【ライブレポート】櫻坂46、初の海外イベントでフランス・パリの1万5,000人のオーディエンスを魅了

■ステージをすべて終えたあとも、拍手と歓声が鳴りやまない状況に！

櫻坂46が、グループ初の海外イベント『Japan Expo Paris 2023』に出演し、1万5,000人のファンを魅了した。

櫻坂46が出演したのは『Japan Expo Paris 2023』でいちばん大きいステージとされるICHIGO STAGE。イベント主催側からグループへの期待の高さが伺える。スタート時間になっても押し寄せる観客の入場列が途切れず、30分遅れてのスタートとなった。

OvertureはJapan Expo特別仕様のものとなっており、映像と音が流れると大きな拍手と歓声が沸いた。白のセットアップスーツを身にまとったメンバーが登場し、「摩擦係数」「なぜ　恋をして来なかったんだろう？」を続けて披露。激しいダンスパフォーマンスで観客を圧倒した。

続いてMCパートでは、キャプテンの松田里奈がフランス語で「Bonjour tout le monde nous sommes Sakurazaka46! Nous sommes tres heureuses de vous rencontrer aujourd’hui.（皆さんこんにちは私たちは櫻坂46です！　皆さんにお会いできてうれしいです）」と挨拶をし、話題の日本人アイドルグループをひと目見ようと集まったファンがそれに答える。二期生・山崎天（※崎は、たつさきが正式表記）もフランス語で「Merci d’etre venus aujourd’hui!（今日は来ていただきありがとうございます！）」と感謝の気持ちを述べ、現地のファンが呼応する。

「桜月」ではセンターを務める二期生・守屋麗奈が可憐に表現をし、「Buddies」ではようやく会えた気持ちを確かめ合い、「BAN」で再びグループのパフォーマンスの質・量を見せつけた。最後を飾ったのは最新シングル「Start over!」。イントロのベース音が流れると待ってましたと言わんばかりの歓声が起こる。センター・藤吉夏鈴が自由に舞い、グループ全員でフォーメーションダンスを繰り広げて、現地のファンに驚きと感動を与えた。

ステージをすべて終えたメンバーが最後の挨拶のために一列に並んだあとも拍手と歓声が鳴りやまず、多幸感溢れる会場となった。まさに日本を代表する“櫻”がフランスに咲いた瞬間でもあった。こうして櫻坂46の初海外挑戦は大盛況に終了した。

初めて海外の地に足を踏み入れるというメンバーも少なくなく、イベント以外にも各々フランス・パリの地を楽しんだ模様。櫻坂46は、NHK WORLDでの『SONGS OF TOKYO』への出演をはじめ、TikTokにて海外で流行のダンスを披露したり、タイで人気の女性アイドルグループPiXXiE（ピクシー）とのダンスコラボ、MVやオフィシャルHPの英語対応など海外に向けた発信を積極的に行っており、次なる挑戦にも注目が集まっている。

PHOTO BY KASONO TAKAMURA