■「「Prayer」は、アニメ「はめつのおうこく」の主人公アドニスと自分の生きてる世界を照らし合わせて、内面にある葛藤と世界との対比を楽曲に落とし込みたいと思った」(Who-ya)
interfmおよびJFN系列12局で放送中、芸人×アーティストが送る音楽バラエティ新番組『みゅ~じっくろっく』。『THE FIRST TIMES』では、番組で放送されたトークを毎週ダイジェストで紹介!
39回目となる放送は、DJの山崎あみと、ピン芸人のSAKURAI(SMA芸人)が、クリエイターズユニット、Who-ya ExtendedのWho-yaを迎えて、ほっこりした時間を届けた。
この日のメッセージテーマは「学び」。
「前回、みゅじろくに出させていただいた時、“岩下の新生姜”の話で盛り上がったんですが。その後、岩下の新生姜の社長さんからフォローしていただきまして」と明かし、「そこに“岩下の新生姜ミュージアム館長”と書いてあって、岩下の新生姜が好きなんでミュージアムに行きたいなと思って。それを学びと呼ぶかは置いておいて、そんなことがありまして。(みゅじろくは)学びのある番組だなと思いました」と話したWho-ya。
「ホントですか? 優しい!」と山崎が喜び、「みゅじろくに出てなかったら、知らなかったということですもんね?」とSAKURAIが聞くと、「そうです、もちろん」とWho-yaが頷き、なごやかな雰囲気で番組がスタートした。
「ボーカリストであるWho-yaを中心としたクリエイターズユニット、Who-ya Extended。2019年にデビューし、「VIVID VICE」がアニメ『呪術廻戦』第2クールのOPテーマに抜擢。オリコン・デイリーデジタルシングルランキングで1位を獲得するなど、話題になりました」と、山崎があらためてWho-ya Extendedを紹介した。
■デビュー4周年を迎えたWho-ya、現在の心境は
「そして先日、デビュー4周年を迎えられました。おめでとうございます!」と祝福した山崎が「この4年間を振り返って、いかがですか?」と尋ねると、「本当に山あり谷ありという、激動な4年間だったんですけど。2019年11月にデビューして、すぐコロナでライブが出来ない状況が続いたり。いまだに記憶に残ってるのが、デビューしてすぐ1枚目のアルバム『wyxt.』を出したんですけど。リリース日に日本がロックダウンしている時で、CDショップに行けないみたいな。そこからスタートしたプロジェクトだったので、ワンマンライブが出来るようになってきたり、そして、海外のライブに行ったりということが今年は出来るようになって。いろんなことがギュッと詰まった4年間だったと思います」としみじみ語ったWho-ya。
「最初に『THE FIRST TAKE』に出られた時の衝撃はすごかったですね。顔出しとかもされてなくて、『どういう方が歌ってるんだろう?』って歌声だけ聴いて想像してたら、めちゃくちゃ甘いフェイスでビックリしました」と語る山崎にWho-yaは、「『THE FIRST TAKE』のコメント欄で、『ロン毛でヒゲの40代のオヤジが歌ってるのかと思った』と書かれていたのをいまだに覚えてます」と話し、「イケオジを日々目指しております」と笑った。
「イケオジを目指したかったら僕に言って下さい」というSAKURAIに、「弟子入りします!」というWho-yaに、「ホントにヤメといて下さい」と山崎がツッコんだ。
■母親の聴いていた音楽がWho-yaに与えた影響
リンキン・パークやミューズを愛聴していた母親の影響で、小さい頃から洋楽を聴いてきたというWho-ya。
大好きなリンキン・パークについて聞かれ、「言語化できない良さがあると思うんですけど、ボーカルのチェスター・ベニントンの限りなく繊細で、限りなく破壊的なボーカルというか。同じ人が同じバンドで同じライブの中で、ここまで歌い分けできるんだっていうところが魅力だと思います」とその魅力を語った。「母親がリンキン・パークとか、ミューズとか好きで。子供の頃から気づいたら家の中で流れてるみたいな感じで、無意識的に入ってるかも知れないですね」と、母親の聴いていた音楽が与えた影響について話した。
最新曲「Prayer」については、「自分の内面世界と自分の生きてる世界の二つの対比を1曲に閉じ込めた新曲になってます」と解説し、自身の曲紹介で「Prayer」をオンエアした。
■アニメ『はめつのおうこく』のEDテーマ「Prayer」について
