■やす子を激励するため「Forever Love」のピアノパフォーマンスを披露!
YOSHIKIが8月31日、グランドハイアット東京で開催されたYOSHIKIの“世界一豪華なディナーショー”『EVENING / BREAKFAST with YOSHIKI 2024 in TOKYO JAPAN』が華々しくフィナーレを迎えた。10周年を迎えた今回は、1席30万円の「VIP Premium パッケージ」が用意されたが、瞬く間にソールドアウトしたことも開催前から大きな話題を呼んだ。10月に緊急手術を控え、頸椎の激しい痛みや手の痺れ・痛みを堪えてのまさに満身創痍の中、Breakfast Show、Dinner Showあわせて13公演を無事に完走した。
公演では、X JAPANの代表曲「Say Anything」や「Forever Love」などの演奏や、ディナーショー初披露となる「Nessun Dorma」、YOSHIKIがプロデュースを手掛けるガールズグループ「美麗-Bi-ray-」とボーイズグループ「XY」のゲスト出演、さらに「Swan Lake」での牧阿佐美バレエ団とのコラボなど見逃せない展開が続いた。大迫力のドラムソロも毎公演盛り上がりをみせ、最終日には途中、首をかばって項垂れる場面も。手術を直前に控え身体は限界を迎えている中、いつにも増して魂をこめた迫真のドラムプレイに、観客から大きな拍手が送られた。
なお、最終日となるこの日は、ディナーショー会場と中継を繋ぎ『24時間テレビ47』にサプライズ出演。チャリティーマラソンランナーのやす子が高校生の頃児童養護施設にいたという背景から、今年の24時間テレビではマラソン児童養護施設募金が開設されている。
「今回走るやす子さんの挑戦に敬意を表します。僕も子供の頃に父を自殺で亡くし、痛みを持っている中でファンの皆様のおかげでとここまで来れているので、養護施設へのチャリティーと聞き応援したいと思いました」とコメント。
番組MC陣や会場にいた観客から突然のサプライズに驚きの声が鳴り止まない中、やす子を激励するため「Forever Love」のピアノパフォーマンスを披露した。さらに、9月1日の両国国技館のステージにも生出演することを明かし、会場を盛り上げた。
また、同日のディナーショーには、世界最高峰のテノール歌手であるアンドレア・ボチェッリの次男であるマッテオ・ボチェッリがサプライズ出演。エルヴィス・プレスリーの「Can’t Help Falling In Love」を披露した。
そして、最終日前日となる30日には、X JAPANのギタリストPATAも出演し、大歓声の中YOSHIKIと共に「Rusty Nail」を演奏。ファンにはたまらない、一夜限りのプレミアムコラボレーションとなった。
そんなサプライズ尽くしの本ディナーショーは2014年に始まり、今年10周年を迎えた。開催の発表直後から大きな注目を集めたのは、通常のチケットに加えて初めて発売された「VIP Premium パッケージ」。1席30万円という他には例を見ない高額チケットにも関わらず、予約が殺到し瞬く間にソールドアウトとなった。
YOSHIKI本人による客席の練り歩きや直接プレゼントを渡せるカーテンコールなど、触れられるほどの至近距離でYOSHIKIのパフォーマンスを堪能できる貴重な機会も設けられ、会場中から歓声が沸き起こる場面も多くあった。そして、自身が手掛ける着物ブランドYOSHIKIMONOのファッションショーや、今年のミラノコレクションで発表されたMAISON YOSHIKI PARISの作品展示など、YOSHIKIならではの魅力的なコンテンツが勢揃いし、まさに“世界一豪華なディナーショー”にふさわしい内容で来場者を魅了し続けた公演だったと言えるだろう。
来場ゲストにはワールドワイドに活躍する著名人やVIPも多く、楽天・三木谷会長やセールスフォース小出会長、森ビル辻代表、サンリオ辻社長など、日本を代表する企業の代表や、DAIGOやアンミカ、日本テレビのオーディション企画審査員であるTAKAHIROや中宗根梨乃、コシノジュンコやMatt、そして手越祐也などの著名人。 さらに、元駐英日本大使・元最高裁判所裁判官である林景一や、元駐米日本大使の藤崎一郎、そしてYOSHIKIとワインブランド「Y by YOSHIKI」を手掛けるロブ・モンダヴィやサウジアラビア投資省代表など、世界各国から重鎮たちが来場し、会場は大きな賑わいを見せた。
同日にはYOSHIKI CHANNELにて、前回ゲスト出演したDAIGOがディナーショーの現地リポートと、フィナーレ後のYOSHIKIへの突撃取材を行う様子が放送された。ショー内でYOSHIKIから紹介された際には「NAM=涙で明日が見えない」とコメントし、会場を沸かせるシーンも。
各公演の最終曲には「ENDLESS RAIN」が披露され、ミラーボールやレーザーの演出とともにファンからの歌声が上がり、会場が一体感に包まれる中、感動的なフィナーレを迎えた。
最終公演を終えたYOSHIKIは、「この13公演、みんな支えてくれてありがとう。みんなの応援なしでは、ここに立っていることも、生きていることも出来なかったと思う。本当に感謝しています。こうしている間にも、世界中で苦しんでいる人がたくさんいます。僕たちには生かされている使命があると思っています。そんな人にも僕たちの愛が届けられたら。」と、10周年となった特別な今回のディナーショーを涙ながらに振り返った。
ディナーショーの完走後、YOSHIKIはすでに世界各国での活動を控えている。9月17日、米サンフランシスコでセールスフォース社が開催する大規模イベント『DREAM FORCE 2024』にて、芸術や音楽におけるAI の新たな活用をテーマにディスカッションを行うことが決定している。また、先日会見も行われた頸椎の手術については、10月8日に米カリフォルニア州ビバリーヒルズのシダーズ・シナイ・メディカルセンター(Cedars-Sinai Medical Center)で3度目となる緊急手術を行う予定だ。
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