■川口春奈&玉森裕太、映画 『マイ・エレメント』公開御礼舞台挨拶イベントに登壇
ディズニー&ピクサー最新作『マイ・エレメント』が絶賛公開中。 吹替版の鑑賞者からは吹替声優に対する絶賛の声が殺到しているが、このたびエンバー役の川口春奈と、ウェイド役の玉森裕太(Kis-My-Ft2)が“ラスト登壇”を飾る公開御礼舞台挨拶イベントが開催。世界各国に続き、早くも日本でも多くの人に愛される作品となった『マイ・エレメント』に、ふたりが溢れ出る想いを語った。
大勢のファンが駆け付けた会場に煌びやかな赤いワンピースに身を包んだ火の女の子・エンバー役の川口春奈と、水色のシャツとグレーのスーツでシックにきめた水の青年・ウェイド役の玉森裕太が登壇。
8月4日の日本公開以降、多くの絶賛の声で“マイエレ旋風”を巻き起こしている本作について、川口は「公開を迎えて、たくさんの方に観ていただけていること大変感謝しています。友達や家族、普段お世話になっている方からも連絡を頂きました。自分も公開後に劇場に観に行ったのですが、その場でお客様と一緒に観ることで、そこでしか感じられない温度感を肌で感じました。“こういうところで笑ってくれるんだ”とか、映画が終わったあとの空気感とかは実際に行かないと感じられないので、有難いなと思いながら帰りました」と語った。
玉森も「たくさんの方に観ていただけていること、有難うございます。(Kis-My-Ft2の)メンバーの横尾(渉)さんからこの間『観ました! とてもとても良かったです』と写真付きで連絡もらいまして、身近な人に観ていただけるのはすごくうれしいですし、改めて携われてよかったなと思います」 と、喜びの想いと共にその反響を実際に肌で感じていることを語った。
本作では、アツくなりやすく家族思いな火のエンバーが、自分とは性格も性質も全く正反対の心優しい水のウェイドと出会うことで、自分ひとりでは気付けなかった“あらたな可能性”に出会う物語が、ピクサー特有の“大人にも響く感動のメッセージ”とともにロマンチックに描かれる。SNSでも「自分の人生を大切にしたいと思える感動作」「心が温まるにもほどがある…」といった感動の声が多く寄せられている。
川口は「どなたに観ていただいても“元気”や“一歩踏み出す勇気”をもらえる作品です。みんなそれぞれ違う、でもそれで良くて、そういう部分に元気づけられますし、エンバーをはじめいろいろなキャラクターに共感してメッセージを受け取ってくれると思います」とその魅力を解説。
玉森も「何度も劇場に足を運んで観ているのですが、観るたびにすごく深いなと感じていて、勇気をもって何かに挑戦するのに時期も年齢も関係ないし、個性を尊重して手を取り合うようなストレートな部分が皆さんにも届いて共感してもらっているのかなと思います。ウェイドもめちゃくちゃいいやつなんで、見習いたいです(笑)」と語った。
そしてSNSではそんな感動の声と共に、吹替版鑑賞者から川口、玉森をはじめとする日本版声優への絶賛があとを絶たない。川口は「この間も映画館で“エンバーめっちゃかわいかった”と言っている女の子が劇場にいて、そうやって作品に没入していただけていることがすごくうれしいです。初めてなので大変な想いで収録したんですけど、そのように言ってもらえるとうれしいです」と、玉森も「本当にうれしいですし、頑張ってよかったと思います。こういう仕事をしているとそういったところにやりがいを感じるので」と、溢れ出る喜びと感謝の想いを明かした。
そんなふたりだが、本作で初共演となったものの、これまで3回のイベント登壇を共にし、まるでエンバーとウェイドのように少しずつ仲を深めてきた関係。本作に登場するそれぞれ特有の性格を持った火・水・土・風の、どのエレメントにお互いの印象が近いかを聞かれると、玉森は川口について「“火”のエレメントだと思います。アツいものをもっている方だと感じましたし、アクティブなところがエンバーと重なります。もうエンバーじゃないですかね!」と語り、川口も納得の様子。
川口は「“水”だと思ってたのですが、“隠れ火”の部分もあると思います(笑)。感情をわーっとは出さないけど、中はメラメラしてると勝手に思っているので、“隠れ火”ですね」と、玉森の意外な一面を告白した。それに対し玉森も「そうなんですよ! 川口さんにそう言って頂けてありがたいです。自分でも言うくらいアツい想いを持っているのに、いつも伝わらないので(笑)」と喜んだ。
