■ファンの間で“解説員”と称される浅倉大介が、小室哲哉が話したライブの完成度についての言葉が忘れられないことなど、予定時間を超えてトーク!
TM NETWORKが1994年に行った東京ドーム公演『TMN final live LAST GROOVE 5.18』が、10月12日に全国24の映画館にて一夜限定上映された。
これは、TM NETWORKがデビューから10年間在籍したEPICレーベルの創立45周年企画となる、9月21日より7週連続でレーベルに残る貴重なライブ映像を全国の映画館で上映する『毎木7 ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023』の第4弾として開催されたもの。東京ドームでのライブは2日間公演で、10月12日は1日目の模様を上映。10月19日には、2日目(1994年5月19日)のライブが上映される。
新宿バルト9(東京都新宿区)では、特別企画として上映前に浅倉大介がゲスト登壇。レコーディングやライブにプレイヤーとして数多く参加、東京ドーム2日目のステージにも立つなど、TMと彼らの音楽に極めて近い存在であり、ファンの間で“解説員”と称される浅倉からどんな言葉が発せられるのか、満員の観客は大きな期待とともに登場を待った。
浅倉は、冒頭からTM NETWORKのニューシングル「Whatever Comes」の音階を解説。東京ドーム公演の機材について、司会の北村和孝と詳しいトークを展開する。
2019年にこのライブ映像を小室哲哉とふたりで5時間30分試写で観たこと、東京ドーム1日目を号泣して観たこと、公演後のタクシー移動中に小室が話したライブの完成度についての言葉が忘れられないことなど、予定時間を超えて熱く貴重なトークを繰り広げた。
そして上映へ。空気が当時に重なる。感謝を込めたTM NETWORKのパフォーマンスが観客に突き刺さる。デビューから10年の歴史を誇らしく楽しげに辿っているように見える。ひとつの区切りではあるが、明らかに未来への希望を残すライブだった。今の時点で振り返れば、このライブの意味合いがわかるのかもしれない。
5万人の熱狂を体感し、記憶と想いをあらたにして、観客は清々しく会場を後にした。なお、この日の詳しいレポートは『毎木7 ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023』特設ページにて公開中だ。
PHOTO BY 山本佳代子
『毎木7 ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023 -THE LIVE IS ALIVE!-』特設ページ
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