■THE RAMPEGE吉野北人、安達祐実からの称賛コメントに「ありがとうございます。うれしい~!お酒ください!」
映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』の公開前夜祭舞台挨拶イベントが、11月30日に東京・ 丸の内ピカデリー1で行われた。
横浜を舞台にした本作は、3組の孤独な男女に訪れた、たったひと晩の小さな冒険を描く完全オリジナルストーリーの作品。
イベントにはトリプル主演を務めたTHE RAMPAGEの川村壱馬、RIKU、吉野北人、そしてそれぞれの事情から川村、RIKU、吉野演じるデートセラピストに“救い”を求める女性を演じた安達祐実、穂志もえか、夏子が登壇した。
まず川村が「本日はご来場いただき本当にありがとうございます。少し緊張していますが、この日を迎えられて不思議な感覚です」と挨拶。
続いてRIKUが「いよいよ公開されるんだと思うと、撮影していた日々が走馬灯のように頭のなかを駆け巡ります。たくさんの人の心の中で生き続けるものになったらいいなと思います」、吉野は「これから皆さん映画を観ていただけるということで、ぜひこの世界観に浸っていただきたいです」とそれぞれコメントした。
安達は「本当に皆さん素敵で、きゅんきゅんするのももちろんありますが、人間ドラマとしてすごく深みのある作品になっているので楽しんでいただければと思います」、穂志は「いよいよ寒くなってきた今の時分にぴったりな作品。出演者の皆様の魅力がそれぞれさく裂しているので、今から皆さんの感想を聞くのが待ち遠しいです」、夏子も「イベントでのお話と映画と、楽しんでいただけますように。よろしくお願いいたします」と挨拶した。
安達、穂志、夏子と撮影以来の再会となった川村、RIKU、吉野。穂志とのシーンが多かった川村が「久しぶりにお会いして近況もお話しさせていただきました。撮影期間中より話しやすくて。なんでですかね」と話すと、穂志は「現場では、これでもかというくらい話さなかったんです。なんででしたっけ」と首をかしげつつも、「今日は砕けた一面も見れてうれしいです」と笑顔。
さらに。「私たちはデートっていうデートもしてないし…。あ、でも壱馬さんが接近してくださるシーンがあって、あのときは息を止めてました」と撮影時のエピソードを披露した。
安達は吉野との共演の感想を聞かれ、「歳が離れまくっているので息子みたいでかわいくて。同時期に他のドラマでも共演していたので、この映画の撮影がない日もほとんど毎日一緒でした。空き時間も結構話しながら撮っていて、映画のストーリー的にもいちばんデートっぽいデートをしているふたりなので楽しみながら。寒かったですけどね」とコメント。
これを受けて吉野が「水上タクシー、凍えてましたよね。カイロを10個くらい入れながら」と撮影を振り返ると、安達は「雨が降ってきちゃって、狭い操縦席に監督たちみんなと入ったり。だから全体的に口元がかじかんじゃって動いてないなと、完成した映画を観て思いました(笑)」と華やかなデートシーンの裏側を明かした。
そして吉野の「お会いするのは1年ぶりなんですが、安心感があります。現場でお話しさせていただいたこととか、お芝居をしやすい空気感を作ってくれていたこととか、当時の記憶が蘇ってきて。また会えてうれしいです」という発言に、安達が「こちらこそうれしいです」と返すなど、MCから「お見合いみたいですね」とツッコミが入るほど相思相愛の様子だった。
RIKUは夏子について「撮影のときはmiyupoのキャラクターが強かったんですが、久しぶりにお会いして撮影の合間にコミュニケーション取らせてもらった夏子さんがいて、『久しぶり』って感じですよね」とはにかみながらコメント。
夏子が「(miyupoのキャラクターは)自分で初めて観たときも、こんな感じだったっけとびっくりしました。RIKUさんは、撮影初日に『今日、唐揚げを仕込んできたんです』って話していて。けっこう夜遅くまでの撮影だったので、このあと帰ってから唐揚げ食べるのかな? ってずっと気になっていたことをさっき思い出しました(笑)」と明かすと、RIKUは「現場に差し入れ持っていけばよかった」と後悔していた。
