■「新曲『Reborn』は、過去と現在を繋ぐ役割を持つ楽曲。みなさんと『ガンダムSEED』との再会の楽曲となっています」(玉置成実)
interfmおよびJFN系列11局で放送中、芸人×アーティストが送る音楽バラエティ新番組『みゅ~じっくろっく』。『THE FIRST TIMES』では、番組で放送されたトークを毎週ダイジェストで紹介!
47回目となる放送は、DJの山崎あみと、ピン芸人のもじゃ(SMA芸人)が、玉置成実を迎えて、ほっこりした時間を届けた。
この日のメッセージテーマは、「私、◯◯やめました」。「最近、やめたこととかありますか?」の質問に「出前です」と答えた玉置が、「起きて、とりあえず出前を頼んで準備するみたいなのが癖だったんですけど、ちゃんと自分で作ろうと思って。今、トレーニングしてるんで、ささみとブロッコリーを調理してます」と話すと、「私、ブロッコリー大好きなんです! 一回に400g食べるんです」と、もじゃがブロッコリー愛を語り始める。
もじゃの異常なブロッコリー愛に困惑しながら、「お正月で結構、大きくなっちゃって。パーソナルトレーナーの先生にすごく怒られて、『3月のライブまでに絞りましょう』と言われているんです」と玉置が食事に気を遣う理由を話すと、「なにか協力出来ることがあったら言って下さい!」と声をかけるもじゃ。「あ、ありがとうございます」と答える玉置との絶妙にズレた会話に笑いが起き、和気あいあいとした雰囲気で番組がスタートした。
「2003年シングル『Believe』でシンガーデビュー。その年の日本ゴールドディスク大賞で、ニューアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。ダンス・パフォーマンスにも定評があり、海外ツアーも展開。近年はミュージカル『キンキーブーツ』など、舞台作品に数多く出演。女優としても活躍されています」と、山崎が玉置成実についてあらためて紹介。
■緊張の『THE FIRST TAKE』では「ヘッドホンを触る手がすごい震えちゃって」(玉置成実)
「先日は『THE FIRST TAKE』で、デビュー曲『Believe』を披露されましたが。こちらはアニメ『機動戦士ガンダムSEED』のOPテーマとして大ヒットした楽曲です」という紹介から、「『THE FIRST TAKE』は緊張しましたか?」と山崎が質問すると、「緊張しました!」と玉置が即答。「ヘッドホンを触る手がすごい震えちゃって、ファンの方からは『見てるこっちが緊張しました』と言われて」と明かし、「親みたいな目線で見て下さってて、『よくやった!』って言ってくれました」と笑って話した。
「視聴者のコメントなどを見て、いかがでしたか?」の質問には、「やっぱりデビュー当時が14歳だったんで、『声が変わった』という声をたくさんいただいたんですけど。20年経って、大人の『Believe』を今できるベストでお届けできたと思います」と話した玉置。
「ベースは変わってないけど、包容力とか温かみが増した気がしました」(山崎)「すごく艶っぽいというか、大人の女性の魅力が出ていました」(もじゃ)というMCふたりの感想に、「そう言っていただけると嬉しいです!」と喜びを語った。
■玉置成実が語る、デビュー当時の思い出
続いて、「14歳で地元の和歌山から、レコーディングのために東京に通ってたそうですが。あっという間に有名になっていく感覚はいかがでしたか?」とデビュー時の思い出を聞かれると、「“謎めいた女の子”みたいなテーマがあって、あまり表に出る機会もなかったので。街中でも全然声もかけられないし、デビューした実感がしばらくなくて。デビューして3ヶ月経って、次のシングルが出たくらいで、やっと声をかけていただけるようになって。『本当にデビューしてるんだ』っていう、不思議な感じになりました」と、当時を振り返った玉置。
「当時、玉置成実さんモデルの携帯電話も出たんですよね?」という山崎に「よくご存知ですね!」と驚いた玉置は、「ロゴを入れていただいたり、『色はこうしたい』とかいろいろアイデアを出したり。私の待ち受けとかも入ってたんです」と携帯について説明。その話を聞いて、「人生で携帯になる方っていないですよね!?」とリアクションする山崎に、「そうですね、いま思うとすごいですよね(笑)」と玉置が笑った。
■『ガンダムSEED』は自分を育ててくれた親みたいな作品
「ガンダムという作品はどういう存在ですか?」という話題では、「とくに『ガンダムSEED』はデビューにもなった作品で。“玉置成実のすべての始まり”と言える、共に成長してきた作品でもあるので。作品が自分を育ててくれた親みたいな感じはすごくしますね」と、しみじみ語った玉置。
