■Jホラーの巨匠・清水崇監督最新作『ミンナのウタ』公開前夜祭イベントが爆笑につぐ爆笑の展開に!
8月11日に全国公開を迎えた、Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作『ミンナのウタ』。劇場公開日の前日となる8月10日に、東京・丸の内ピカデリーにて公開前夜祭イベントが開催された。
イベントには、全員本人役で主演を務めるGENERATIONS、彼らのマネージャー役を務めた早見あかり、清水崇監督、そして、呪いのメロディを奏でる謎の少女“さな”が登壇。翌日に控えた映画公開を大いに盛り上げた。
また上映中には、ホラー映画として“国内初”の試みとなる観客の「感情分析」を実施。劇場内の観客席にランダムに設置したカメラにより、Olive社の感情分析プラットフォーム「LACAUSE(ラクーズ)」で観客の感情データをリアルタイムに採取。そのデータを基に、上映中に【一番お客様を怖がらせたキャスト】と【一番怖がっていただいたお客様】を選出して、表彰を行った。
【イベントレポート】
会場は、翌日の公開初日を待ちきれない大勢のファンが集まり、超満員。熱気溢れる会場内にGENERATIONSのメンバーたちが登場すると、会場は大歓声。そして登壇者が一人ひとり挨拶を行うなか、ステージの端には“謎の少女”の姿が…。司会者の「もしかしてあなたは…?」という呼びかけに、「高谷さなです…。わたしの映画が公開されると聞いて…やって来ました」と語る“さな”に、GENERATIONSのメンバーたちもビックリ! 早見も「GENERATIONSの映画じゃなくて、“さな”の映画だったんだ!」と驚いてみせた。
そんななか、“さな”に果敢に話しかけようとしたのが、清水崇監督。「今日は公開から1日早いですよ」「(進行が滞ったときに)これは呪いですか?」などなど、たびたび“さな”の素顔に迫ろうとするも、“さな”は残念ながらノーリアクション。そんな監督と“さな”のやりとりに、GENERATIONSのメンバーたちは終始大笑いだった。
■最近ヒヤッとしたことトーク
司会者から【最近一番ヒヤッとしたことはなんですか?】という質問が投げ掛けられると、登壇者は様々な体験を披露。
リーダーの白濱亜嵐は「ホテルのシーンがあったんですけど、良かったらとホテルの方にカレーをいただいたんです。ありがとうございますと受け取ったんですけど、うっかりホテルに忘れて帰ってしまって…。もしかしたらスタッフさんが回収してくださったのかもしれないですが……」と、ヒヤッとした自身の反省体験を語った。
片寄涼太と関口メンディーは、7月24日に行われた「さな presents 真夏の学生試写会」でのヒヤッとしたエピソードを披露。「学生向けのイベントだったんですが、舞台に立った監督の第一声が『うるさい!』。何が起きたの? と思いました(笑)」と関口。清水監督によると、それはGENERATIONSのメンバーたちの登場に興奮して大はしゃぎだった学生たちを驚かそうとしての言葉だったようなのだが、関口は「学生さんたちに冗談は通じなかったんですよ(笑)」と呆れた様子で語った。清水監督も「あのあと、片寄くんに本気モードで叱られました」としょんぼり。片寄も改めて「学生さんに『うるさい』はダメですよ」とピシャリと清水監督をたしなめた。
「ちょうどさっきヒヤッとしました」と語った数原龍友は、「(中務)裕太くんがゲームをやっていたので、『なんでやっているの?』と聞いたら、後輩のTHE RAMPAGEの陣にボロ負けしたらしく。悔しくて練習しているんだと言うので、僕も久しぶりにやらせてもらったんですよ。僕は2回戦って2回とも勝った。そしたら裕太くんの表情が明らかにイラッとしてきて(笑)。ヒヤッとしました」と報告。中務は「悔しかったすね」と返してみせて、会場は大笑いとなった。
そんな中務裕太は「僕は某SNSで怖い話を観るのが好きで。ヒヤッとした話をします」と、先日観たという怖い話を披露。ドライブをしていたカップルが、手を振る少女を見かけたものの、その手の振り方がこの世の人じゃなかった…という話に、会場から「いやだ~!」と怖がる声が。それに対して清水監督が「それは逆手拍手ですよね。それは良くないと言いますね」と解説してみせた。
小森隼は「テレビ収録で小峠英二さんたちとロケに行って、『サイン書いてください』と言われたんですけど、小峠さんは寝たかったんでしょうね。『あとで書くわ』となったのですけど、それを知らないメイクさんが『サインですよ! 早く書いてください!』と(笑)あれはヒヤッとしましたね」とコメント。
佐野玲於は「藤岡弘、さんにヒヤヒヤしていました。収録がスタートして、(カメラの)赤ランプが点いたときに、藤岡さんがカンペを読むハズだったんですけど、(オンエアが始まっても)ずっとニコニコしていたんで、みんなヒヤッとしてました(笑)。でも藤岡さんは本当に最高で、ステキな方でした」と笑ってみせた。
マネージャー役の早見あかりも、映画撮影中の裏話を披露。「映画のクライマックスで、ドアがバタンと倒れて、それに乗って階段を落ちていくシーンがあったんですけど、あの落ちる瞬間が本当に怖くて。もちろん安全を確保した状態だったんですけど、最初はゆるい感じだと説明されていたのに、実際は違って。あれは怖かったです」とヒヤッとした撮影時の体験を振り返った。
■一番観客を怖がらせたキャストが明らかに!