そして日本版声優と同様、吹替版鑑賞者から多くの大絶賛を獲得しているのが、Superflyが歌う日本版エンドソングの 「やさしい気持ちで(マイ・エレメント ver)」。劇中で描かれる物語と楽曲の驚きのハマり具合に、“泣けるエンドソング”として映画の終わりに優しい涙を流す人が続出している。そんな本作のエンドソングにちなみ、最近やさしい気持ちになったことを聞かれると川口は「母とサウナに行った後、ふたりで鏡台に座ったとき、ドライヤーで真っ先に母が後ろから乾かしてくれたんです。何も言ってないけど、そういったシチュエーションになったとき、毎回変わらずしてくれるんですよね。危うく泣きそうになってしまって。些細なことですが、“ありがとう”という気持ちになりました」と語った。
玉森は「最近、Kis-My-Ft2の現場にきたケータリングの方が、僕らの中で“もう一度来てほしい”と思っていた方で、その方の作るご飯はお皿の中に愛情や真心を感じるんです。そのご飯を食べているとき、やさしい気持ちになりました」と、最近体験した“やさしい気持ち”を告白。
さらにエンドソングを歌うSuperflyの越智志帆からも「滝のような涙、いや、滝じゃなくてもいいけど、やさしい涙が流れますように」とコメントが届いた。
そして本イベントでは、会場に足を運んだファンから川口と玉森への質問を事前に募集しており、抽選で選ばれた質問に実際にふたりが答えるコーナーを開催。一問目に「演じることには慣れているかと思いますが、いちばん難しい感情はどのシーンでしたか?」という質問が選ばれ、川口は「お腹の底から声を出すことが普段あまりないので、エンバーの“自分の感情を開放 するところ”が難しいと思いました」と回答。玉森も「楽しいときの演技が難しいです。思っている何倍も出さないと、楽しさが伝わらなく」と答えた。
続く質問は「この夏初めて挑戦してみたことはありますか?」という内容で、川口は「ぬか床です(笑)。前もやってたのですが、2〜3回繰り返し失敗してしまっているので、また挑戦したいです」とコメント。玉森は「スパルタンレースです。過酷という情報しかないんですけど、自分の限界に挑戦してみたい気持ちになります。動画を観ていると自分も男なので燃えたりするんですよね。“隠れ火”なので、スパルタンレースでしっかり“火”になりたいです」と意外な回答。
そして最後に「この夏いちばん楽しかったことはなんですか?」という質問に対し、玉森は「この作品に出会えたことですかね…! この夏のいちばん忘れられない 思い出になると思います」と回答し、会場を感動に包んだ。川口も「初めて声優やらせていただいて、地方へのプロモーションなども含めてすごく楽しかったですし、この作品への思い入れが強い夏になりました」と答えた。
■ピーター・ソーン監督から貴重なサプライズメッセージ&かわいいイラストが到着!
そして今回のイベントでは、長きに渡って本作のプロモーションに取り組んできた川口と玉森に向けて、これまで20年以上ピクサーに在籍し、数々の作品を手掛けてきた本作の監督ピーター・ソーン監督から、サプライズでメッセージが到着。
「春奈さん、裕太さん、エンバーとウェイドを演じてくれて本当にありがとう。私からの贈り物として絵を描きたいと思います。おふたりに深い感謝の気持ちを込めて。『マイ・エレメント』への出演本当にありがとう」と、ふたりへのメッセージとともにエンバーとウェイドのイラストが到着。そんな監督が描いたかわいらしいイラストがプレゼントされ、川口は「かわいい! こんなスペシャルな贈り物うれしいです! いちばん目立つところに飾ります。車とか(笑)」と興奮。
また、以前アメリカのピクサースタジオへ出向き監督と対談をしたことがある玉森は「かわいいですね! これはうれしいです! 空気に触れちゃうので、家に帰ってもっと頑丈な額縁に入れて玄関に飾ります(笑)」と、溢れ出る想いを語った。
映画情報
『マイ・エレメント』
8月4日(金)全国ロードショー
監督:ピーター・ソーン
プロデューサー:デニス・リーム
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
『マイ・エレメント』作品サイト
https://www.disney.co.jp/movie/my-element