■「この映画は多くのパクリ疑惑があります。なのでSNSで拡げないでください。公開中止が早まります」(GACKT)
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』の公開を直前に控えた11月14日、“埼玉県民の日”を祝して、「映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』公開記念 埼玉の埼玉による埼玉のため大感謝祭」が開催された。
埼玉県内を『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』一色にすべく、『翔んで埼玉展』オープニングセレモニーや、埼玉県庁オープンデーのコラボステージ、イオンレイクタウンでの特別ステージなど、県内各地で行われるイベントを1日かけて巡った豪華キャスト陣が、ついに一同集結。
コクーンシティで実施された「クリスマスイルミネーション点灯式」には、GACKT(麻実麗役)、二階堂ふみ(壇ノ浦百美役)、加藤 諒(信男役)、益若つばさ(おかよ役)ら“埼玉解放戦線”の主要メンバーが揃って登壇。解放戦線を率いるGACKTによる、「埼玉に光を!」の合図で煌々と埼玉の夜を照らした。
そしてフィナーレは、前作の公開劇場の中で全国No.1の動員&興収を叩き出した「聖地・MOVIXさいたまでの舞台挨拶」を敢行。
行田市の田んぼアートや劇場各地を回ったアキラ100%(内田智治役)、はなわ(東武伊勢崎線代表役/主題歌担当)も合流し、埼玉だらけの一日を振り返りながら、すべての埼玉県民に向けての感謝と本作の大ヒットを祈願した。
■『イルミネーション点灯イベント~埼玉が灯る伝説の夜~』&MOVIXさいたま舞台挨拶オフィシャルレポート
11月14日、“埼玉県民の日”を祝して豪華キャストが埼玉県内を“翔び”まわる、「映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』公開記念 埼玉の埼玉による埼玉のための大感謝祭」がド派手に開催された。
イベント第一弾では、EJアニメミュージアムにて11月14日より開幕となった『翔んで埼玉展 -埼玉の皆様、展覧会を作ってゴメンなさい。-』のオープニングセレモニーに、加藤諒と益若つばさが登壇。
第2弾では、埼玉県庁での「県庁オープンデー」を記念した、『翔んで埼玉』コラボイベントスペシャルステージにGACKT、二階堂ふみが降臨。
さらに、アキラ100%とはなわの二人が行田市での田んぼアートの稲刈りや、イオンレイクタウンでの特別ステージなど各所を巡り、埼玉県内を映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』一色に染め上げた。
そんな埼玉県内を1日かけて巡った豪華キャスト陣が遂に結集し、華々しいフィナーレの前哨戦を飾る『イルミネーション点灯イベント~埼玉が灯る伝説の夜~』に、GACKT、二階堂ふみ、加藤諒、益若つばさら“埼玉解放戦線”の主要メンバーが揃って登壇した。
映画公開を記念し「翔んで埼玉 ~コクーンシティより愛をこめて!?~」と題した様々なコラボ企画を実施中のコクーンシティ。本コラボの目玉としてコクーンシティ内の広場で実施されたクリスマスイルミネーションの点灯式には約2,000名の観覧客が駆けつけ、この日埼玉県各地で実施されたイベントすべての総来場者数は5,000人に達した。
前作に引き続き、埼玉解放戦線を率いる主人公の麻実麗を演じたGACKTの「みんな寒い中、待っていてくれて非常にうれしいです」の一言で冬の寒さが漂う会場へ一気に熱気を呼び起こされ「このイベントも皆さんの寒さのことを思うとパッパと終わらせて帰ろうと思います、短い時間ですが楽しんでください!」と冗談を交えながら挨拶を交わすと、会場内のボルテージは早くも最高潮に。
続いて、麗と共に“日本埼玉化計画”を推し進める壇ノ浦百美役の二階堂が「この埼玉県民の日に、埼玉に来ることができて、埼玉県民の皆さんとお顔を合わすことができて本当にうれしく思います! いえーーーーい!!」と茶目っ気たっぷりに声援に応え、埼玉解放戦線のメンバーの信男役の加藤、おかよ役の益若のふたりも「今日このイベントのチケットを手に入れるために朝5時から並んでくれた人がいたと伺っています! 本当に来てくれてありがとうございま~す!」(加藤)、「埼玉県民の日にディズニーランドに行かずにこのイベントに来てくれてありがとうございます!」(益若)と笑顔で心からの感謝を述べた。