「Prayer」がアニメ『はめつのおうこく』のEDテーマになっているという話題で始まった番組後半。「この作品のどんな部分を楽曲で表現されましたか?」と聞かれたWho-yaは、「『はめつのおうこく』はアドニスという青年が主人公で、アドニスが世界の移り変わりを通じて、自分の生きてる世界に復讐をしながら葛藤していくという、魔法をベースとしたダークファンタジーなんですが。主人公と自分たちの生きてる世界を照らし合わした時、自分の内面にある葛藤とか感情と、自分たちの生きてる世界との対比を楽曲に落とし込めたらいいなと思って作った曲が『Prayer』でした」と、楽曲のテーマについて語った。
■ギターのシーンまで長回しで全部ワンカット。「Prayer」MV撮影秘話
また、「Prayer」のMVについて、「モノクロで、ほぼカットを割らない一発録りで作成されていますが?」と聞かれると、「今回、ジャケットもアーティスト写真もMVも全部、モノクロなんですが。『Prayer』という楽曲の世界観をいかにダイレクトに受け取ってもらえるか?っということで、モノクロで作っています」と話し、「MVはギターのシーンまで、長回しで撮っていて全部ワンカットなんですよ。だから自分にとってもすごく挑戦的だったし、すごく面白い、美しい映像作品になっているので、ぜひMVも見て欲しいと思っています」とリスナーに薦めた。
さらにMVについて、「一発撮りって、失敗したらどうなるんですか?」と聞くSAKURAIに、「『1回回すんで、その中でお願いします』というのではなく、一発撮りを何十回もやるって感じで」と撮影秘話を明かし、「いま、ファンクラブの方で撮影裏の映像も公開してるんですけど。椅子に腰掛けるシーンで歌ってる途中でズッコケるとかもありました(笑)」と撮影時のエピソードを語ったWho-ya。
「MVの撮影中はなにを考えてましたか?」という山崎の質問には、「ワンカットのところはフルリップというか、楽曲を歌いながら撮ってるんで。楽曲の世界観と歌詞とサウンドと、自分が一番没入しながらやっていくという感じでした」と答え、「すっごい寒い海でのシーンがあるんですけど。そこはただ海を見つめるだけのワンカットなので、『寒~い!』と思ってました(笑)。曲を流してるわけでもなく、ただ遠目で海を見てるのをすごく遠くから撮ってるんで、『寒い寒い寒い』と思って。震えたらカットになっちゃうんで。『震えてたまるか』と思ってました」と笑った。
■3度目となるFC会員限定ライブ&ミーティングを開催
2024年2月12日には、3度目となるFC会員限定ライブ&ミーティングを開催するWho-ya Extended。FCライブに関しては、「ファンクラブをグランドオープンさせまして。いろいろコンテンツを作っていく中で、ライブもFC限定でやっていて。ワンマンを終えたばかりなんですけど、遊びに来てくれると嬉しいです」と話し、「一般の人でも『W×W』というファンクラブに入っていただければ、今ならまだ間に合うので。ぜひ申し込んで下さい」と説明。
番組最後はニューシングル「Prayer」のカップリングに収録された「Dr!zzle」について、「曲タイトルは“霧雨”って意味で、自分の人生を天気に例えた時、快晴ではなかったなと思いながら作った曲なので、ライブで盛り上がる曲になって欲しいと思ってます」と話し、自身の曲紹介で「Dr!zzle」をオンエアした。
Who-ya Extendedの最新情報は、公式サイトをチェックして欲しい。
『みゅ~じっくろっく』は、interfmおよびJFN系列11局にて順次放送中。コンテンツは、全国各地の人気ラジオ番組が参加する音声コンテンツアプリ「AuDee(オーディー)」でも聴くことができる。
番組情報
『みゅ~じっくろっく』
放送局:JFN系列11局ネット
12月30日(土)から各局順次スタート
※各局それぞれOA時間が異なる
出演者:山崎あみ、ちぇく田(SMA芸人)、アーティスト
第39回・ゲストアーティスト:Who-ya(Who-ya Extended)
リリース情報
2023.11.22 ON SALE
Who-ya Extended
SINGLE「Prayer」
『みゅ~じっくろっく』番組サイト
interfm
https://www.interfm.co.jp/musiroku
AuDee(オーディー)
https://audee.jp/program/show/300004988
JFN
https://jfn.co.jp/program/2095/
Who-ya Extended オフィシャルサイト
https://www.wyxt.info/