■GENERATIONSのカバー「Y.M.C.A.」では“ちいかわ”と“ハチワレ”もステージに登場し一緒にダンス!
10月15日に『めざましテレビ 30 周年フェス』札幌公演が開催され、flumpool、GENERATIONS from EXILE TRIBE、内田雄馬の異色コラボが実現。熱いライブで2,000人超の観客を魅了した。
本イベントは2024年4月に放送30周年を迎える『めざましテレビ』が、視聴者への感謝を込めて、1年をかけて全国8ヵ所をめぐるフェスで、札幌公演は横浜、大阪に続き3ヵ所目。 ここでは北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruでのイベントのオフィシャルレポートを掲載する。
開演5分前、会場には内田雄馬からのスペシャルアナウンスが! ステージに登場する前に「元気ですかー?」とイケボで挨拶、いわゆる“影ナレーション”に観客は手を振って応え、会場のテンションは一気に高まった。オープニングでは生田竜聖アナウンサーと鈴木唯アナウンサーに加え、初代マンスリーエンタメプレゼンターの白濱亜嵐(GENERATIONS)、番組内で放送中の人気アニメ『ちいかわ』より、ちいかわ、ハチワレが登場。白濱の姿が見えると会場からは「きゃーーー!」と割れんばかりの歓声が。番組同様5人そろっての「おはようございます!」でイベントのスタートを告げた。
白濱は2018年6月、さまざまなエンタメニュースを伝える「マンスリーエンタメプレゼンター」の初代を担当。当時を振り返って「緊張して色々ありましたね~」とはにかむ白濱。「お天気コーナーを爽やかにやってみたい」と当時話していたことから、生田アナから「“会場の天気予報”を教えて」と振られる場面も。白濱は「札幌会場の熱気は急上昇、今後さらに盛り上がっていく予報となっております」と会場の様子をばっちり伝えた。実は、生田アナは室蘭生まれ、白濱の父親は小樽出身ということで、ゆかりの地に戻ってきたふたり。地元トークを繰り広げ観客と一体感が生まれた。
ライブのトップバッターは、2022年9月にマンスリーエンタメプレゼンターを務めた大人気声優でアーティストの内田雄馬。 2021 年に出演した「バーチャルめざましライブ」の様子のほか、マンスリーエンタメプレゼンターで披露してくれた生ナレーションなどお宝映像が VTR で流れたあと、ステージに登場した内田が1曲目に選んだのは「Over」。続いてダンサーと共に披露した「Congrats!!」では息の合ったコール&レスポンスで会場がひとつになった。 その後も赤いライトの演出でクールに「ERROR」を、アップテンポな「equal」を歌い上げ、自身初となるバラードナンバー「Good mood」では、打って変わって切ない表情を浮かべながらしっとりと歌唱。「SHAKE! SHAKE! SHAKE!」では歌詞に合わせた振付を観客にレクチャーするなど汗だくになりながら、最後まで全力疾走し会場をひとつに。
そんな内田は、アニメ「ちいかわ」で、ちいかわたちの憧れの存在であるラッコ役の声を担当。 そこで「うまいメシ 食わせてやる!」とセリフを生披露。観客からは拍手と歓声が起こり、ステージ上のちいかわとハチワレも飛び跳ね大興奮だった。
続いて登場したのは現在10周年イヤー中のGENERATIONS。『めざましテレビ』が最初に取材をした2013年から10年の歩みをまとめた名場面を集めた貴重な映像を一挙公開。メンバーがステージに現れると、歓声がしばらくやまないほど大盛り上がり。そんな中「チカラノカギリ」「AGEHA」さらに、「ワンダーラスト」を立て続けにパフォーマンスした。
MCに入ると関口メンディーは、「ちょっとお水飲んでいいですか?」とペットボトル1本を一気飲みし、お決まりの「うメンディー!」の雄叫びで会場の笑いを誘った。そして先月リリースしたばかりの「Diamonds」でキレッキレのダンスを披露し、続いて、西城秀樹の大ヒット曲「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」のカバー「Y.M.C.A.」では、ちいかわとハチワレもステージに登場し一緒にダンス! おなじみの「Y~MCA」の歌詞に合わせて、客席の子供たちも思いっきりダンスを楽しむ一幕も。最後には、本イベントのオリジナルタオルを回しながら「NOW or NEVER」で締めくくった。
