■「拳銃を使うシーンでダンスターンが出ちゃって(笑)」(なにわ男子・高橋恭平)
10月24日よりMBS/TBSドラマイズム枠にて放送が始まり、2024年春には映画化も控えるドラマ&映画『マイホームヒーロー』の制作発表イベントが、10月17日に都内某所にて実施された。
イベントには、主演の佐々木蔵之介、メインキャストの高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、木村多江が登壇した。
累計360万部突破、『ヤングマガジン』で大人気連載中の『マイホームヒーロー』は、4月にはTVアニメ化もした話題作。本作は、ある日、娘を守るために娘の彼氏を殺して〈殺人犯〉になった一家の父が、家族とともに冷徹で残忍な“闇社会の犯罪組織”と闘う様を描き出す。
推理小説オタクのごく普通のお父さん・鳥栖哲雄を佐々木蔵之介、夫の秘密を守り、支える妻・歌仙を木村多江、何も知らない娘・零花を齋藤飛鳥、犯罪組織の間島恭一を高橋恭平(なにわ男子)が演じ、1秒たりとも目が離せないノンストップファミリーサスペンスをドラマ化。さらに2024年3月8日に映画化も決定した。
ドラマの1・2話を鑑賞後の観客を前に登場したキャストたち。思わぬ大歓声ぶりに戸惑いながらも、佐々木は「ドラマは普通放送で観るものなので、こうやって観客の皆さんと共有できる機会はそんなにない。すごくドキドキしていましたが、凄く歓迎してくれてうれしく思います」と満面の笑みを浮かべた。
高橋も歓声に驚きながらも笑顔で応え、齋藤は照れ笑いをしながらも「(舞台挨拶は)厳かな認識があったので、こんなに賑やかで…今までいちばん楽しい挨拶の場になりそう」と歓声に応じた。木村も「温かく迎えてくれて本当にうれしいです。ありがとうございます」と喜んだ。
本作の出演オファーを受けて、「原作を拝見しまして…、犯罪者なんですけど、マイホームヒーローという、このギャップに、やられまして。彼は淡々と(死体の)処理を、まるで料理のレシピのようにやりこなしていくんですが、リアリティーもありながら、ちゃんと面白味もある。このキャラクターを演じさせていただける、こんな光栄がことはない、役者冥利に尽きると思った」と振り返る佐々木。「実際、撮影中もとても幸せな時間でした」と満足気な表情を浮かべた。
高橋も「(オファーを受け)めっちゃうれしかったです。原作も知っていたし、半グレの切れ者という役は初めてでしたし、やりがいのある役だったので楽しみでした。初めてのことも多く、色々勉強になりました」とコメント。
齋藤はオファーを受けて出演を悩んだそうだが、「原作が大好きなスタッフさんがいて、その中で『オファーを絶対に受けたほうがいいよ』と言ってくださったので、やってみようかなと思いました。本当にこの作品に出ることができて光栄です」と、信頼するスタッフが背中を押してくれたとのこと。
木村は原作のファンにがっかりさせてはいけないと、不安もあったようだが、「でも漫画を見たら(自分が)結構似てるんじゃないかなと思って(笑)。阿佐ヶ谷姉妹のお姉さんとキャラが被らないように気をつけて、髪型を漫画に寄せてみました」とキャラ作りを明かし、会場の笑いを誘っていた。
鳥栖哲雄を演じてみて、佐々木は「とてもやりがいがありました」としながらも、「9割がピンチ! いつも頭をフル回転させながら身体を動かしていましたね。隣の人(高橋)に蹴られたり殴られたりしながら…、気持ち良かったです。最高でした!」と、隣に立つ高橋と顔を見合わせてニッコリ。「終わってしまうのが寂しいくらいでした」と撮影を懐かしんだ。
高橋は「賢い切れ者を意識し、底知れない怖さを出すように頑張りました」と語り、齋藤は「蔵之介さんと多江さんの夫婦が本当にピッタリで。親子としておふたりの近くで演技ができ、引っ張っていただいたので、安心して臨むことができました」と佐々木と木村に感謝。「私とのシーンはほっこりしたシーンが多いですね」と述べると、佐々木も「自分の残り1割は(齋藤とのシーンで)ほっこりしていました」とうれしそうにほほ笑む。
