■「藤井風さんの曲には、われわれが心の底に隠していた気持ちに光を当てて、さらけ出してしまうような力があると、いつも感じていました」(原作・川村元気)
映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の主題歌が、藤井 風の新曲「満ちてゆく」に決定した。
川村元気が執筆した35万部突破のベストセラー恋愛小説を原作とした本作。監督は、米津玄師「Lemon」、藤井 風「青春病」、宇多田ヒカル「Gold ~また逢う日まで~」など、多くの伝説的MVを演出し、本作で長編映画に初めて挑戦する山田智和。撮影監督は、『新聞記者』『余命10年』などを手掛けた今村圭佑、音楽は『スワロウテイル』『ラストレター』など岩井俊二監督作品の映画音楽でも傑作を生み出してきた小林武史。今もっとも旬&実力派のクリエイター陣が集結し、圧倒的な映像美と世界観を作り上げる。
藤井 風が劇映画の主題歌を手がけるのは初となり、書き下ろしの新曲「満ちてゆく」が本作を彩る。
さらに、主題歌「満ちてゆく」が使用された最新予告映像(90秒)が解禁。ウユニ・プラハ・アイスランドなどの美しい景色と共に、主題歌「満ちてゆく」が美しく奏でられ始まる本予告。藤代(佐藤 健)と弥生(長澤まさみ)、そして学生時代の藤代と春(森 七菜)が幸せそうに過ごす日常が散りばめられ心温まるシーンから一変、突然の弥生の失踪を機に、苦悩する藤代の姿が描かれる。「永遠に続くと思っていたのに、なぜ、失ってしまったのだろう」。幸せだった頃の記憶をたどりながら、必死に愛をさがし求める藤代。様々な想いが交錯する中、藤代・弥生・春が流す、涙の理由とは——。もがき苦しみながらも、懸命に愛をさがし求める姿に強く心揺さぶられる映像となっている。
そして、心揺さぶる本ポスタービジュアルも解禁。藤代と弥生が強く抱きしめあい、ふたりが互いの存在を確かめあうように感情をさらけ出している瞬間を切り取った、心揺さぶる仕上がりとなっている。“恋ビジュ”で見せた幸せそうな表情とはまったく異なる、ふたりの剥き出しの感情が映されたビジュアル。弥生の「愛を終わらせない方法は何か」という謎かけに藤代が向き合い、さがし求めた先にどのような結末が待ち受けるのか。想像をかき立てられる新ビジュアルに注目だ。
■川村元気(原作者)コメント
生きること、死ぬこと、誰かを愛すること。
藤井 風さんの曲には、われわれが心の底に隠していた気持ちに光を当てて、さらけ出してしまうような力があると、いつも感じていました。それは『四月になれば彼女は』で描きたいこと、そのものでもあります。
このたび、原作小説を読んでいただき、映画も観ていただき、丁寧に話し合いながら曲が生まれていく時間を共にできたことを本当に光栄に思います。
主題歌「満ちてゆく」は、小さな教会で、映画を観た後に一気に書き下ろされたと聞きました。
『四月になれば彼女は』のラストシーンの先にある愛の様を、これから生きていく登場人物たちの未来を、やさしく照らす素晴らしい曲をいただきました。
映画情報
『四月になれば彼女は』
3月22日(金)全国東宝系にて公開
原作:川村元気『四月になれば彼女は』(文春文庫)
監督:山田智和
脚本:木戸雄一郎 山田智和 川村元気
撮影:今村圭佑
音楽:小林武史
出演:佐藤健 長澤まさみ 森七菜
配給:東宝
(C)2024「四月になれば彼女は」製作委員会
藤井風 OFFICIAL SITE
https://fujiikaze.com/
映画『四月になれば彼女は』作品サイト
https://4gatsu-movie.toho.co.jp