていただけたことに心より感謝しています。いよいよ皆様の手元にお届けできるタイミングが来たことを、本当にうれしく思っております。1話から一気に皆様の頭の中が『Destiny』で染まるような自信を持ってお届けできる作品に仕上がっていると思いますので、存分に浸って楽しんでください。■安藤政信(奥田貴志・役)コメント
奥田役をやりました安藤政信です。いよいよ放送が始まりますが、僕も視聴者の皆さんと同じ時間で作品を観たいと思っています。■宮澤エマ(森 知美・役)コメント
このキャストの皆さんと一緒に大事に作った作品がいよいよ世の中に放たれて皆さんとシェアできることをとても喜ばしく思っています。同世代の方々と一緒に学生時代から大人になるまでを演じるというのは、なかなかない経験だったのですが、20年をかける壮大なストーリーの中でもリアリティーを持って演じられたのは、このキャストとスタッフの皆さんのおかげだなと心から思います。皆さんの反応が一体どんなものなのか、まだ想像もつかないのですが、一緒にハラハラドキドキして、テレビの前で友だちと突っ込みながら、キャーキャー言いながら楽しめるドラマになっているのではないかと思います。■矢本悠馬(梅田祐希・役)コメント
梅田祐希役を演じました矢本です。さっき扉から入ってきた時に、なぜか今日は記者の方だけだと思い込み、こんなにたくさんの方が来てくださっているとは思っていなくて急に緊張してきました。フワフワしているんですが…楽しみましょう!■田中みな実(及川カオリ・役)コメント
ひと足早く1話から3話までを見させていただいたのですが、どんどん面白くなるんです! 第1話の予告をご覧になった方も多いかと思うんですけど、その予告を上回る上質な映画を1本見たような感覚になりました。そしてそんなすごい1話なのにも関わらず、2話はもっと面白くてエキサイティング! 回を重ねるごとにとてもとてもドキドキハラハラする展開が待ち受けていると思いますので、ぜひ最終話までご覧になってください。■仲村トオル(野木浩一郎・役)コメント
弁護士・野木浩一郎役を演じた仲村トオルです。僕は1話を見て本当にイライラしました。「息子(真樹)、何やっとんじゃ!」という(笑)。大学行ったのに勉強はしないし、過去に僕の娘役で共演させていただいた石原さとみちゃん演じる奏に対して「何やっとんじゃ!」と本当にイライラしました(笑)。そして、一番悲しかったのは、僕はもう大学生役ができないのかと思い知らされたことです。でも、それぐらい没入できる、感情移入ができる刺激的な作品だと思います。
番組情報
テレビ朝日系 火曜9時ドラマ『Destiny』
4月9日スタート
毎週火曜 21:00~21:54
『Destiny』番組サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/destiny/