■映画『ミステリと言う勿れ』の公開を記念して、菅田将暉&松下洸平が大阪・梅田に降臨!
菅田将暉演じる、天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の主人公・久能整(くのう・ととのう)の、時に優しく、時に鋭い魔法のようなお喋りで、いつの間にか登場人物たちが抱える様々な悩みも、事件の謎までも解かれてしまうという新感覚ミステリー『ミステリと言う勿れ』。
連続ドラマとして人気を博した同作が、豪華キャストを迎え、9月15日に映画『ミステリと言う勿れ』として公開。映画では、広島を訪れた整が、代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続事件に巻き込まれる、原作でも大人気のエピソード【通称“広島編”】が描かれる。
9月19日までの公開5日間で、観客動員数94万人、興行収入12.9億を突破し、50億円も目指せるロケットスタートを切った本作。先日の初日舞台挨拶では、主演の菅田将暉をはじめ、柴咲コウ、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久の超豪華キャスト陣が登壇。久能整を演じた菅田は、「この映画を通して、整くんの言葉が皆さんに染みていって、未来に繋がっていくことを願っています」とコメントし、会場からは盛大な拍手が送られた。
映画を観た観客からは、「心に響く言葉がたくさんあって癒された」という口コミや「1回目とはまた違う解釈で観れるので、何回でも観たくなる」と早くもリピートする人も多く、大絶賛の声で溢れている。
そして9月20日、映画の公開を記念して、大阪・梅田にて菅田将暉と松下洸平が登壇する、公開御礼トークショー(うめきた広場)と舞台挨拶(TOHOシネマズ梅田)が実施された。
■公開御礼トークショー(うめきた広場)
大阪の玄関口と呼ばれているグランフロント大阪のうめきた広場にて開催されたトークショーでは、約4,000人の観客が集うなか、菅田将暉と松下洸平が登壇すると、大きな歓声があがった。大勢の観客を目にした菅田は「お仕事で大阪に帰ってくるたびにうれしい気持ちになります」と感慨深げにコメント。さらに、松下が「大阪ー!!」とコンサートのように叫ぶと、会場はさらに大熱狂に包まれた。
菅田・松下共にゆかりがある場所ということで、大阪の印象を聞かれると、菅田は「地元ですが、16歳までの行動範囲でしか大阪を知らないので…梅田や心斎橋に遊びに行きますかね。あとは阪急電車に乗ったりとか…」とコメント。松下は「とりあえず食べ物! 控室にも大阪の美味しい食べ物を用意していただいたので、全部持って帰ります(笑)」と大阪トークで盛り上がった。
そして、「シリーズ最大級の謎」が描かれているという本作にちなみ、菅田・松下の「謎・ミステリ」な部分について、本作で共演した、柴咲コウ、町田啓太、原菜乃華、萩原利久から事前にアンケート。何も知らされていなかった菅田は「松下さんはありそうですが(笑)僕はないんじゃないかな」と笑うと、松下が「いやいや、こんなオープンマインドな人間いないですよ!」と答え、菅田が「いやいや、だからですよ!」と仲の良いやり取りが起こり、会場からも笑いが起こった。
菅田について「撮影現場で、ご飯を食べてるところを見たことがないです。いつ何を食べてるか謎です」という同じ事務所の後輩・萩原からのタレコミに菅田は「え。食べますよ。でもまぁ整くんはしゃべるので、お腹いっぱいにはならないようにしてます」と役作りの裏側について回答。また、原からの「整くんはとてつもないセリフ量なのに、まったくNGを出さないところがミステリーです」というコメントには、松下からも「わかる」との意見が。それに対し菅田は「そんなことないですよ、噛みますよ」と謙遜するシーンも。
町田からは、菅田について「拝みたくなる」とのコメントが。それについて菅田は「拝みたくなるのは町田啓太ですよ。めちゃくちゃ美しいですから。毎朝見たい(笑)。ギリシャ神話のようです」とコメントし、松下がうなずく場面も。
一方、松下については、柴咲からは「性格がミステリアス。本当にすべての人に対等で優しい方です。どうやってガス抜きをしてるんですか? 嫌なことがあったらどう回避してるんですか?」という質問に、菅田も「わかる。こんな人当たりのいい人いないんじゃないかな」とベタぼめ。松下は「さほど何も考えてないです。難しく物事を考えない性格なんです」と自己分析。さらに、松下の現場での芝居について菅田は「現場で見ていて、鳥肌が立つんですよ。映像では映りきらない人の圧を感じました」と大絶賛した。
大賑わいのなか、イベントは終盤のフォトセッションへ。大阪でのイベントらしく、アメリカ生まれ・大阪育ちのユニークな神様“ビリケンさん”が久能整のトレードマークである天然パーマとマフラーで登場。整化したビリケンさんに会場からは大きな拍手が。菅田は「今回、いろんな方に整化していただいていますが、いちばんクオリティが高い!」とコメント。そして松下は「かわいいですね~」と絶賛。ビリケンさんと約4,000名の観客と一緒にこの日限りのスペシャルフォトセッションを行った。イベント最後に菅田は「大阪に来れて嬉しかったです。これからまだまだたくさんの人に観て頂きたいです!」とコメントを残し会場をあとにした。
■舞台挨拶(TOHOシネマズ梅田)
続いて菅田と松下が訪れたのは、TOHOシネマズ梅田。動員が全国1位を記録した劇場で、上映後の観客へ舞台挨拶を実施した。
ふたりが登壇すると会場からは大きな拍手が巻き起こり、公開後ということもありネタバレありのトークを繰り広げる菅田と松下。朝晴という役について聞かれると、松下は「皆さんと話し合って作った役でしたね。お芝居しているときの狩集家の人たち、みんなの想いのこもった視線に、考え方も変わって、いただいたものをお芝居で返そうと気持ちが切り替わりました」と現場の様子と共に本作への想いを語った。
舞台挨拶の最後に松下は「すごくたくさんの方にご覧になっていただいていると聞いてうれしい気持ちでいっぱいです。2回、3回と観ていただいても楽しめる作品だと思います。今日に限らずまた観ていただきたいなと思います!」と改めて作品の魅力をアピール。
菅田は「正直とても大変な役ではあるのですが、舞台挨拶の風景をみると、一生懸命みんなと作ってよかったなあと感動しております。今日が舞台挨拶としては最後の予定ではあるのですが、皆さんで盛り上がっていけば、またみんなでお会いできるのではないかなと思っております! ありがとうございます」と改めて感謝を述べ、笑顔で公開御礼舞台挨拶を終えた。
映画情報
『ミステリと言う勿れ』
9月15日(金)公開
原作:田村由美「ミステリと言う勿れ」(小学館『月刊フラワーズ』連載中)
監督:松山博昭
脚本:相沢友子
音楽:Ken Arai
主題歌:King Gnu「硝子窓」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社
出演:菅田将暉
松下洸平 町田啓太 原菜乃華 萩原利久
鈴木保奈美 滝藤賢一 でんでん 野間口徹
松坂慶子 松嶋菜々子
伊藤沙莉 尾上松也 ・ 筒井道隆 永山瑛太
角野卓造 段田安則 柴咲コウ
(C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社
『ミステリと言う勿れ』作品サイト
https://not-mystery-movie.jp/