■「自分の周りの人たちや、ほかの現場でお会いする方々もシンプルに作品を楽しんでくれていて、僕自身にとってもすごく贅沢な時間を過ごさせてもらっている」(亀梨和也)
主演の石原さとみと亀梨和也が初共演、初回から各配信プラットフォームでトップを独占するなど、話題沸騰中のサスペンス×ラブストーリー『Destiny』。
5月7日放送の第5話でいよいよ第1部が完結する。
大きな山場を迎える直前、主人公の検事・西村奏役の石原さとみと、大学時代の恋人・野木真樹役の亀梨和也が揃って取材会に出席。初回見逃し配信数が1位に輝いたことを受け「今の時代だとどこにいても、見られるという環境が整っているからこそ、隙間時間に見たいと思っていただける、選択していただけることがありがたいですし、まるでご褒美のようです」(石原)、「自分の周りの人たちや、ほかの現場でお会いする方々もシンプルに作品を楽しんでくれていて、僕自身にとってもすごく贅沢な時間を過ごさせてもらっている」(亀梨)と、喜びをかみしめた。
また、撮影時のエピソードや、キャスト・スタッフが一丸となって一つひとつのシーンを作り上げた現場を振り返りつつ“Destiny愛”を惜しみなく披露した。
■「なに、この優しさ!(笑)」 石原が亀梨の知られざるイケメンエピソードを披露!
亀梨の“イケメンポイント”について聞かれた石原は、「私の事情で、あるシーンを延期しなくてはいけなくなったことがあるんですが、亀梨さんが『あのシーンは時間が経ってから撮りたかったから、よかった』と言ってくださって…なに、この優しさ!(笑)」と知られざるエピソードを披露し、「“イケメン”という言葉が軽く感じるほど、亀梨さんは思いやりのある素敵な方です」と感謝しきりだった。
一方、石原の“可愛いポイント”について質問された亀梨は、「“可愛いは”、もう“日々”ですよ!」と即答。
「現場では“真樹として”お芝居を受けているわけですが、奏の可愛らしさに“そりゃ好きになるよね”という説得力もあって。“亀梨の感覚”に戻ってモニターを見たときに『やっぱすごいな』と思いました」と言いつつ…「“真樹として”ではなく、テストの時だけでも2割くらい亀梨を残しておけばよかったな、と思っています(笑)」という言葉に会場には笑いが巻き起こった。
■ついに第5話で第1部が完結へ
ついに5月7日、第1部の完結編となる5話を放送。奏の父・辻英介(佐々木蔵之介)と真樹の父・野木浩一郎(仲村トオル)の過去の因縁が明らかになる。
そして“20年前の英介の死”の真相を知ることになる奏と真樹。はたして、ふたりがたどり着くことになる衝撃の“真実”とは?
…と、中盤戦に差し掛かった物語が山場を迎える第5話について、石原は「事件のある部分の真相がわかります。第1部完結ということで、真相がわかったうえで、後半はどうなるんだろう…と、さらに勢いづく回ですので、ぜひ見ていただきたいです」と見どころを語りつつ、「真樹と貴史と奏が揃う、ヒヤヒヤなシーンもあります(笑)」と気になる発言を。
一方、亀梨も「第1部の完結でもあり、また新たに最終回に向けてもうひとつふたつと大きな流れが生まれるスタート地点でもあります。じっくり見ていただけたら、より作品を深く楽しんでいただけるのではないかと思います」と力強くコメント。後半戦に向けて、新たな展開が巻き起こることも匂わせつつ、見どころを語った。
■石原さとみ コメント
“初回見逃し配信数2024年4月クール第1位”と聞いて、いかがですか?
うれしいです! 昔だったら、見ていただいた際の数字は“視聴率”だったと思うんですが、今の時代だとどこにいても見られるという環境が整っているからこそ、自分の隙間時間に見たいと思っていただける、選択していただけることがありがたいですし、数字がすべてではないですが、まるでご褒美のようだと感じています。
また、育児をしながら連続ドラマをリアルタイムに追うのは難しいんです。夜9時というのも忙しい時間帯ですし…。だけど、これまで私の作品にリアクションがなかった友人たちも、みんな見てくれているんです。見たいと思って配信で見る…そんな風に行動に移してくれていることが本当にうれしいです。
完成した作品を見て感動したこと、発見したことは?
撮影中、モニターを見なかったんです。だから放送を見て、「こんな角度から撮っていたんだ」とか、「こんなに綺麗な映像なんだ」とかすごく驚きました。特に大学生のシーンの、長野ならではの大自然! ドローンが飛んでいるなとは思っていましたが、どんな画になっているのかは知らなくて、「こんなに綺麗だったんだ!」と感動しました。
私が実際に目で見ている景色がすごくキレイだったので、「このまま作品に出ればいいな」と思っていたんです。それがみごとに伝わっていましたね。
映像美もすごく素敵ですし、美術やカメラの精度もすごいと思いました。
大学生感を出すためにディスカッションしたことは?
“自分の人生で最も楽しかった”というキラキラした時間を過ごした記憶を、全9話の中で持ち続けるためのクランクインが、大学時代のドライブシーンでした。
そのときに5人で撮った写真を撮影が終わるまで何度も見返していたので、あのクランクインは大成功だったと思っています。真樹は時が止まったかのように、あのときから変わらないんですよね。
12年経ってもあの時の真樹なんです。奏はその時からは変わっているはずなのに、会うと思い出す…。そう考えると、12年前の真樹が一番重要だし、その時に過ごした時間が一番重要なんですよね。それを実際に思い出せるかどうかは、自分の経験だと思うので、すごく良いスタートでした。そういう意味でも1話はかなり重要なので、ぜひ見直してほしいです。
撮影現場で印象に残っていることは?
