■「これはすごい!歴史に残る代表曲になるよ!絶対にリリースすべきだ」(アンドリュー・リッジリー)
史上最も愛されているクリスマスソングのひとつである、ワム!「ラスト・クリスマス」 が2024年でリリースから40周年を迎えるにあたり、記念EPがリリースされることが明らかとなった。
EPにはオリジナルの7インチと12インチのすべてのバージョンに加え、ジョージ・マイケルが2006年にロンドンのウェンブリー・アリーナで行った「ラスト・クリスマス」のパフォーマンス音源が収録される。
EPは、限定版12インチ [スノーフレーク・ホワイト] カラー・ヴァイナル、12インチ・ピクチャー・ディスク、12インチ・ゾートロープ・ピクチャー・ディスク、さらにCDおよびデジタルの全5形態で12月13日にリリースされる(※フィジカル・フォーマットは輸入盤のみ)。
「ラスト・クリスマス」のオリジナルは1984年の12月3日にリリースされた。1984年12月に遡ると、6つのマルチプラチナを獲得したこのクラシックソングは、リリースと同時に16ヵ国で最高1位を記録し、英国では正式に史上4番目に売れたシングルとなっている。この曲は過去40年間に何度もナンバー1の座を獲得し、合わせて50億回という驚異的なストリーミング数を記録。リリースから40年を経た今、この曲はまさにクリスマスの一部として欠かせないものとなり、永遠のクリスマス定番曲として聴き継がれている。
ここ日本においては、1984年発表の「ラスト・クリスマス」は国内チャートの週間シングルランキング(洋楽部門)において80年代と90年代合わせて通算26週の1位を獲得し(*)、年間シングルランキングでは1989年~1998年の10年連続でTOP100入り(洋楽シングルでは歴代1位)(*)を果たすなど様々な記録を打ち立て、累計で100万枚以上のシングル盤セールスを記録している。
*…オリコン調べ(oricon.co.jp)
【「ラスト・クリスマス」についてのあれこれ】
◇作詞・作曲・編曲・プロデュースは、ジョージ・マイケル。録音は、1984年8月。ロンドンのアドヴィジョン・スタジオにおいて、すべてのボーカルと、シンセサイザー(Roland Juno-60)、リズムマシン(Linn 9000)のプログラミングと、鈴の音(スレイベル)を含む演奏を、ジョージ単独で行った。12月3日、「ラスト・クリスマス」と「恋のかけひき(エヴリシング・シー・ウォンツ)」は両A面シングルとしてリリース。ジョージ自身も参加したバンド・エイドの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」に阻まれ、英国では2位にとどまったものの、「史上最も売れた、首位に到達できなかったシングル」(**)となるメガ・セールスを記録している。
**…2021年1月に初めて全英オフィシャルシングルチャートの1位を獲得。2023年には全英クリスマスチャートで初めて1位を獲得した(英国では毎年、12月25日周辺に発表されるチャートが“クリスマス・チャート”として注目され、多くのアーティストが1位獲得を目指している)。
◇「ラスト・クリスマス」が生まれた夜のエピソードは、ファンの間ではよく知られている。ジョージとアンドリューが共に、ジョージの両親が暮らす「実家」を訪れた際、インスピレーションを得たジョージが、少年時代の自分の部屋に篭り、ひと晩で一気に「ラスト・クリスマス」の骨子を作りあげた。その間、相棒のアンドリュー・リッジリーは、なんとずっとリビングのテレビでMTVやサッカー番組を観ており、作曲作業には参加していなかった。ただし完成直後の朝、自信なさげに感想を求めたジョージに対して「これはすごい! 歴史に残る代表曲になるよ! 絶対にリリースすべきだ」と、アンドリューが大絶賛。彼の予言どおり、ドリーミーでセンチメンタルな「ラスト・クリスマス」は、世界中のホリデーシーズンを彩り続けるクラシックとして燦然と輝き続けている。
リリース情報
2020.11.11 ON SALE
ワム!
ALBUM『ジャパニーズ・シングル・コレクション -グレイテスト・ヒッツ-』
2024.12.13 ON SALE
ワム!
EP『ラスト・クリスマスEP 』
・12インチ・ヴァイナル (スノーフレーク・ホワイト・カラー/ピクチャー・ディスク/ゾートロープ・ピクチャー・ディスク)
・CD
・デジタル・フォーマット
全5形態
ワム!
OFFICIAL YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCT41vlFeZ_asAUCY7BOiJVQ
OFFICIAL SITE
https://www.sonymusic.co.jp/artist/Wham/