■「(第1弾ビジュアルについて)すでに結構汚れていますけど、まだ1話の状態なんですよ(笑)。最終話の衣装は布切れ一枚になっているのではと…少し恐れを感じています(笑)」(櫻井翔)
2024年1月スタートとなる日本テレビ系・新土曜ドラマが『XXX占拠』に決定した(Xはアルファベットの大文字)。2023年1月から日本テレビ系土曜よる10時枠で放送された『大病院占拠』の続編となる。
タイトルの「XXX」部分に隠された、次なる占拠の舞台は、後日情報解禁を予定。そして、前作に引き続き、本作も櫻井翔が主演を務めることが決定した。
『大病院占拠』は、日本が誇る大病院が、鬼の面をかぶった謎の武装集団によって占拠され、櫻井演じる休職中の捜査官が、人質を救うため犯人に立ち向かっていくストーリー。犯人の正体や占拠の目的など、物語が進むにつれて、隠された真実が次々に明かされ、「大どんでん返しの展開から一瞬たりとも目が離せない」と世の中に大旋風を巻き起こし、鬼役を演じているキャスト陣が放送中に徐々に明かされていく模様も大きな話題を呼んだ。
そして2024年1月に、あの「最悪な1日」が再び始まる。今度は、神奈川県内の「某所」で、再び大規模な占拠事件が発生。犯人はまたしても顔を面で隠した武装集団。巻き込まれたのは複数の人質と、1年ぶりに帰ってきた、櫻井演じる刑事・武蔵三郎。武蔵に与えられた期限はわずか1日。果たして次なる舞台は? あらたな敵の正体はいったい? 2019年/2021年に、声も出せないほどの衝撃をもたらしたサスペンスドラマ『ボイス110緊急指令室』そして、2023年『大病院占拠』の制作チームが再び結集。完全オリジナルのタイムリミット・バトルサスペンスが幕を上げる。
ドラマを盛り上げる豪華キャスト陣は、後日情報解禁の予定。前作に出演していた、あのキャラクターたちの出演はあるのか? 1年後の姿とは? そして、あらたな占拠事件に巻き込まれてしまう武蔵と共に捜査にあたるあらたなメンバーについても、続報に期待が高まる。
【あらすじ】
最悪な1日、ふたたび。
神奈川県内某所で、再び大規模な占拠事件が発生!
犯人は顔を隠した武装集団。巻き込まれたのは複数の人質と、あの男。
1年ぶりに帰ってきた刑事・武蔵三郎に与えられた期限はわずか1日。
次々と迫りくるあらたな難敵に立ち向かう、タイムリミット・バトルサスペンス。
【キャラクター設定】
◇武蔵三郎(41)・・・櫻井翔
神奈川県警捜査一課強行犯係刑事。警部補。1年前に自身の家族を巻き込んだ「大病院占拠」事件を解決に導く。妻で女医の裕子と娘のえみりとは、別居状態を解消し、3人で仲むつまじく暮らしている。正義感が強い熱血漢。刑事としては圧倒的な推理力と、時にはルールを破ってでも真実に迫る、行動力のある人間。一見冷静だが、間違っていると思ったときは、目上の人間であろうと噛みついていく。今作であらたな占拠事件に巻き込まれ、あらたな仲間と共に捜査にあたる。
■櫻井翔 インタビュー
Q:『大病院占拠』続編の決定と出演オファーを聞いたときの率直な感想について。
櫻井:「嘘だろ!」と思いました(笑)。「うれしい嘘だろ!」ですね。前作のラストシーンが、続編を感じさせるような終わり方をしたので、出演者たちの間では「もしかしたら…」とザワザワしていましたが、前作からわずか1年と、こんなにも早く続編のお話がいただけるとは思っていなかったので、とても驚きました。同じ作品を、1年後に同じ1月クールで放送するというのはあまり例がないみたいなので、僕も周囲も驚いています。Q:前作『大病院占拠』放送時の周りの反響について。
櫻井:反響が大きくてとても驚きました! 敵は『鬼」の面をかぶった武装集団で、人が撃たれるシーンなどもあったので、「子供たちが怖がるかな」と思っていたのですが、むしろ、小さなお子さんが楽しみにしてくださっていたのがすごくうれしかったです。また、多くの方がリアルタイムでご覧くださったので、リアルタイムでの反応がすごく多くて。放送と並行して撮影しているので、現場的にも励みになりましたし、意外な反応も多くてありがたかったです。Q:台本を読んだ感想について。
櫻井:前作よりいっそう過激で、激しさを増しているというか。自分の立場でいうと、より大変な役どころになっています。あとは、登場人物がとても多いので、この台本が映像になったときに、より「多層的」というか、いろんな視点で様々な出来事が同時多発的に起こっていく状況を楽しんでいただけるのでは、と思います。Q:再び占拠事件に巻き込まれてしまった武蔵ですが、今回はどんなところに注目してもらいたいですか?