「どうして真樹は奏の住所を知っているの? 怖くない!?」と、現場で亀梨さんに確認したことがあります(笑)。
そうしたら、「ユウキから聞いている設定なんだよ」とお返事をもらったうえで、確認の意味で亀梨さんが台本を読み返してくださったんです! 私の質問にそこまでしてくださるなんて…優しくないですか?(笑)
ふたりのシーンは、こういったやり取りも多かったように思います。また、丁寧に書かれている台本なんですが、人によって読み解き方が違うんです。だからキャストだけではなく、監督、助監督、持ち道具チーム、メイク・スタイリストチーム…と、いろいろな奏がいるんです(笑)。
みんなが「“私の奏”はこう感じていると思う」と言ってくれたり(笑)、みんなでキャラクターを作っている感じがしていました。
亀梨さんの“イケメンポイント”を教えてください
私は、優しさや思いやりがイケメンポイントだと思っているんです。
実は私の事情であるシーンを延期しなくてはいけなくなったことがあるんですが、亀梨さんが「あのシーンは時間が経ってから撮りたかったから、よかった」と言ってくださって。…なに、この優しさ!(笑)こちらの事情で申し訳なかったのに、逆に「ありがとう」と言ってくださるなんて! “イケメン”という言葉が軽く感じるほどの感覚なんです。亀梨さんは、そういったことがたくさんある素敵な方です。
第1部完結編となる5話の見どころをお聞かせください
真樹と貴史と奏が揃うシーンがあるんです。ヒヤヒヤなんですけど(笑)。詳しくはお話できませんが、そういうシーンがある、ということをお伝えしたいです! 5話では事件のある部分の真相がわかります。第1部完結ということで、真相がわかったうえで、後半はどうなるんだろう…と、さらに勢いづく回ですので、ぜひ見ていただきたいです。
■亀梨和也 コメント
“初回見逃し配信数2024年4月クール第1位”と聞いて、いかがですか?
オンエアで楽しんでいただけることももちろんですが、こうして配信でも、鮮度があるうちに周りの方々と楽しんでもらえていること、そして今後も好きなタイミングで見てもらえるかたちで残っていくというのはとてもうれしいです。
自分の周りの人たちや、ほかの現場でお会いする方々もシンプルに作品を楽しんでくれていて、僕自身にとってもすごく贅沢な時間を過ごさせてもらっているな、と感じています。
もらった感想、反響で、特にうれしかったのは?
シンプルに「面白かった」「続きが気になる」という言葉はうれしいですし、「真樹さー、なんなの!」とかいうリアクションをいただいたりするのもありがたいです。
『Going! Sports&News』(日本テレビ)でお会いする赤星(憲広)さんなんてめちゃくちゃハマッてくださっていて、毎回本番前に「亀梨くん!『Destiny』さ…」って言われるんですけど、「言えないですよー」って返しています(笑)。
次もきっと、周りの方々には「(真樹は)病気なの!?」「病院行って!」って言われると思います(笑)。
完成した作品を見て感動したこと、発見したことは?
我々の知らないところで矢本(悠馬)くん、高畑(淳子)さん、安藤(政信)さんがすごく怪しげに表現されていました!(笑)
あと、もちろん台本で読んでいたので知ってはいたんですけど、(杉本)哲太さんが出てきたときは「うぉ、哲太さん!」って思いました(笑)。自分が参加していないシーンの積み重ねもけっこう多いので、台本上だけで理解していたものを、画で楽しく見させてもらっています。
撮影現場で印象に残っていることは?
けっこうどのシーンも「こうしようか」って話しながら作っていましたね。
そういう時間の積み重ねでできた作品だと思います。(なぜ真樹が奏の住所を知っているのか、といった)台本上の設定に疑問を感じたりすると、みんなですり合わせをしたり、質問したり…。質問されたのに間違った答えを言ってしまってもいけないと思って台本を読み返したりもしました(笑)。
そういうこともキャラクターを掘り下げるきっかけになったし、ギリギリまでいろんなことをできた現場だったな、と思います。例えば、4話で「もう少し歩こうか」って言ったシーンも、どれくらいの時間歩いたのか、もしかしてふたりでどっか行っちゃったのか…など、解釈も含めてみんなで詰めながら作っていけた気がします。
石原さんの“可愛いポイント”を教えてください
“可愛い”はもう、“日々”ですよ! 長年第一線で活躍されているというのが腑に落ちる現場での在り方、作品に向ける熱量、メリハリの素晴らしさが心地よく、瞬発的に必要とされるエネルギーの向け方や緩急も見ていてすごいな、と思っていました。
そういう役者さんとしての気持ちの持っていき方を僕も見習いたいな、と。現場では“真樹として”お芝居を受けているわけですが、“亀梨の感覚”に戻ってモニターを見た時に、「やっぱすごいな」と思いました。
男性目線で見ても石原さんはもちろん可愛いんですが、女性からもすごく可愛いと支持されている方じゃないですか。それがすごく納得できる感じでした。真樹としても、「そりゃ(奏を)好きになるよね」と説得力を持たせてもらえたし、助かりました。“真樹として”ではなく、テストの時だけでも2割くらい亀梨を残しておけばよかったな、って思っています(笑)。
第1部完結編となる5話の見どころをお聞かせください
第1部の完結でもあり、また新たに最終回に向けてもうひとつふたつと大きな流れが生まれるスタート地点でもあります。じっくり見ていただけたら、より作品を深く楽しんでいただけるのではないかと思います。
番組情報
テレビ朝日系 火曜9時ドラマ『Destiny』
05/07(火)21:00~21:54 ※第4話
『Destiny』番組サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/destiny/