■原作の人気キャラ、西岡正志役に向井理が決定!
池田エライザと野田洋次郎が出演するNHKプレミアムドラマ『舟を編む ~私、辞書つくります~』のキービジュアルが解禁された。
キービジュアルは、辞書編集部の新入り社員・岸辺みどり(池田エライザ)が、上司・馬締光也(野田洋次郎)から、辞書づくりに欠かせない「語釈」の書き方を教わるシーンをデザイン化したもの。
そこには「右を説明してください」の文字が。
「右」の説明ひとつも、人によって様々。みどりが1話で「右」をどのように説明するのかにも注目だ。
また、原作で絶大な人気を誇る西岡正志役を向井 理を演じることが発表。
西岡は、玄武書房の宣伝部に所属する、元・辞書編集部員にして、馬締の唯一の友達。昔、夏目漱石の『こころ』の遺書を読んで「長くて超ウケた」のひと言で済ませたことが、いまだに辞書編集部で語り草となっている。チャラそうに見えて、いざというときに機転の利く、頼れる男。辞書『大渡海』を作る一員としての誇りを隠し持ち、2020年の『大渡海』発売に向け、様々な宣伝企画を推し進める。
年明けには、各話、重要な役どころで登場する豪華ゲストも解禁。続報に期待しよう。
■向井 理 コメント
「日本語」を題材にしたドラマに参加することになり、自分なりに改めて日本語について考えてみました。
その国の言葉は、やはり文化や国民性と繋がりがあるのだと思います。日本語にしても、同じ言葉でも色んな意味があります。言葉の前後や状況、会話する人との人間関係。様々な要因で言葉の意味は変わっていきます。
それを慮(おもんばか)るのが日本語のような気がしますし、日本人らしさなのかと。
そして日本語は時代によってかなり変化してきました。
例えばイタリア語は、ダ・ヴィンチが書いた文章は現代のイタリア人も読めるそうですが、400年前の日本の書物は、一般的な現代の日本人には難読です。
その日本語を編集するのはとても大変なことで、多角的な視点が求められます。
このドラマの中でも、登場人物達がそれぞれ右往左往しながら「日本語」に挑んでいます。
日本語がいかに難しく、いかに美しいかを感じられる作品になれるよう気を引き締めて頑張りたいと思います。
番組情報
NHK BS・NHK BS プレミアム4K プレミアムドラマ『舟を編む ~私、辞書つくります~』
2024年2月18日(日)スタート<全10回>
毎週日曜 22:00~22:49
原作:三浦しをん『舟を編む』
脚本:蛭田直美
音楽:Face 2 fake
演出:塚本連平 麻生学 他
出演:池田エライザ 野田洋次郎 矢本悠馬 美村里江 渡辺真起子 前田旺志郎/岩松了 向井理 柴田恭兵 他
番組サイト
https://www.nhk.jp/p/ts/GZ8RQ7PNJ1/