■「とにかくこの物語に身をゆだねていただけたら、最後まで非常に楽しんでいただける最終話になっているかと思います」(亀梨和也)
亀梨和也(KAT-TUN)主演の連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』の最終話(4話)が、6月30日22時より、WOWOWにて放送、WOWOW オンデマンドにて配信される。
本作の原作は、2002年に刊行された東野圭吾の小説『ゲームの名は誘拐』。主人公の広告代理店の敏腕プラン ナー・佐久間駿介(亀梨和也)が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長・葛城勝俊(渡部篤郎)に一矢報いるため、その娘・樹理(見上愛)と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリーだ。2003年に一度実写映画化され、2020年には本作を原案としたドラマが中国で制作されるなど、長年にわたり世界中のファンを魅 了してきた人気作である。
佐久間と葛城の一進一退の“攻防戦”、誘拐犯・佐久間と共犯者・樹理との間で育まれるいびつで危険な “恋愛模様”、完璧だったはずの佐久間の誘拐ゲームに待ち受ける“すべてが覆る衝撃のラスト”が見どころだ。
6月30日に放送・配信される最終話は、これまで共犯者としてともに狂言誘拐を繰り広げてきた樹理(見上)の衝撃の事実を目の当たりにし、自分が樹理と葛城(渡部)の手のひらの上で転がされていたと知った佐久間(亀梨)の、“起死回生をかけた究極の一手”が描かれる。
その最大の山場となるのが、葛城が副社長を務める日星自動車の新車発表会のシーン。全4話を通して最初で最後に亀梨・見上・渡部のメインキャスト3名が集結するこの重要シーンの撮影は、 2023年11月、とある大型ホールに多くのエキストラを集め、丸一日をかけて撮影された。
監督との念入りなディスカッションののち、 見せ場である長ゼリフに佐久間の心情を丁寧に乗せながら演じる亀梨。一方の渡部も、葛城としてときに声を荒げながら、佐久間との最後の対峙シーンに真正面から挑んでいく。
そんななか、 記者役のエキストラに亀梨が「皆さん、これは世の中が注目している事件の当事者がいる会見です」など、率先してシーンの状況を説明する場面もあり、一気に場の空気に熱が入る。それを見守る見上も含め、役者陣の思いが詰まった最終話の最重要シーンが 完成していった。
佐久間が誘拐ゲームを通じて見つけた、“守りたいもの”のために選ぶ“ゲームのラスト”とは。ドラマオリジナルで描かれる最終話の展開に、期待しよう。
連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』の最終話は、6月30日22時より、 WOWOW にて放送・WOWOW オンデマンドにて同時配信される。
■最終話(4話)あらすじ
葛城樹理の遺体が発見された――。しかし、テレビのニュースで流れた樹理の写真は、佐久間の知る樹理ではなく、まったくの別人だった。すべては「樹理」を名乗る人物によって仕組まれていたのか? 佐久間は彼女と再会し、思いも寄らない真実を知ることになる。世間の目すら欺く、葛城の究極のプロモーションに対し、佐久間は最後の一手を放つのだが…。すべてを懸けた“誘拐ゲーム”の勝者は果たして――。
■亀梨和也 コメント
『ゲームの名は誘拐』を、ここまでたくさんの方々に見ていただけたようで、非常にうれしく思っております。以前の『正体』も同時に楽しんでいただけたりと、改めて連続ドラマWの作品の中で自分が過ごさせてもらった時間がすごくいい時間だったなと感じています。
最終話では佐久間、樹理、葛城が初めて一堂に会す物語最大の山場が訪れます。撮影時は、各キャストそれぞれの持ち回りの役割が多かったので、あまり雑談などたくさんお話しした記憶はないのですが、とにかく細かいニュアンスのやり合いでもあったりしたのでオンオフをしっかりつけて、オフの部分でも緊張感も持ちながら過ごしていたのを覚えています。
原作・台本を読んだときに、終盤がこの物語の魅力の大部分でもあると感じていたので、とにかくこの物語に身をゆだねていただけたら、最後まで非常に楽しんでいただける最終話になっているかと思いますので、ぜひ楽しんでご覧ください。
番組情報
WOWOW 連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』
06/30(日)22:00〜 ※最終話(4話)
出演:亀梨和也 見上 愛
武田航平 平山祐介 泉澤祐希 赤間麻里子 松村沙友理 山崎樹範
飯田基祐 小林隆
渡部篤郎
原作:東野圭吾『ゲームの名は誘拐』(光文社文庫刊)
監督:鈴木浩介
脚本:小峯裕之
『ゲームの名は誘拐』番組サイト
https://www.wowow.co.jp/drama/original/yukai/