■『LIVE SDD』は、FM大阪が飲酒運転撲滅を目指し活動している「STOP! DRUNK DRIVING PROJECT」の集大成として毎年開催されているライブイベント!
3月9日に大阪・大阪城ホールで『LIVE SDD 2024』が開催された。
『LIVE SDD』は、FM大阪が「あなたには何ができますか? 飲酒運転をなくすために。」をコンセプトに、飲酒運転撲滅を目指し活動している「STOP! DRUNK DRIVING PROJECT」の集大成として毎年開催されているライブイベント。
今年は、初登場のアーティストや、プロジェクトリーダー含む大御所アーティスト、そして、1万1,000人のオーディエンスが一体となって、飲酒運転撲滅に向けての誓いを大阪城ホールから発信した。
当プロジェクトで集められたドネーション(募金)は、(公財)交通遺児等育成基金および、同基金に設立したSDD基金に寄付される。
なお、約4時間半に及んだ『LIVE SDD 2024』から聴きどころをダイジェストで届ける特別番組『LIVE SDD 2024 アンコール・スペシャル』が3月21日16時からFM大阪で放送。BSフジでも4月27日に特別番組が放送される。。
【ライブレポート】
■超特急
3度目の出演の超特急。「僕たち超特急です。音楽を楽しんでいきましょう!」の声から、1曲目「Burn!」をスタート。トップバッターから会場は最高の盛り上がりにとなった。
また、『lLIVE SDD』では恒例の、手でバッテンを作る振り付けの「バッテンダンス」を来場者と一緒に踊り、「飲酒運転ダメ」のメッセージをダンスでも表現した。
その後、「Kiss Me Baby」「My Buddy」を披露。「STOP! DRUNK DRIVING!」の掛け声と振り付けも入れてのアレンジで、印象に残るパフォーマンスを見せた。
■nobodyknows+
『LIVE SDD』には初参加。力強い「STOP! DRUNK DRIVING!」の掛け声から1曲目の「Hero’s Come Back!」がスタート。
飲酒運転撲滅の意識を植え付けるためのパフォーマンスとして「ココロオドル」も大いに盛り上がった。
■福原遥
『LIVE SDD』に初参加。1曲目に「道標」を堂々と歌い切ったあと、「大阪めっちゃ好きやねん!」と言いながら手を振った。ドラマ撮影のため大阪に1年ほど住んでいた福原は「大阪に帰ってきたな」としみじみ。
休みがあったらドライブにいくという福原は、ひとり一人が「飲酒運転しない」と改めて思うことが大事だとコメント。「気をつけましょうね、皆さん」と来場者に声をかけ、朝ドラ『舞い上がれ』のときに感じたことを歌にした「大丈夫」を歌唱した。
■OWV
『LIVE SDD』初登場。1曲目の「BREMEN」を歌い終えると、自己紹介からSDDコールを観客とやりとり。所属事務所の関係や関西出身のメンバーがいることから、大阪でのライブも多いというOWVは、笑いも交えながらMCを繰り広げた。
そしてコール&レスポンスの勢いに乗って、2曲目に「What You aitin’ for」をパフォーマンスした。
■片寄涼太(GENERATIONS)
ひとりでステージに登場し、ピアノ弾き語りによる「運命」を歌唱。ソロでのステージはこの日が初めてという片寄は、地元でもある大阪で初のソロイベントに出られたうれしさを語った。
そして、飲酒運転は「運命」という言葉だけでは片づけられない。忘れられない人を思い出す一曲として、2曲目に「サクライロ」を紹介し、しっとりと歌い上げた。
さらに、3曲目に最新曲「Dance the life away」を歌って自らのステージを締めくくった。
■アンジュルム
『LIVE SDD』には、2年ぶりの登場となるアンジュルム。「RED LINE」「マナーモード」「46億年LOVE」と立て続けにアップテンポの楽曲を披露し、会場を盛り上げた。
