■OKAMOTO’S「Cheep Hero」MVには初公開の本編映像満載!
北村匠海が主演を務める、“クズとワルしか出てこない”と話題の映画『悪い夏』(全国公開中)より、撮影現場の様子をとらえたメイキング写真が解禁された。
本作の撮影は、2024年6月に、埼玉県飯能市を中心に行われた。撮影には城定秀夫と7本目の映画作品となる若き才能・渡邊雅紀、数々のヒット作に参加してきた照明の志村昭裕、録音の秋元大輔ら盤石の面々が集った。
撮影は、佐々木(北村匠海)が勤務する船岡市役所の日常シーンから穏やかに始まった。佐々木が担当する生活保護受給者・山田(竹原ピストル)の部屋を訪れるシーンは、その間取りの狭さもリアルで、佐々木と山田の距離の近さや、見事に作り込まれた雑然とした部屋の内装と相まって、撮影中のよどんだ緊迫感が伝わってくる。
本作で初共演となった北村匠海と河合優実。北村は、「芝居やそのシーン一つひとつにおける見ている角度がとても近いなと感じた。河合さんと同じ目線でのシーンが多くあり、すごく気持ちのいい時間だなと思っていた」、河合は「現場で一つひとつに対して真剣なことが、一緒にやってると伝わってきて。お芝居や作品を作るっていうことが心から楽しいと思って、現場に毎日来ている方だなというのをすごく感じた」と振り返っていたが、現場のモニターをチェックするふたりの姿からも初共演で息の合った様子が伝わってくる。
物語の舞台として重要な場所になってくる、愛美(河合)が娘と暮らし、のちに佐々木も訪れることになるアパートは、地元フィルムコミッションの尽力もあり、ちょうど修繕前の物件をまるまる一棟借りることができたという。
本作のクライマックスのシーンは、部屋での立ちまわりから外へ飛び出し豪雨の中でのアクションを伴う、技術的にも体力的にもハードな局面で、愛美のアパートの眼の前にある開けた河川敷で行われた。キャストたちは大量の雨と風と泥の中で立ちまわることになり、北村のずぶ濡れぶりからも現場の壮絶さが見えてくる。撮影は2日間に及び、全員一丸となった気迫と、城定監督の持つ、作品をエンターテインメントに昇華させる演出が冴えわたる、忘れられないシーンが出来上がった。
今回の現場は、撮影の渡邊の他にも、若手のスタッフが多く集まり、実験的な瞬間もいっぱいありそれも楽しかったという。また、これだけのキャストが集まってなお、高い層での話し合いや演技についてのやりとりの場がもたれ、本編の“クズワル”顔とは真逆の、笑顔溢れる記念ショットからも、撮影時間が充実したものだったことがわかる。
■クズとワルが大狂乱!クライマックス映像も初公開!
併せて解禁された本作のイメージソングであるOKAMOTO’S「Cheep Hero」MVでは、アップテンポな楽曲に乗せ、本作で使用されていない初公開の映像が満載。特に終盤のクライマックスシーンの部屋での、豪雨での大乱闘には注目だ。
映画情報
『悪い夏』
全国公開中
出演:北村匠海
河合優実 伊藤万理華 毎熊克哉 箭内夢菜
竹原ピストル 木南晴夏 / 窪田正孝
監督:城定秀夫
脚本:向井康介
原作:染井為人『悪い夏』(角川文庫/KADOKAWA刊)
配給:クロックワークス
(C)2025映画「悪い夏」製作委員会
映画『悪い夏』作品サイト
https://waruinatsumovie.com/
OKAMOTO’S OFFICIAL SITE
https://www.okamotos.net/