川村、RIKU、吉野の「ナイトな一面」を聞かれると、安達は「北ちゃんはすごく控えめで優しい、気遣いのある方なんですが、お芝居は結構大胆。刻という役でありながら、ちゃんとアドリブも入れてくる大胆さがあって男らしいなと。私はアドリブが得意なほうではないので、リードして助けてもらいました」と述懐。
それを聞いていた吉野は「ありがとうございます。うれしい~! お酒ください!」とボケながらリアクション。「こんなに褒めてもらえると思っていなかった。やりがいがあります」と手応えをにじませた。
穂志は「壱馬さんは基本的にずっとナイトですもんね。あんまりお話しなかったけれど、適切な距離感を保って無理にこじ開けようとしないところもナイトでした。私の前での寡黙な姿と、面識のあるスタッフさんたちとの明るい姿という両極のものを内包されていて、表現者として素敵だなと思いました」と川村の印象を語った。
終盤の長セリフのシーンについては「何回も撮りましたよね? そのときも壱馬さんが自分なりにかみ砕いて、次はこうしてみよう、ここが違うかなと葛藤されているのを見ていたので、その葛藤の行く末を観てもらえたら」と川村がこだわった見せ場をアピール。
夏子は「イチヤはカメラマンの役で。現場でも私を撮ってくださって練習したり、ストイックに向き合っていてナイトだなと」と話し、「その後カメラはどうですか?」と夏子に聞かれたRIKUは「年内に買おうかなといくつか目星をつけているカメラがあります。風景とか、うち(THE RAMPAGE)のメンバーとかを楽しく撮ってます」と、撮影をきっかけにカメラにハマっていることを明かした。
さらに、「それぞれの相手ともう一夜過ごせることができるなら?」という質問に吉野、RIKU、川村はそれぞれあらたなデートプランを発表。
吉野は「夜が多かったので、朝にします」と宣言するが、「朝はちょっと顔むくんでるから恥ずかしいな」と安達。その後も「お昼は? 遊園地とかどうですか?」「ジェットコースター乗れないです(笑)」とふたりはすれ違い。
最終的に「お家デートでこたつでミカン」という案が出るが、安達が「ドキドキして一緒のこたつになんか入ってられません!」ときっぱりと断り、会場の笑いを誘った。
川村は「刹那と灯なら、ワンチャン灯のお母さん交えて『あのときこうだったんだ』みたいな感じで話しながら食事とか…」と提案するが、穂志は「そうね…私たちまた会うかね?」と懐疑的ながらも「でもお母さんいたらうれしいですね。明け透けに話せたらいいですね」としみじみ語った。
RIKUは「miyupoにはスマホを置いてSNSを忘れてもらって、本当の食べ歩きをしたい。仲良くなった友人として改めて同じコースを歩けたらイチヤもうれしいんじゃないかな」と提案。これには夏子も「デジタルデトックス旅、いいですね。素敵です」と賛同していた。
最後に川村が「皆さんにとってのこの映画へのイメージ、雰囲気を裏切れる作品になっていると思います。楽しんでご覧いただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします」と締めくくり、イベントは終了した。
映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』は、12月1日から全国公開。
映画情報
『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』
12/01(金)全国ロードショー
出演:川村壱馬 RIKU 吉野北人 | 安達祐実 穂志もえか 夏子 | 織田梨沙 中山求一郎 松本妃代 | 坂井真紀/村上淳
監督・脚本:中川龍太郎
企画プロデュース:EXILE HIRO
配給:松竹
(C)2023 HI-AX「MY (K)NIGHT」
リリース情報
2023.11.08 ON SALE
THE RAMPAGE
SINGLE「片隅」
映画『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』作品サイト
movies.shochiku.co.jp/my-knight/
THE RAMPAGE OFFICIAL SITE
https://m.tribe-m.jp/artist/index/43