そして、Olive社の感情分析プラットフォーム「LACAUSE(ラクーズ)」を使用して採取された、映画鑑賞中の観客の感情データから、【一番お客様を怖がらせたキャスト】と【一番怖がっていただいたお客様】を発表。表彰が行われた。
【一番お客様を怖がらせたキャスト】に選ばれたのは、怖がらせ度60パーセントを獲得した関口メンディー! 観客を一番驚かせたのが“逆再生”のシーンだったため、登壇者たちも「あそこ?」「いいの?」「“さな”じゃないの?」と驚いた様子。そんな“さな”を慰めるように「泣かないで~♪」と歌い始めた清水監督に会場は大爆笑。小森たちも「誰か監督を止めてくれ!」と大笑いだったが、当の関口は「うれしいですね。あのシーンは本当に怖かったんで。あの音がジリジリくるじゃないですか。ひとりで精神が崩壊するかと思って。それくらい怖い撮影でした」と振り返った。清水監督も「あれをつくってくれた録音部の方は喜んでくれると思います」とうれしそうに付け加えた。
【一番怖がっていただいたお客様】は、前方エリアに座っていた女性客。突然選ばれ、マイクを渡されると「恥ずかしい」と照れることしきり。「怖かったんですかね」と語りつつも、「亜嵐くんがカッコ良かったからかもしれないです」とラブコールを送り、会場は大喝采。そのコメントにやさぐれた様子を見せた小森は「(劇中冒頭で姿を消してしまう)俺の気持ちにもなってくれ!」と嘆いてみせつつも、「楽しんでくれて良かった」と呼びかけた。
さらにこの映画の【恐怖度指数】が95パーセントだったことが明かされると、清水監督も満足げな表情。「これでホラーは卒業して、コメディを撮っていいということですね」と冗談めかして会場を沸かせた。
最後にメンバーを代表して白濱が「僕たちが出ているということで、カジュアルなホラーじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ホラーファンにも楽しんでいただける作品になっていると思います。ぜひ広めてください」と挨拶。
清水監督も「僕はたくさんホラー映画を作ってきましたが、まさかLDHの方が出てくださるなんて思ってもいなかったので、それを逆手にとってやろうと思って。LDHのラブ・ドリーム・ハピネス、というポジティブな言葉の裏側といいますか、“さな”が持っている思春期の執着心が死んだあともずっと続いていて、ネガティブなものに変化するということを描こうと思ったので。LDHの皆さんが主演でなかったら、そんなことは思いつかなかったので、感謝したいと思います」と語った。
映画情報
『ミンナのウタ』
8月11日(金)全国ロードショー
出演:GENERATIONS(白濱亜嵐・片寄涼太・小森隼・佐野玲於・関口メンディー・中務裕太・数原龍友)、早見あかり / 穂紫朋子、天野はな、山川真里果、マキタスポーツ
主題歌:「ミンナノウタ」GENERATIONS(rhythm zone / LDH JAPAN)
監督:清水崇
企画・配給 :松竹
(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会
リリース情報
2023.03.08 ON SALE
GENERATIONS
ALBUM『X』
『ミンナのウタ』作品サイト
https://movies.shochiku.co.jp/minnanouta/
GENERATIONS OFFICIAL SITE
https://www.ldh.co.jp/management/generations/