■Netflilxドラマ『BEEF/ビーフ』の演出を務めたイ・ソンジン監督が「Come back to me」MVの演出、制作、脚本を担当
BTS RMが、10日13時(以下、韓国時間)、RM 2nd Solo Album『Right Place, Wrong Person』の先行公開曲「Come back to me」音源とMVを全世界同時公開した。
RMは2023年8月、韓国ソウルKSPO DOMEで開催されたSUGAのアンコールコンサート『SUGA | Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE FINAL』にゲストとして登場し、この曲をサプライズ歌唱したことがある。当時RMは「ソロアルバム『Indigo』の作業が終わり、次のプロジェクトを準備している。この歌はまだタイトルも決まっていないが、一番大事にしているトラックのひとつだ」と説明した。
9ヵ月経った今、音源として発表された「Come back to me」は「すべては戻ってくる。すべてではないかもしれないが」という内容のインディーズポップジャンルの曲だ。RMは新アルバムのメインテーマである「right and wrong」に対する悩みを込め、新しいことに挑戦したいと思いながらも、一方では現実に安住したがる人々の矛盾した感情を描く。
「Come back to me」はRMが作詞を、バンドHYUKOHのオ・ヒョクが作曲と編曲を引き受け、台湾の5人組バンド落日飛車(Sunset Rollercoaster)のKuoがギター、ベースセッションで参加した。また、RMが新譜のために構成した「TEAM RM」に所属したシンガーソングライターJNKYRDとBalming TigerのSan Yawnがクレジットに名を連ねた。
「Come back to me」のMVの制作陣も華麗なラインナップを誇る。Netflilxドラマ『BEEF/ビーフ』の演出を務めたイ・ソンジン監督が演出、制作、脚本を担当し、映画『別れる決心』『暗殺』などに参加したリュ・ソンヒ美術監督と、映画『1987、ある闘いの真実』『レイトオータム』のキム・ウヒョン撮影監督が意気投合した。
MVはドラマタイズ形式で構成され、感覚的な映像美と親しみやすい空間に与える映画的な想像力が際立つ。また、色々な時空間に閉じ込められ、今の自分ではない別の姿で生きる自身に遭遇したRMの感情演技も圧巻だ。MVの中でRMは「ドア」を通じて次元を行き来する。そしてそれぞれ異なる状況からくる混乱を深く描いた。
その後RMは自分と同じ境遇に置かれた他人に向き合い、それまでのシーンとは異なり、すべての瞬間で笑顔と幸せを取り戻す。特に、現実に戻ったRMが何かを誓った様子で最後のドアを開け、迷路のようなセットを出る姿が印象的だ。このように、映像はRMがより広がった次のチャプターに進むことを予告して終わる。
RM 2nd Solo Album『Right Place, Wrong Person』は「Come back to me」を含め、全11曲が収録される。今回のアルバムは「場所に合わない異邦人」のように感じられる瞬間を扱い、豊かなサウンドを誇るオルタナティブジャンルの音楽で満たされる。
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リリース情報
2024.05.25 ON SALE
ALBUM『Right Place, Wrong Person』
※韓国発売日:5月24日
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