GENERATIONS は2013年と2015年の『めざましライブ』、そして番組20周年と25周年記念ライブにも参加。この10年を振り返り、デビューしたての頃は持ち曲も、衣装もなくほぼジャージで歌ったことなど懐かしいエピソードを明かした。
お決まりの“30年前トーク”コーナーでは、面影が残る幼少期の写真がスクリーンに映し出されファンは大興奮。サッカーをしている幼少期の写真を見せた中務裕太は、当時の夢は“サッカー選手とお笑い芸人”だったと語り、会場を沸かせた。
続いて行われたのは、GENERATIONSのメンバーと観客全員によるめざましフェス恒例「めざましじゃんけん大会」。勝った人以外は着席するというルールでいざ勝負! 「めざましじゃんけんじゃんけんポン!」のかけ声でメンバーがひとりずつじゃんけんをしていく中、佐野玲於は「グーを出します」と宣言して本当にグーを出しましたが、数原龍友は「パーを出します」と宣言してまさかのグーを出す引っかけも。すると会場の“勝者”がゼロに! 再び勝負を行い、最後はメンディーのじゃんけんで優勝者が決まり、番組オリジナルグッズがプレゼントされた。
トリに登場したのは、これまで『めざましテレビ』や『めざましどようび』のテーマソングを担当してきた flumpool。10月1日にデビュー15周年を迎えた彼らとめざましとの繋がりを映像で振り返り、1曲目の「花になれ」がスタート。
ボーカルの山村隆太は、内田雄馬、GENERATIONS のステージの盛り上がりぶりを見てトリを務めることに緊張していたようで、「正直びびっていますが、温かく迎えて入れてくれて…」と感謝の気持ちを述べ、「証」を披露した。
阪井一生はMCで「名前だけでも覚えて帰って下さい。flumpool from EXILE TRIBE と言います」とおどけ、会場が大笑いに包まれるシーンも。山村は、学生時代、『めざましテレビ』を毎日見て元気をもらってから登校していたと振り返り、2014年度の『めざましテレビ』月曜テーマソングの「大好きだった」を、思い出深い様子で歌いました。その後も「星に願いを」「君に届け」と全5曲を届けこの日のライブパートが終了。ライブ後は、山村が大好きな TEAM NACS(大泉洋らによる演劇ユニット)の話や、尼川元気が行ったことのある“怪談バー”のエピソードなど、北海道にまつわるトークで盛り上がった。
最後は、3アーティストが本イベントのオリジナルTシャツを着て再びステージに登場。
異色の3組が集まった貴重なライブになったということで、お互いに聞きたいことを質問し合うことに。内田は、GENERATIONSに「もっと力強くなりたい!」と体作りについて真剣な質問をすると、中務から「朝にお米と卵を食べてジムで体を動かす」とのアドバイスが。
GENERATIONSからflumpoolへは、15周年を迎えての思いについて質問。山村、阪井、尼川は幼稚園からの幼なじみのため、35年の仲だから楽屋では会話をしなくても意思疎通がとれてしまう、とのこと。でも「挨拶を大事にしたい」と原点回帰の大切さを語った。
さらに、声の出し方のコツについて flumpoolからアドバイスを求められた内田は、「(声優として)叫び慣れていると喉に負荷をかけずに声出しができるようになる」と語り、その場で叫び声を披露。一同、その太い声に驚きを隠せなかった。
およそ3時間近くにわたる充実のライブで、2,000人超の観客を沸かせたflumpool、GENERATIONS、内田雄馬。3組の貴重なコラボ、そしてちいかわとハチワレも加わったパフォーマンスなど、『めざましテレビ』ならではのステージで札幌の夜を熱く盛り上げた。
<セットリスト>
■内田雄馬
Over
Congrats!!
ERROR equal
Good mood
SHAKE! SHAKE! SHAKE!
■GENERATIONS
チカラノカギリ
AGEHA
ワンダーラスト
Diamonds
Y.M.C.A.
NOW or NEVER
■flumpool
花になれ証
大好きだった星に願いを
君に届け
イベントサイト
https://www.fujitv.co.jp/meza/30thfes/