■ざきのすけ。
『LIVE SDD』初登場のざきのすけ。。
「彼は誰どき」のあとに、MCで「2年前、22歳になって運転免許をとりました。飲酒運転をしないと心に誓っています。飲酒運転はどれだけ危険なことかということを皆さん知ってほしい。今日は音楽と一緒に、飲酒運転撲滅の意識を植え付けましょう」と訴えかけた。
そして、2曲目には「未完成」は歌唱。初登場とは思えない堂々としたステージで観客を魅了した。
■TRF
プロジェクトリーダーとして『LIVE SDD』が始まった年から毎回出演しているTRF。
イントロで「今日会場で感じたことを、みんなに伝えていってください」とメッセージし、「CRAZY GONNA CRAZY」を披露。
流れに乗って「EZ DO DANCE」「survival dAnce ~no no cry more~」と、会場が一体となって盛り上がる楽曲を立て続けにパフォーマンスした。
■STARDUST REVUE
ステージ上での、アドリブの発声練習から始まる、根本要の声。来場者に着席を促し、バラードの「木蘭の涙~accoustic~」からステージをスタート。
SDDプロジェクト開始当初からプロジェクトリーダーを務め、自らのコンサートでも飲酒運転撲滅を発信するSTARDUST REVUEは、根本が「出演者のなかでもいちばん高齢」と自虐的に笑いを取りながらも、飲酒運転撲滅の思いを込めて2曲目に「はっきりしようぜ」を紹介。ステージに再登場したアンジュルムとコラボ歌唱した。
最後は、SDDプロジェクトでは17年間おなじみの「愛の歌」をアンジュルム、観客と一緒に大合唱した。
■SOPHIA
今年で結成30周年のSOPHIA。デビューシングルの「笑顔になってくれますように」という思いを込めてリリースした「ヒマワリ」を1曲目に披露。
デビュー以来長年応援してくれているファンを、愛情をもってステージ上からいじる場面も。大阪のファンの金銭感覚も笑いを交えていじりながら、安定のMCとパフォーマンスで会場を盛り上げた。
2曲目は、大阪という町のことも少し話しつつの流れで「街」を披露。曲中にメンバー紹介もし、2023年10月にリリースしたシングル「あなたが毎日直面している 世界の憂鬱」で締めた。
■西川貴教
4年ぶりの登場。1曲目の「FREEDOM」から、迫力のボーカルを披露。間髪入れず「Bright Burning Shout」で、さらに勢いにのってのパフォーマンス。
MCでは、「『LIVE SDD』には4年前に出演して、その後、コロナ禍になってしまった。近年では、戦争が起きたり、悲しい事態も増えている。身近な人のことを大切にしようとすれば、世界中の人の幸せにつながると」会場の人たちの共感を求めた。
そして、ライブで演奏するのは初という「Believer」を来場者へのお土産として届けた。
エンディングでは、オーケストラの演奏とTRFの流れるようなダンスと一緒に、子どもたち、森大衛、竹内朱莉のライブ書道パフォーマンスにより、今年の「飲酒運転撲滅へのメッセージ」が記された。
その後、『LIVE SDD 2024』出演者全員がステージに登壇して「Heal the World」を合唱。黄色いハート型のSDDメッセンジャーカードを手に持つ出演者と一緒に、ステージ後方には、白いシャツで揃えたSDDクワイヤーも登場。
歌声のハーモニーで、会場全体から「飲酒運転を撲滅しよう!」という誓いのメッセージを強く発信した。
番組情報
FM大阪『LIVE SDD 2024 アンコール・スペシャル』
03/21(木)16:00~18:20
BSフジ『LIVE SDD 2024 ~全国228万人の飲酒運転撲滅の誓い~』
04/27(土)25:00~26:55(予定)
FM大阪 OFFICIAL SITE
https://www.fmosaka.net/