■「『ヒーローとジョーカー』のように『僕とあなた』も表裏一体、お互いがお互いを必要とする関係になれたら」(TiU)
TiU(ティーユー)が、2月14日に新曲「HERO JOKER」を配信リリース、MVが公開された。
覆面アーティストとしてシーンに登場し、その正体が俳優の藤原大祐であることが判明。そして、2023年10月に1st EP『SHOW TiME』でメジャーデビューを果たしたTiU。
その後3ヵ月連続リリースを発表し、2023年12月25日に第1弾楽曲「Baby Mind」、2024年1月31日に第2弾楽曲「Human Melody」を配信リリース。そして今回、連続リリースの最後を飾る「HERO JOKER」がリリースされた。
第1弾の「Baby Mind」では“童心”をテーマに歌い、第2弾「Human Melody」では「自分らしさとは何か?」「自分にしかないものは何なのか?」という問いと向き合いながら表現。そして「HERO JOKER」は、「自分自身は何者なのか? あなたと僕の関係は?」という核心に迫った1曲となる。
友人や恋人、職場の人など身近な人にとっての理想を演じることができるがゆえに、本当の自分がわからなくなる葛藤、自身の複雑な心境を「光と影」、そして「ぼくとあなた」も、お互いがお互いを必要とする存在、離れることのできない「表裏一体」であることを「HERO」と「JOKER」 に例えて表現。
曲の始まりから、どこか懐かしくも新しくも聞こえる特徴的なシンセポップが奏でられ、シンプルなビートの上に優しくも繊細な声が乗る。不思議で癖になるメロディ、ダンサブルでエッジの効いたサウンドとともに、自身の在り方を考えさせられるメッセージ性の強い仕上がりとなっている。
楽曲は全編英詞で、英語ならではの言葉遊びも。TiUの遊び心がしっかりと盛り込まれた本作は『TiU LiVE 2024』のライブタイトルとも紐づいており、ライブのテーマソングとなる。
MVの監督を務めたのは、ショートフィルム『Forever gray』、PLUE「コメディ」などを手掛け、持ち前の現代文力を生かしたコピーワークや、台詞回しに重きを置いたドラマテイストを得意とする新進気鋭の映像作家・鈴木勇那。「HERO JOKER」という楽曲をどんな映像作品に落とし込んだのか要チェックだ。
■TiU コメント
子供の頃に憧れていたヒーローにはいつも悪役がいて。悪役がいなきゃヒーローにはなれないし、ヒーローがいなきゃ悪役にもなれないんだなー、なんて思ったところから作り始めました。この曲は今回のライブのタイトル曲でもあるので、「ヒーローとジョーカー」のように「僕とあなた」も表裏一体、お互いがお互いを必要とする関係になれたらなと。同日公開のMVにも謎が散りばめられているので、考察しながらお楽しみください。■鈴木勇那監督 コメント
時に人は、立ち直れなくなるほど過去に苦しめられる時があると思います。主人公はそんな状況下で、過去の理想と現実の矛盾に悩みながらも、現実と真正面で向き合い、過去と共に未来へ生きる決心を固める。タイトルとは裏腹に切実で純朴なこの曲のリリックから着想を得て、ストーリーを書きました。フラッシュに照らされたドキっとするほどクールなTiU君を存分に堪能してください!
リリース情報
2023.12.25 ON SALE
DIGITAL SINGLE「Baby Mind」
2024.01.31 ON SALE
DIGITAL SINGLE「Human Melody」
2024.02.14 ON SALE
DIGITAL SINGLE「HERO JOKER」
TiU OFFICIAL SITE
https://tiumusic.com/