■「言葉が刺さる」(藤ヶ谷太輔)「自分を見つめなおすきっかけになりました」(奈緒)
藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)と奈緒がW主演を務める映画『傲慢と善良』(9月27日全国公開)の幕間映像が公開となった。
8月9日より全国の劇場(一部劇場を除く)にて公開中の幕間映像は、藤ヶ谷太輔と奈緒が衝撃を受けたという原作小説と映画の魅力について熱く語る様子と、本編映像を合わせて収めたもの。
マッチングアプリを通じて付き合うも、1年もの間、将来を決められない架(藤ヶ谷)と、自分に自信がなく、親の敷いたレールの上で生きてきた真実(奈緒)。育った環境も性格もまったく違うふたりは順調に交際を続けるも、婚約した直後に真実が突然失踪してしまう。なぜ婚約者は姿を消したのか――。
同じ方向を向いているようで、すれ違っているふたりについて、奈緒は「男女のすれ違いってすごくミステリーなんだなと思いました」と、演じてみて改めて実感したと話す。また、原作を人生でいちばん好きな小説に掲げる理由を明かした藤ヶ谷は、「恋愛観とか、人生観とか、言葉が刺さる」と絶賛。
原作のもつテーマはそのままに、オリジナルのクライマックスが描かれるのも映画の見どころのひとつだが、幕間映像の最後には「全編名シーン、クライマックスでした」と映画に太鼓判を押す原作者・辻村深月のコメントも収められている。
藤ヶ谷と奈緒が「心に刺さった」「自分を見つめなおすきっかけになった」と語る本作。マッチングアプリでの出会いが主流となりつつある婚活市場で、結婚に対する男女の価値観の違いや、リアルな恋愛観を浮き彫りにした名セリフの数々には、はっとさせられる人も多いはずだ。
消えた婚約者の“知りたくなかった過去と嘘”を紐解くきっかけとなるセリフとは? ぜひ劇場で確かめよう。
■日本の婚活市場を的確に表現した印象的なセリフの数々
◇「婚活は就職活動に似ている」by 架(藤ヶ谷太輔)
長年付き合った彼女にフラれたことをきっかけに、マッチングアプリで婚活を始めた架。何人もの女性と会うが、なかなかしっくりくる人が見つからず、同じような会話を繰り返す日々に疲弊気味。そんななか、控えめで気の利く真実と出会う。
◇「私は70点だから。70点分しか彼は私を好きじゃないから」by 真実(奈緒)
架の女友達から、架が自分を“70点”と評価していると聞かされた真実は大きなショックを受ける。架はそんな真実のただならぬ様子に気づくこともなく…。
◇「あの子と結婚したい気持ち、今何パーセント?」by 美奈子(桜庭ななみ)
架に真実を紹介された友人の美奈子は、「あの子はなんか頑張りすぎてる感じ」と真実のしたたかさが気に食わない様子。付き合って1年経つも結婚を決められない架に対し、思わず元カノと比べるような発言をしてしまう。
◇「今の日本の婚活は、傲慢と善良。自分の価値観に重きを置きすぎて、皆さん傲慢です。その一方で自己愛はとても強い」by 小野里(前田美波里)
失踪した真実の行方を探す架は、彼女が過去にお見合いをしていたことを知る。そして辿り着いた結婚相談所の所長・小野里から、婚活にまつわる、核心に迫る言葉を投げかけられる。
■映画公開を記念して、架と真実の劇中衣装・特別展示が決定!
映画公開を記念して、全国各地にて架と真実の劇中衣裳・特別展示が決定した。映画公開前から架と真実の雰囲気を感じ取れる機会となっている。会場などの詳細は公式サイトをチェックしよう。
映画情報
『傲慢と善良』
9月27日(金)全国公開
出演:藤ヶ谷太輔 奈緒
倉悠貴 桜庭ななみ / 阿南健治 宮崎美子
西田尚美 前田美波里
原作:辻村深月『傲慢と善良』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
監督:萩原健太郎
脚本:清水友佳子
主題歌:なとり「糸電話」
配給:アスミック・エース
(C)2024 映画「傲慢と善良」製作委員会
映画『傲慢と善良』作品サイト
https://gomantozenryo.asmik-ace.co.jp