夕日もすっかり沈み、辺りが暗くなってきたところでいよいよイルミネーションの点灯に。「3・2・1…」と声をそろえ、GACKTの「埼玉に光をーーーー!」という合図で、イルミネーションが点灯し埼玉に一足早いクリスマスシーズンが到来! のはずが…「このレベルじゃぁいけないな~」とGACKTがカウントダウンを仕切りなおした瞬間、誤作動で一足早くイルミネーションが点灯! しかし一同「これも埼玉らしいね」と会場は笑いの渦に。再び仕切り直してGACKTの「埼玉に光をーーーー!!!!」の合図で約45万球のシャンパンゴールドのイルミネーションが華やかに点灯し会場は温かな光に包まれた。
続いて、話題はコクーンシティ内にある劇場「MOVIXさいたま」について。前作の公開劇場の中で全国No.1の動員&興収を叩き出した「MOVIXさいたま」は、ファンの中では“聖地”と呼ばれているが「前作は9ヵ月以上も劇場で公開して頂いて、こんなことって中々ないですよね!」とコメントする加藤に対し、埼玉県越谷市出身の益若はMCの「コクーンシティもよく来られてらっしゃるんですよね?」という質問に対し「実は初めて来ました…。越谷市のレイクタウンの方によく行っていて!」と衝撃の事実を告白。すかさず「コクーンシティ最高です! 映画もコクーンシティ(MOVIXさいたま)で観たいです!」とフォローした。
改めて作品の魅力について聞かれたGACKTは「パートIIは話が無駄に広がっています。埼玉だけでなく他の県の人も巻き込んで非常にはた迷惑な映画となりました。パートIで埼玉の方たちには寛容な心で受け止めて頂きましたが、きっと関西の方たちには受け止めてもらえないだろうと非常に不安でなりません」と不安を明かすと、続く二階堂も「パートIIはより羽振りのいい作品になっております! その分、かなり色々な地方に飛び火をしておりますのでちょっと心配もあります」と来週公開というタイミングにも関わらず、いまだに残る不安と心配を吐露。
最後にGACKTは「この作品は僕らだけで完成されているわけではなく、ここにいる皆が劇場に行って、笑って、知らない人たちと感動を共有して初めて完成する作品だと思っています。是非、埼玉県民の皆様にはそれぞれの埼玉色にこの映画を染めていただき、一緒に盛り上げていってほしいなと思います」と一押し、さらに「もし埼玉で盛り上がってるって聞いたら、ボクもプライベートでどこかの埼玉の映画館に行こうかなと」という発言に会場はまたも大盛り上がり。
二階堂は「パートIでは映画ファンとして沢山の方に劇場に来て頂けて本当にずっとうれしく思っておりました」と改めて感謝を述べたうえで、「皆様の翔んで埼玉への愛でパートIIIへ向けてより盛り上げていきたいと思います!」と早くもパートIIIへの意気込みを述べ、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こり点灯イベントは大盛況のうちに終了した。
その後「MOVIXさいたま」で実施された公開直前イベントでは、点灯式に引き続きGACKT、二階堂ふみ、加藤諒、益若つばさ、さらにアキラ100%とはなわも合流を果たし、この日埼玉各地を回っていたキャストが一堂に集結。
“埼玉県民の日”を祝して、埼玉県在住、または通勤通学者限定での募集ながら、舞台挨拶には多くの観客が詰め寄せ、GACKTが開口一番「埼玉県民の日にはみんな東京ディズニーランドに行くって聞いたんですけど…」と会場の笑いを誘い「今日はボクたちに会いに来たの? 映画を見に来たの?」とライブさながらのコール&レスポンスを実施し観客からの「どっちもー!」の返事に「そんなこと言われたら泣いちゃうな…今日は最後まで楽しんでいってください!」と挨拶すると、場内は大歓声に包まれた。
イベントでは、GACKTはじめ各キャストが埼玉県内の各イベントに参加した様子を収めた写真がスクリーンに投影され、各々がこの日の“大感謝祭”を述懐。早朝に行われた行田市・田んぼアートの稲刈りに参加したアキラ100%とはなわ。はなわは初めて行田市の行田タワーに登ったことを振り返り「展望台は柵も無いし網もないし、めちゃくちゃ怖かった!」と話すと、アキラ100%は「ジャッキー・チェンでもNOっていうくらいのスリルある場所でした」と埼玉県唯一のタワー・行田タワーをPRしつつ、分刻みのスケジュールで奔走した一日を振り返った。
6月に田植えに参加した加藤・益若も「ぬかるみもすごくて歩くのも精一杯で植えるのも1~2本しか植えられなかった」(加藤)、「多くて5本…」(益若)と語り同じく奔走した思い出を振り返りふたりの苦労を労った。
