■「(自分が演じる岸は)優しい子だからこそ、自分がちょっと演じ方を間違えるだけで違う見え方になってしまう。そこを大事にこれからも撮影に臨みたいです」(深澤辰哉)
カンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”『春になったら』の第6話が、2月19日22時に放送される。
『春になったら』は、奈緒と木梨憲武がW主演を務める、3ヵ月後に結婚する娘と3ヵ月後にこの世を去る父の、笑って泣けるハートフルホームドラマ。
第6話では、自分たち父娘のせいで一馬(濱田岳)が芸人をやめてしまうという事態に責任を感じた瞳(奈緒)が、一馬との婚約を解消。瞳を心配して、瞳の家に向かった岸(深澤辰哉)は、心が壊れかけた瞳と対面する。昔から瞳のことが好きで、美奈子(見上愛)からの好意にまったく気が付かない岸が、瞳の様子に心を動かされる重要なシーンとなる。
深澤辰哉 コメント
――6話放送に向けて
(自分が演じる)岸が、瞳(奈緒)の家を訪れるシーンは、岸的にもキーになってくるような場面だと思ったので、めちゃくちゃ考えながら、奈緒さんと監督さんとも話し合いながら撮影しました。自分自身、あんなお芝居は今までやったことがなくて。
表情やお芝居はもちろんですが、自分が起こすアクションをすごく大事にしました。岸は瞳のことが好きだし、でも親友でもあり、そしてカズマルくん(=一馬 / 濱田岳)という瞳の相手がいることも知っているなかで、岸は泣いている瞳に触れていいのだろうか、と。その触るというアクションを起こせるものなのか、起こせないものなのかっていうのをすごく考えました。
シーン的には瞳と岸しかいないけど、その奥にある瞳との関係性、カズマルくんとの関係性、美奈子(見上愛)との関係性をすごく意識しながらお芝居をしました。――今後の岸の見どころ
先週の5話でカズマルくんと対峙するシーンがあって、今日放送の6話で瞳とのシーンがあって、きっとその2つのシーンによって、岸の中でも、今までとは違う感情というか、新たな1歩を踏み出さなきゃいけないっていう感情になっていると思うので、この感情を7、8、9、10、11話と、どこに向かって行くのかを楽しみにしていただけたらと思います。岸は気持ちよく送りだせるのか、それともちょっと後悔が残ったままなのか、これからも考えながらお芝居していきたいなと思います。
演じていて、岸くんは優しすぎるなと思うので、それをどこまで優しい表現をするのか。5話でカズマルくんに怒りましたが、怒るときはあの怒り方なのかなとかすごく考えましたし、優しい子だからこそ、自分がちょっと演じ方を間違えるだけで違う見え方になってしまうかなとは思うので、そこを大事にこれからも撮影に臨みたいです。
番組情報
カンテレ・フジテレビ系全国ネット『春になったら』
02/19(月)22:00〜 ※第6話
出演:奈緒 木梨憲武 深澤辰哉 見上 愛 西垣匠 影山優佳 矢柴俊博・光石研 橋本マナミ 筒井真理子・小林聡美・濱田 岳
脚本:福田靖
監督:松本佳奈 穐山茉由
主題歌:福山雅治「ひとみ」
『春になったら』番組サイト
https://www.ktv.jp/haruninattara/