4月4日・5日・6日、横浜を舞台に開催される、あらたな都市型フェス『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』(以下『CENTRAL』)より、4月5日のCENTRAL STAGE(Kアリーナ横浜)に出演する、角野隼斗のオフィシャルインタビューが到着。同じくCENTRAL STAGEに登場するキタニタツヤとのコラボレーションについて、現在の心境をたずねてみた。
■起点の場所として発信していくというのは、その心意気に共感します
──『CENTRAL』は、「日本の響きを世界へ」というコンセプトを持ったフェスなのですが、角野さんはこのコンセプトでフェスが立ち上がると聞いたとき、どんな印象を持ちましたか?
角野隼斗:素晴らしいことだと思いました。日本から世界に発信するということは、今では世界で活躍する日本のアーティストはだんだんと増えてきている印象はありますが、起点の場所として発信していくというのは、その心意気に共感します。
──今までは海外で戦おうと思ったら、アーティストの単独の力で単独突破するしかなかったですよね。そこで、『CENTRAL』は日本の音楽を丸ごと届けていくという試みを貫くフェスになっていく覚悟を持っています。
角野:ということは、これからは世界でも、『CENTRAL ◎◎』という展開も考えていらっしゃるんですか?
──まさにその未来像を見ています。
角野:本当に素晴らしいことだと思います。
──今、角野さんの目には、海外における日本の文化の評価のされ方はどう見えているのでしょうか。
角野:日本の文化はここ最近音楽も含めてとても注目されていると思います。日本を訪れる外国人観光客の数も増えていますし、アニメの影響度はものすごい。日本の文化が世界に広まっていくのは純粋に喜ばしいことだなと思います。クラシックの文脈で話しますと、世界で活躍する日本人の音楽家は少ないながらも確かに存在して、私もそうなれるように頑張っているところです。それは日本の文化が評価されているというよりも個々人の素晴らしさによってですね。先人たちが切り拓いてくれたおかげで今は日本人が西洋音楽を演奏するということへのハードルは昔ほど高くありません。ただニューヨークにいると感じるのは、海外に長期留学する日本人学生、特にアメリカへ来る学生の数は顕著に減っているようで、日本人はほとんど見かけません。寂しいことですが、日本にいても質の高い活動をできるようになった、ということかもしれませんから、一概には良し悪しは語れないですね。
■キタニさんは大学も同じで同い年で、共通点が多くて
──今回出演してくださるKアリーナ横浜にて行われる4月5日のCENTRAL STAGEは、結束バンド、キタニタツヤさん、角野隼斗さんというラインナップになっているんですが、このラインナップについてはどう思いましたか?
角野:幅広い層にリーチできそうな、そしてなかなか起こり得なそうなラインナップで面白いなと思いました。キタニさんは大学も同じで、同い年で、共通点が多くて。今回初めてご一緒させていただくので、楽しみです。結束バンドについては、アニプレックスのイベントに去年出させていただいた時にオープニングでメドレーを演奏したのですが、そこに『ぼっち・ざ・ろっく』の曲を入れさせてもらったりもしました。どんなお客さんが来てくださるのか、楽しみです。
──角野さんご自身のステージはどういうものになりそうですか?
角野:ピアノソロで、クラシックを中心に演奏させていただきます。きっといろんな方が観に来てくださるでしょうし、皆さんに楽しんでもらえるステージにしたいと思ってます。キタニさんとはコラボをさせていただく話にもなってまして。そして、僕もメンバーであるPenthouseのボーカルふたり(浪岡真太郎、大島真帆)にも来てもらって、何かをやりたいなと思ってますね。
■お客さんも国際的であるようなフェスになっていけたらいい
──キタニさんにもお話を聞いたんですが、角野さんを「雲の上の存在」と言ってましたけど(笑)、どんなコラボレーションになるのでしょうか。
角野:僕が“雲の上”なら、キタニさんは“成層圏の上”でしょうか。キタニさんとは今回初めてコラボさせていただくので、どんなコラボになるのか自分自身もわからないところもありますが、とにかくとても楽しみです。即興性も取り入れながら、この場限りの特別な音楽を生み出したいです。
──「日本の響きを世界へ」というコンセプトを持った『CENTRAL』に対して、どんなことを期待しますか?
角野:世界へということであれば、さっきおっしゃっていたように、ゆくゆくは世界の都市でも開催していけたらいいなとも思いますし、日本にいらっしゃる観光客も増えていますから、そういった方々にも認知していただいて、お客さんも国際的であるようなフェスになっていけたらいいのかなとも思います。横浜という場所もアイコニックですし、土地の魅力も含めて、面白いと思います。
──ぜひ一緒に盛り上げていただければと思います。
角野:はい、ありがとうございます。
INTERVIEW & TEXT BY 小栁大輔(Interview inc.)
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— CENTRAL FEST (@CENTRAL___2025) March 22, 2025
■イベント情報
『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』
2025年4月4日(金)・5日(土)・6日(日)
※4月4日はKアリーナ横浜公演のみ。
会場:Kアリーナ横浜、横浜赤レンガ倉庫、KT Zepp Yokohama、臨港パーク
主催:CENTRAL実行委員会
制作:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
特別協賛:サントリーグループ
協賛:ソニーフィナンシャルグループ株式会社 / ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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