4月4日・5日・6日、横浜を舞台に開催する、新都市型フェス『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』(以下『CENTRAL』)オフィシャルインタビュー第4弾として、4月5日・6日に横浜赤レンガ倉庫 赤レンガパーク特設会場にて行われる“Echoes Baa”に出演のYOASOBIに話を聞くことができた。彼らが所属するEchoesがキュレーションする“Echoes Baa”について、海外公演での“肌感”を交えた同フェスへの想いを語ってくれた。
■日本のカルチャーはめちゃくちゃ戦える
──『CENTRAL』は、「日本の響きを世界へ」というコンセプトを持ったフェスですが、ふたりはこのコンセプトでフェスが立ち上がると聞いたとき、どんな印象を持ちましたか?
Ayase:すごく良いことですよね。最近もLAで『matsuri ’25: Japanese Music Experience LOS ANGELES』というイベントに出てきたし、YOASOBI自身としてもアジアツアーで世界に行っていて。そこで肌感として感じるのは、日本のカルチャーはめちゃくちゃ戦えるということで。日本の文化を生で観たいっていう人がちゃんと来てくれるし、リトルトーキョーに行っても、日本のカルチャーを扱っているお店にできている行列を見て、みんなが愛してくれているからこそ、日本側からアプローチしていかないといけないと思って。イベントもそうだし、ミュージシャンの心持ちも、日本のリスナーも、これまであった、世界に対して強く感じすぎている壁みたいなものを取っ払っていかないといけないと思うんですよね。海外こそが至高の存在で、日本はどうなのか、というところは確かにこれまではあったけど、日本側からその思いを払拭していかないと。そこで、日本のフェスをまるごと世界に届けるというフェスが立ち上がったことは、本当に素晴らしいことだと思ってます。
ikura:YOASOBIも2年前くらいからアジアツアーをやったり、アメリカでもライブをやってきて。私たちがやっている音楽を現地の皆さんに届けると、そこでもらえる反響は大きいんですよね。この前のLAでも、日本のポップミュージックはこれだけ世界を熱狂させられるんだって。今回は、同じレーベルEchoesのみんなで、J-POPをやっているみんな一丸となって“私たちがやってるJ-POPはカッコ良いよね”ということを共有していけたらいいなと思います。
■いつか、『YOASOBIフェス』というかたちでもやってみたい
──今回は横浜赤レンガ倉庫 赤レンガパーク特設会場にて、“Echoes Baa”というかたちで、ひとつの独立したイベントを開催していただくわけだけども、その経緯はどういうものだったんですか?
Ayase:Eshoesも立ち上がったばかりだし、このタイミングであれば、レーベルのみんなでイベントをやってみるのがいいんじゃないかなと提案させていただきまして。いつか、『YOASOBIフェス』というかたちでもやってみたいですね。そこはしっかり時間をかけてやっていきたいですね。
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──YOASOBIは、“Echoes Baa”の初日(4月5日)のトップバッター、2日目(4月6日)のトリという、極めて重要な出演の仕方をしますが、そこにかける思いを聞かせてください。
Ayase:これはもう“Echoes Baa”全体を盛り上げるためにやれることをやりたいということですね。トリはイベントを締めくくることができるわけで、それはとてもうれしいし、やれるぞという自信もあるし。あと、僕ら、トップバッターも好きなんですよね。一発目から盛り上げて。そのあとは僕自身もフェスを楽しめるし、それを受けて、最終日はしっかり締めくくりたいなと思います。
ikura:たくさんの出演者の方がいらっしゃる中で、空気を作ることができる役割はやりがいがあるし、プレッシャーがないわけではないけど、最初に盛り上げるのは好きですね。どちらも味わえるのがうれしいです。
Ayase:トップバッターでその日いちばんのパフォーマンスを観せてやるっていうのがいちばん楽しい(笑)。
■続けていくことがすべて
──YOASOBI自身のステージはどういうものになりそうですか?
Ayase:今回は空気をしっかり分けようと思っていて。それぞれ(※4月5日と6日)でセトリも変えようと。初日は季節的にも春だし、爽やかにカッコ良く、イベントの開幕を飾るものにしたいと思っていて。トリのステージでは、どしっとした、海外のツアーを経て得たものをすべて出したいなと思います。堂々としたパフォーマンスを観せたいです。
ikura:積み上げてきたものがあるからね。
Ayase:うん、どちらも気合いとしては変わらないですけど、それぞれの時間帯も加味したパフォーマンスをしたいと思いますね。
ikura:任せてもらっている役目が違うので、そこを意識しながらやりたいよね。自分たちも楽しみつつ、勢いをつけられるように、トリでは「最高のフェスだったね!」って思ってもらえるように頑張ります。
──『CENTRAL』は、コンテナをひとつのモチーフにしていて。今までは海外で戦おうと思ったら、アーティストの単独の力で単独突破するしかなかったですよね。そこで、『CENTRAL』は日本の音楽を丸ごと届けていくという試みを貫くフェスになっていく覚悟を持っています。そんな『CENTRAL』にどんなことを期待してくれていますか?
Ayase:アイデアも素晴らしいし、続けていくことがすべてですよね。僕らとしては良いライブをやるだけなんですけども、今回の成果をもって、世界にアプローチしていくということを毎年続けて、一つひとつ積み上げていけるといいなと思います。
ikura:一回目ということで、その反響が次に繋がる鍵になると思います。まずは私たちに期待されていることをしっかり発揮して、“J-POPやってる人たちって超カッコ良いんだ”ということを世界に発信できたらいいなと思います。
──当日楽しみにしてます!
Ayase:バイブス上がってますんで。
ikura:ありがとうございます!
INTERVIEW & TEXT BY 小栁大輔(Interview inc.)
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— CENTRAL FEST (@CENTRAL___2025) March 22, 2025
■イベント情報
『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』
2025年4月4日(金)・5日(土)・6日(日)
※4月4日はKアリーナ横浜公演のみ。
会場:Kアリーナ横浜、横浜赤レンガ倉庫、KT Zepp Yokohama、臨港パーク
主催:CENTRAL実行委員会
制作:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
特別協賛:サントリーグループ
協賛:ソニーフィナンシャルグループ株式会社 / ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
OFFICIAL SITE https://central-fest.com/
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【アプリリリース】
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