■「ままならない恋愛の中で必死にもがく姿、抜け出すことができない渦のような感情を歌うのが、ドラマとリンクしてくると思って書いた」(Omoinotake・福島智朗)
注目のアーティストが月替りMCで出演し、音のセルフ・ライナーノーツをお届けする『誰だってNeed music』。3月はピアノトリオバンド、Omoinotakeの3人が担当MCとして登場。3月24日放送では、2023年7月にリリースした楽曲「渦幕」を紹介した。
「お聴きいただいているのは、Omoinotakeの『渦幕』です」と、エモアキこと福島智朗(Ba)の曲紹介で始まったこの日。
「この曲は昨年7月リリース、ドラマ『彼女たちの犯罪』の主題歌として書き下ろした楽曲となっております」と楽曲について説明すると、「いわゆるミステリーとかサスペンスとか、そういったドラマの主題歌をやらせてもらうのは初めてで。物語の中で、Omoinotakeとしてどういった曲が響くのかな?と考えた時、ままならない恋愛の中で必死にもがく姿、抜け出すことができない渦のような心情を歌うのが、ドラマとリンクしてくるんじゃないかなと思ってこの曲を制作いたしました」とエモアキが曲解説。
続いて、「サウンドはいかがでしたでしょうか?」と聞かれると、「この曲はサウンド的には僕の“好き”を詰め込みまくっておりまして。もともと哀愁漂うけど疾走感がある、メロコアとかにもそういう曲があったり、X JAPANとかもすごく好きで。疾走感と哀愁というのが中学生の頃から大好きで」と自身のルーツを話したレオこと藤井怜央(Vo&Key)。
「かつ、現在の流行りというか。いわゆる“ジャージードリル”って呼ばれている、ジャージークラブってビートとドリルのビートを合わせたビートになっていて。僕の好きを詰め込んだ大好きな曲になっております」と、サウンド面について詳しく説明した。
さらに、「音源は打ち込みのドラムなんですけど、ライブはドラゲ(冨田洋之進(Dr))が生でドラムをバシバシ叩いておりまして。体が細かくノレる曲で、ライブではそうやってノッて欲しいなと思ってたりするので楽しんで下さい」というレオに、「去年、“Ammolite”というツアーを回らせていただいて、Zepp DiverCityでこの曲をやった時のライブ映像がYouTubeにも上がってるので、ぜひぜひその空気感も体験していただけたら嬉しいですね。ぜひ音源とライブ映像を聴き比べて下さい」とドラゲが補足した。
東京では6月18日、恵比寿リキッドルームでのワンマンライブを控えたOmoinotake。ライブ情報や最新情報は、公式サイトをチェックして欲しい。
『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。注目アーティストが月替りでMCを担当し、自身の楽曲を毎回一曲ずつ紹介。熱量の高いセルフラーナーノーツで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかったMCの言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』概要
3月24日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。
Omoinotake オフィシャルサイト
https://omoinotake.com/