さらに、共演者との思い出について問われると、佐々木は「(第1話の)飛鳥ちゃんのピアノのシーンは全部自分で弾いていたんですよ。何回も練習して、完璧にやって感動しました。劇中での半泣きも本物です!」と、齋藤を称える。
同じ関西人同士の佐々木と高橋も息ピッタリ。この日も絶妙なやり取りで会場を沸かす。アクションが初めてだったという高橋は「難しかったけれど、楽しかったです」といいながら、「ダンスをやっているから覚えるのが早いんじゃないかと言われるんですが、変にターンしちゃったりしてその癖をとるのが大変でした。拳銃を使うシーンでダンスターンが出ちゃって(笑)」とエピソードを明かすと、佐々木が思い出したように「そういえば、“耳栓が入らない”って、耳栓を入れるのが遅くて撮影押したよね(笑)。結局耳栓はつけなかったし」と裏話も披露し、会場を沸かせていた。
本作の内容に合わせ、「自分は〇〇ヒーローだ!または〇〇ヒーローだった?」という問いには佐々木は「ぶどうを食べるのが早いヒーロー」、齋藤は「パッキングヒーローです」と答え、「冷蔵庫とか冷凍庫とかもキレイに高さを揃えて入れることができます」と几帳面な一面を吐露。木村は「飛び蹴りヒーローです。子どものとき得意だったんです」と屈託ない笑顔を見せ、観客を驚かせた。高橋は「電柱ヒーローです。この前夜道を歩いていて、眠くてふらふら歩いていたんですが、突然目の前に現れた電柱をビュッと避けました!」と自信満々に語っていた。
イベントでは、息ピッタリなシーンにちなみ、「サラリーマン&半グレVS鳥栖親子」による最強のバディを決めるゲームも実施。佐々木と高橋、齋藤と木村にチームを分けてドラマにちなんだ問題で回答を一致させるという内容だったが、1問目は鳥栖親子、2問目はサラリーマン&半グレが勝者となったが、最後は鳥栖親子に軍配があがった。罰ゲームとして、イベント後に“全力告知”をSNSにアップされる。
また、すでにドラマ後には映画化が決定されていることは発表されているが、佐々木より2024年3月8日に公開が決まったことが発表され、会場から大きな拍手が送られた。佐々木は「来年3月まで鳥栖家と半グレたちを応援して見守ってください!」とメッセージを送り、イベントを終了した。
番組情報
MBS/TBS ドラマイズム『マイホームヒーロー』
10/24(火)よりMBS/TBS他にて放送スタート。初回は1・2話連続放送
MBS:10/24(火)24:59~ ※1・2話放送
TBS:10/24(火)25:28~ ※1・2話放送
※TBS放送後にTVer、MBS動画イズムにて見逃し配信1週間あり
原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)
出演:佐々木蔵之介
高橋恭平(なにわ男子) 齋藤飛鳥 淵上泰史 内藤秀一郎
音尾琢真 / 吉田栄作(特別出演) 木村多江
監督:青山貴洋 棚澤孝義 山本大輔 森裕史
脚本:櫻井剛 船橋勧
音楽:堤博明
制作プロダクション:TBSスパークル C&Iエンタテインメント
製作:ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS
(C)山川直輝・朝基まさし/講談社/ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS
映画情報
『映画 マイホームヒーロー』
2024年3月8日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
『マイホームヒーロー』番組サイト
https://www.mbs.jp/mhh_drama/
なにわ男子 OFFICIAL SITE
https://www.johnnys-net.jp/page?id=artistTop&artist=56
https://www.j-storm.co.jp/s/js/artist/J0011