■「かなり前からK-POPの方法論に基づいて様々な国と地域から集まった人材を育成し、K-POPスタイルのグローバルグループを結成したいと考えてた」(HYBE議長 バン・シヒョク)
音楽業界の大手企業であるHYBEとGeffen Records(ゲフィン・レコード)が、8月29日(日本時間)に米ロサンゼルス・サンタモニカにて、新グローバルガールグループプロジェクト『The Debut: Dream Academy』に関するプレスイベントを開催。世界の音楽業界にとってあらたなマイルストーンとなる本プロジェクトと、その背景を全世界のメディアに向けて説明した。
本イベントには、米国や韓国、日本をはじめヨーロッパ、中南米、東南アジアなどから180人余りの取材陣がオン・オフラインで参加し、この新しいプロジェクトに対する世界からの注目度の高さを証明した。
『The Debut: Dream Academy』は、HYBEと世界3大音楽会社のひとつであるユニバーサルミュージックグループによるタッグから生まれたジョイントベンチャー「HYBE x Geffen Records」が主催するグローバルガールグループオーディション番組。この唯一無二のジョイントベンチャーによって、アーティストの発掘と音楽制作の専門知識を結集させ、これまでにない音楽グループを結成・開発・公開する初めての試みとなる。これはまた、世界的に有名なK-POPの育成・開発システムに基づいて、米国を拠点とする真にグローバルなガールグループが初めて誕生し、モデル化されることを意味している。
■K-POPのシステムを融合させた、初のグローバルガールグループプロジェクト
オーディションは9月2日から11月18日まで12週間行われ、3つのミッションラウンドと生放送「ライブフィナーレ」で構成。 練習生たちはラウンドごとにダンスやボーカル、チームワーク、コンセプトなど与えられたミッションを遂行していき、グローバル視聴者投票と審査員評価を総合した結果を基に、次のラウンドへの進出可否が決まる。最終デビューメンバーは11月18日に生中継される「ライブフィナーレ」で決定・発表され、今後グローバルに活動していくガールグループのメンバーとしてデビューすることとなる。
ミッションを遂行していく過程で、クリエイティブ分野の最高峰の専門家たちと共にアーティストとしての力量を育てていく練習生たち。HYBEとGeffen Recordsは、米国現地で練習生が体系的なトレーニングを受けられるよう支援していく。
■『The Debut: Dream Academy』に参加する20名の練習生を発表
プレスイベントでは、『The Debut: Dream Academy』に参加する20名の練習生たちが初めて公開された。2021年11月にHYBEとGeffenがジョイントベンチャー『HYBE x Geffen グローバルガールグループ オーディション』が発表されると、様々な国と地域から12万通を超える応募があり、発表された20名は6,000倍という熾烈な競争を勝ち抜き、このオーディション本選へ挑むこととなった。
練習生たちは韓国、米国、日本、ブラジル、アルゼンチン、スイス、スウェーデン、スロバキア、ベラルーシ、オーストラリア、タイ、フィリピンなど12の地域の出身で、年齢も14歳から21歳まで多様なメンバーが集結している。
■ソーシャルメディアの活用からNetflixドキュメンタリーまで、オーディション全過程に新しい方式のコンテンツ戦略を導入
HYBE x Geffen Recordsはプロジェクトが進行する12週間にわたって、全世界の視聴者のコンテンツ消費トレンドとコミュニケーション方式に最適化されたコンテンツを公開。YouTubeやInstagram、X(旧Twitter)、TikTok、Facebookに『The Debut: Dream Academy』の公式チャンネルが、Weverseには公式コミュニティが開設された。ソーシャルメディアやWeverseを通じて、オーディション開始時点から練習生とファンが自由に交流することができ、ファンは、自身と地域的・文化的背景が似ている練習生や、パフォーマンスが好きな練習生に激励メッセージを送り、応援して楽しむことも可能だ。
3回のミッションと評価、メンバー選抜の過程を追うコンテンツと最終デビューメンバーを選ぶ「ライブフィナーレ」は、日本ではABEMA、グローバルではYouTube、またWeverseを通じて視聴が可能。初回の配信は9月2日午前0時(日本時間)を予定している。また今後、視聴者がより楽しめる100本以上のショートフォームコンテンツも追加で公開される予定だ。
さらに2024年には、Netflixを通じて今回のオーディションの全過程を盛り込んだドキュメンタリーシリーズの配信も予定(タイトル未定)。 このシリーズでは、HYBEとGeffen Recordsによるユニークなトレーニングや育成プログラムについてのインサイトを含め、世界的スターダムへの道のりが説得力を持って描かれる予定だ。監督は、エミー賞(R)に4度ノミネートされたNetflixのドキュメンタリー『Becoming』で指揮を執った、受賞歴のある映画監督ナディア・ハルグレンが担当。HYBE、Interscope Films、Boardwalk Picturesが制作を担当する。
■プレスイベントの様子
本プレスイベントには、HYBE議長のバン・シヒョクと、世界最大のポップス市場である米国でヒット作メーカーと呼ばれるGeffen Records会長のジョン・ジャニックが初めて公の場に揃って登場し、HYBE x Geffen Recordsのパートナーシップの歴史とビジョンについてコメント。さらに、今回誕生しようとしているガールグループと、それが世界規模の音楽業界にどのような影響を与えるか、という考えについても言及した。
バン・シヒョクは、「かなり前からK-POPの方法論に基づいて様々な国と地域から集まった人材を育成し、K-POPスタイルのグローバルグループを結成したいと考えてた」と思いを明かし、「Geffen Recordsは、そのためのグローバルな力量を持ち合わせた最適なパートナー」であると紹介。これは、世界的な現象と位置づけられているK-POPの永続性のためには、単なる音楽やアーティストの“輸出”ではなく、育成システムそのものをグローバル市場に根ざしたものにすべきだ、という長年の信念に基づいている。
また、バン・シヒョクと意気投合したジャン・ジャニックも「アーティストが成長し、最高の能力を発揮できるようにサポートすることがHYBEと私たちに共通した成功の要因」とコメント。「HYBEと共に最高のグローバルガールグループを作ることをエキサイティングに感じている」と明らかにした。
ふたりの挨拶に続き行われた質疑応答には、今回のプロジェクトに携わった各分野の専門家たちも参加し、ミトラ・ダラブ(HxG 社長)、トム・マーチ(Geffen Records 社長)、ソン・ソンドゥク(HxG エグゼクティブ・クリエイター)、ハンベルト・レオン(クリエイティブ・ディレクター)、ジェイ・イーン(HxG クリエイティブ・プロダクション責任者)らが名を連ねた。
プレスイベントの最後には、世界的なスターダムを目指して競い合う、世界各国から集まった20名の練習生が発表され、練習生とそれぞれの才能を紹介する映画のようなコンテンツが公開。映像は、『The Debut: Dream Academy』公式YouTubeチャンネルからも視聴が可能だ。
PHOTO BY HYBE x Geffen Records
『The Debut: Dream Academy』
OFFICIAL YouTube
https://www.youtube.com/@DreamAcademyHQ
OFFICIAL Instagram
https://www.instagram.com/DREAMACADEMYHQ/
OFFICIAL X(Twitter)
https://twitter.com/DREAMACADEMYHQ
OFFICIAL TikTok
https://www.tiktok.com/@DREAMACADEMYHQ
OFFICIAL Facebook
https://www.facebook.com/dreamacademyhq/