ジュンスとBIGBANGのD-LITEの対談が、D-LITEの公式YouTubeチャンネル『家テソン』(テソン/D-LITEの本名)で公開された。
K-POP第2世代と呼ばれるアイドルたちの中で、圧倒的な存在感を放っていたグループで活躍したふたりは、互いをどう思っていたのか。当時の活動の様子など、ふたりの笑いの絶えないトークが話題になっている。
■ジュンスとD-LITE(BIGBANG)の共通点とは
ジュンスが出演したミュージカル『ドリアン・グレイ』(2016年)をD-LITEが観劇した以来、「約6、7年ぶり!?」と再会を喜ぶふたり。久しぶりに顔を合わせたふたりだが、最初から打ち解けたムードでスタート。ジュンスは「グループ内でも似たようなポジションって感じで、ふたりともボーカルだし、そういう親近感がある」と話すと、「そうそうそう」と答えるD-LITE。日本デビューした際、“ボケ”担当であったことも似ている点だと確認しあう。
またジュンスは「デビューした時、ファンの方や大衆の方々は僕を見て、『あの子は絶対に歌が上手いんだろうな』、と言われた。メンバーがみんな美少年だったから(笑)」と話すと、「既視感が!」と頭を抱えて笑うD-LITE。ジュンスは続けて「そういう時にBIGBANGがデビューしまして、僕はD-LITEさんを見てこう思いましたね、『本当に歌がめっちゃ上手なんだな、僕と同じようなポジションなのかな』」と思ったと話し、笑いを誘った。
■ジュンスとD-LITE(BIGBANG)が語る、K-POPの転換点
続いて、BIGBANGの「LIES」が大ヒットした時、「(流れが)BIGBANGに移り変わったんじゃないか」と当時を振り返るジュンス。「トレンドも変わったと思うし、ちょうどBIGBANGの『LIES』を筆頭に、アルバムから音源に移り変わるそういうのもあった」と、BIGBANGの活躍をK-POPの大きな転換点と感じていたようだ。
また、BIGBANGの自由なダンススタイルについてジュンスが言及すると、D-LITEは、「『LAST FAREWELL』も、僕たちが『LIES』の時に大雑把にやっちゃったから 『今回は厳しめに練習しよう!』ってなって練習始めた」が「合わせても合わせても全然合わないから、(事務所が)もう好きにやれって(笑)」と諦め、自由なスタイルを確立した流れを説明した。
BIGBANGの自由な雰囲気が人気を獲得していく中、「BIGBANGを超えなくちゃならない」という感じがあったと語るジュンス。その意識から生まれたのが、東方神起の名曲「MIROTIC」で、頬杖をつきながら左右に体を揺らす印象的な振り付けはジュンスが提案し、「今考えてみたら BIGBANGをイメージして意識してたと思う」と、制作の背景を明かした。
また当時は「200人か300人(の握手会)からホールツアーに行って、Zeepツアー! 武道館に行って泣いて、(アリーナツアーをして)ドームに行って」(D-LITE) という流れだったこと、それは「僕たちから見ると本当にBoA先輩が初めてその道を開いて、東方神起がより、道を広めてくれた」(D-LITE)、「BIGBANGで完全に開いたよね」(ジュンス)と当時を振り返った。
■K-POP第2世代を牽引したジュンスとD-LITEの貴重なエピソードが満載
その他にも“バラエティー担当”としての苦労話や、ジュンスが修学旅行で済州島に到着した途端呼び戻された話、東方神起メンバーの芸名の別候補、ジュンスのメディア出演が難しかった頃の話など、貴重なエピソードが次から次へと披露される。バラエティで才能を認められたのも納得のふたりのトークの面白さ、感謝や共感するごとに何度も握手する様子など、思わず笑い誘われる動画は必見だ。