映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のサポーターソングでもある、新曲『Reborn』については、「いままでの『ガンダムSEED』、『ガンダムSEED DESTINY』が、20年近く前の作品なんですけど。それだけ間が空いたということで、過去と現在を繋ぐ役割を持つ楽曲になってまして。Rebornには再会という意味も込められていて、みなさんと『ガンダムSEED』との再会の楽曲となっています」と語り、自身の曲紹介で「Reborn」をオンエアした。
オンエアされた「Reborn」を受けて、『機動戦士ガンダムSEED』のOPを最初に担当してから20年ですが。再び、ガンダムとタッグを組むことになった時の気持ちはいかがでした?」と聞く山崎に、「今回は聴いた瞬間、みなさんを少年少女のあの頃に連れ戻すという役割があるので。『Reborn』を聴きながら、ぜひ映画に行っていただけたら嬉しいなと思います」と話した玉置。
「玉置さん自身も歌ってて、当時を思い出すというのもありますか?」という質問には、「そうですね、楽曲自体もいまの令和にはないサウンドというか。どこか懐かしい感じにあえて作っていただいたので。自分で歌ってても、“元祖・玉置成実”というか。『これが玉置成実の王道だな』と感じながら歌っていました」と回答した。
■デビュー20周年イヤーを締めくくるライブ、そして20周年記念アルバム『Singularity』発売
「昨年はデビュー20周年イヤーでしたが、20年経って伝えられるものの表現の幅も大きく広がりましたか?」という質問に玉置は、「そうですね。ミュージカルだったりとか、いろいろやらせていただいて。セリフとして歌を歌うといういうことを学んで、『言葉をいかに大切に伝えるか?』というのをより感じて。歌手として歌う時も、歌詞をひとつずつ聴きやすくとか、アクセントの位置を変えたりとか。そういう感じは変わりましたね」と、表現の変化について話す。
「お芝居で歌うのと、歌のパフォーマンスはやっぱり違いますか?」の質問には、「踊って歌うとなると振りも入ってくるんで、また別になってくるんですけど。ミュージカルって、感情がいちばん昂ぶった時に歌うってことなので。その前の芝居から、いかにそこまで到達出来るか? ってことを考えながらやったりして。またちょっと違うかな? という気はします」と具体的に説明し、「そうなんですね!」とMCふたりを感心させた。
3月17日には、『Nami Tamaki 20th Anniversary LIVE -Focus-』を東京・渋谷WWW Xで開催する玉置成実。ライブについて聞かれると、「20周年の締めのライブになるので、21年目に向けてちょっと懐かしい、久しぶりにやる楽曲もたくさん入れて。いままで応援して下さった方に感謝の気持ちを込めてお届けしたいなと思っております」と、意気込みを力強く語った。
また、3月13日には、20周年記念アルバム『Singularity』が発売。「近年、配信シングルで出された、まだ盤になってない楽曲を集めたりとか。デビュー曲の『Believe』、『ガンダムSEED』の曲である『Realize』、『Reason』の3曲を録り直しまして。リアレンジバージョンが、このアルバムには入っております。あと、36ページにも及ぶフォトブックが付いてまして。記念の1枚という感じになっております」とアルバムについて説明すると、番組最後はデビュー曲である「Believe」をオンエアした。
玉置成実の最新情報は、公式サイト、SNSをチェックして欲しい。
『みゅ~じっくろっく』は、interfmおよびJFN系列11局にて順次放送中。コンテンツは、全国各地の人気ラジオ番組が参加する音声コンテンツアプリ「AuDee(オーディー)」でも聴くことができる。
番組情報
『みゅ~じっくろっく』
放送局:JFN系列11局ネット
2月24日(土)から各局順次スタート
※各局それぞれOA時間が異なる
出演者:山崎あみ、もじゃ(SMA芸人)、アーティスト
第47回・ゲストアーティスト:玉置成実
リリース情報
2024.03.13 ON SALE
玉置成実
ALBUM『Singularity』
『みゅ~じっくろっく』番組サイト
interfm
https://www.interfm.co.jp/musiroku
AuDee(オーディー)
https://audee.jp/program/show/300004988
JFN
https://jfn.co.jp/program/2095/
玉置成実オフィシャルWebサイト
http://www.tamaki-nami.net/