そんな加藤、益若のふたりは所沢市・EJアニメミュージアムで開催された『翔んで埼玉展』のオープニングセレモニーに参加。作中登場する、池袋屋上に構える埼玉解放戦線のアジトを再現した巨大セットなどの貴重な展示を楽しんだ益若は「映画のセットがそのまま置かれていたりして感動しました!」と興奮気味に話し「お客さんがGACKTさんと僕(信夫)のコスプレをしたお客さんに出会えました!」と喜びを語る加藤とともに展覧会への来場も呼びかけた。
この日、満を持して「埼玉県庁」に足を運んだのは、GACKTと二階堂の“翔んで埼玉・名コンビ”。「県庁オープンデー」を記念した、『翔んで埼玉』コラボイベントスペシャルステージに登壇したふたりは、これまで謝罪続きであった『翔んで埼玉』が、大野元裕埼玉県知事よりまさかの深い感謝と表彰の意を示されたことを告白。
埼玉県庁があらたに創設した「彩の国M.A.P(Most Attractive Player)」に映画『翔んで埼玉』が表彰されたことについてGACKTは、「内容はどうあれ、賞状をいただくことはうれしいですね。ただ知事は『本音ではあげたくないけれど』と仰っていました」と改めて困惑した素振りを見せ、二階堂も「知事が『翔んで埼玉』を知事認定してくださった後に、『でも翔んで埼玉を超える埼玉を有名にしてくれる作品が出来たら取りやめます』と仰ってました」と大人のやり取りがあったことを振り返り苦笑い。
イベント後半には、MCから【重大発表】が告げられ、突如として埼玉県の地図がスクリーンに投影。何事かと訝しげな顔を浮かべるGACKT、二階堂らに対し、地図上で各キャストが訪問した場所を線で繋ぐと、『翔んで埼玉』のシンボルともいえる「さ」の文字が浮かび上がるという“仕掛け”が明かされると、場内からは割れんばかりの拍手と笑いが巻き起こった。この日のイベントに相応しい(?)壮大な茶番劇に、GACKTは「途中すごい棒が移動してたし!」とツッコミ。MCの「こういうところが翔んで埼玉らしさじゃないですか?」というフォローに「そういうこと言うから『翔んで埼玉』が落ちていくんですよ!」と唖然としながらも会場を爆笑させていた。
最後は、加藤と益若が田植えをし、アキラ100%とはなわが稲刈りをした行田の田んぼアートの稲を花束風にまとめた“稲束”がGACKT、二階堂に贈呈されフォトセッションを実施。
GACKTは改めて「この作品は結構、革命的な作品なったんじゃないかなと思います。映画は静かに見なくちゃいけないという風潮を埼玉県の“笑いの怒号”が壊し、それが全国に拡がって新しい映画感のあり方になったのかなと」と改めて作品の魅力を熱く語ったかと思うと「見ていただければ分かりますが、この映画は多くのパクリ疑惑があります。なのでSNSで拡げないでください。公開中止が早まります。大人の本気の茶番劇だと、大きな心で受け止めていただければ幸いです」とまたしても会場の笑いを誘いつつ作品をアピール。
二階堂は「大ヒットに続く大ヒットが巻き起こればパートIIIは必ず作れる! と思いますのでどうか皆さん末永く宜しくお願いします!」とGACKTと“稲束”を高く掲げ、映画の大ヒットへ願いを込めた。
映画情報
『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』
11月23日(木・祝)全国公開
キャスト:GACKT 二階堂ふみ 杏 片岡愛之助 他
原作:『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』魔夜峰央(宝島社)
監督:武内英樹(『のだめカンタービレ』シリーズ、『テルマエ・ロマエ』シリーズ、『ルパンの娘』シリーズ 他)
脚本:徳永友一(『探偵の探偵』『僕たちがやりました』『かぐや様は告らせたい』シリーズ、『ライアー×ライアー』ほか)
(C)2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会
配給:東映
イベント情報
『翔んで埼玉展 -埼玉の皆様、展覧会を作ってゴメンなさい。- 』
11/14(火)~2024年01/14(日)埼玉・EJアニメミュージアム(ところざわサクラタウン内)
※休館日:第1、3、5火曜日
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』作品サイト
https://www.tondesaitama.com
イベント翔んで埼玉展 -埼玉の皆様、展覧会を作ってゴメンなさい。- 』サイト
https://ej-anime-m.jp/exhibition/saitama/