■『omni Sight Seeing』は、細野晴臣のワールド・ミュージックの先駆的名盤!
2024年秋から始まる細野晴臣55周年プロジェクトのひとつである「細野晴臣アルバム誕生日企画」の第2弾として、細野晴臣のワールド・ミュージックの先駆的名盤『omni Sight Seeing(オムニ・サイト・シーイング)』の収録曲「PLEOCENE(プリオシーヌ)」ヴィジュアライザーが公開された。
1989年7月21日にEPICレコードから発表された『omni Sight Seeing』は、当時世界各地を巡り、ワールド・ミュージックの先導的な役割を担っていた細野晴臣が、80年代後半に掲げていた“観光音楽”の集大成となるアルバム。日本民謡からアラブ、中南米音楽など世界各地の音楽の要素を取り入れた、さながら音楽で世界旅行を体験するかのようなエレクトロニック・ポップの傑作である。
「PLEOCENE」ビジュアライザーは、アルバムジャケットのアートワークをTakeru Shimaが映像化、本アルバムの世界観を見事に表現している。
そして佐藤優介による「omni Sight Seeing BIRTHDAY PLAYLIST」を公開。カメラ=万年筆のメンバーであり、スカートやムーンライダースなどのサポートメンバーなど多岐に渡って活動しているキーボード奏者/作・編曲家/プロデューサーの佐藤優介が、“『omni Sight Seeing』という〈辺境〉の周辺”をテーマに、細野晴臣の楽曲をセレクトしている。
■佐藤優介 コメント
『omni Sight Seeing』の静的でありながら無限に広がりを感じさせる音世界は、自分にとって永遠の憧れです。発表当時の1989年というと、SoulⅡSoulやDe La Soul、ロックならThe Stone RosesやNirvanaといったバンドがデビューし、シカゴやデトロイトからは新しいテクノの動きが生まれつつあった時代だと思いますが、そうした当時の音楽地図をイメージしてみても、細野さんの音楽が、日本のみならず世界的にも特異点であったことが想像できます。
その『omni Sight Seeing』という〈辺境〉を中心に、精神的な繋がりを感じるHASYMO「RESCUE」や、発表から約30年後にヴォーカル・ヴァージョンが録音された「Retort – Vu Ja De ver.」など、〈辺境の周辺〉をテーマに細野さんの音楽を10曲選んでみました。
細野晴臣 特設サイト
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