櫻井:僕が演じる武蔵は、毎回毎回いろんな目に遭って、大変な出来事に巻き込まれていくので、スポーツ観戦みたいに「武蔵、頑張れ!」と応援してもらいながらご覧いただけたらうれしいですね。次々と起こる大変な事態に武蔵がどう立ち向かっていくのか、力強く前に進んでいく武蔵を見ていただきたいです。Q:今回も10話通じて、たった一日の出来事を描いているんですよね?
櫻井:そうなんです。前回の放送で思いましたが、6話、7話くらいのときに、(状況としては明け方だから)「みんな眠くならないのかな?」と思っていました(笑)。今回も、毎話「〇〇まであと何分」と緊張感溢れる展開が続いていくので、ハラハラドキドキしながら、スリルを楽しんでもらえたらと思っています。Q:「タイトル」の全貌がまだ解禁されていませんが、舞台となる占拠場所のヒントを話せる範囲で教えてください。
櫻井:個人的には結構好きな場所で、どちらかというとワクワクして、楽しみが膨らんでいくような場所です。そこが緊張感に包まれていくので、ご覧いただける方には、ミスマッチというか、意外性を感じていただけるのではと思います。『大病院占拠』より事件のスケールも大きくなっているので、あらたな舞台も楽しみにしていただけたらと思います。Q:今回も武蔵の「アクションシーン」があると伺いましたが、体力作りなど、クランクインに向けて役作りで意識していることはありますか?
櫻井:アクションはとにかく練習しかないと思っているので、今後、相手役の方との練習を積み重ねていきたいと思っています。役作りとしては、今回は続編でもあるので、前回の武蔵がどんなキャラクターだったのかを改めて思い出し、チューニングを合わせています。前作を見たり、武蔵の衣装に身を包んだりして、徐々に武蔵へと整えているところです。Q:顔の傷や服の汚れなども、戦う武蔵ならではですよね?
櫻井:すでに結構汚れていますけど、まだ1話の状態なんですよ(笑)。このままだと、2話ではすすにまみれているのではと…。最終話の衣装は布切れ一枚になっているのではと…少し恐れを感じています(笑)。Q:前作と同じスタッフが結集しているそうですが、スタッフに要望したいことはありますか?
櫻井:前作と同じチームで、同じスタッフが多いので、同じ空気感で今回も撮影に臨めるのが楽しみです。あとは、前作のときにビックリしたことがあって。全員マスクをつけて撮影していたのですが、最後の集合写真だけ一瞬マスクを外して写真を撮りまして。その写真を見たら、「え! この人、こんな顔だったの!?」と、2ヵ月以上一緒に過ごしてきたにもかかわらず、印象がだいぶ変わる人がいて結構驚きました(笑)。Q:最後に、ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
櫻井:1年ぶりに、とある場所が占拠される事件が起きます。今回も、幅広い世代に楽しんでもらえる作品になると思いますし、リアルタイムでハラハラとスリルを感じながら楽しんでもらえたらと思っています。あとは、まだ解禁されていない、今回対峙する「あらたな敵」が、いったいどんな目的を持っているのかも、物語の大きなポイントになると思います。1月スタートになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。■尾上貴洋プロデューサー(日本テレビ コンテンツ制作局)コメント
大病院占拠を撮影している頃から続編の事を考えていたのですが、武蔵三郎は大病院で相当大変な目にあったので、ゆっくり休んでもらおうと思っていました。が、そうはいきませんでした。
舞台もスケールも一層大きくなった「占拠事件」が再び発生します。
今回も時間に追われながら、体力的にも精神的にもかなり追い込まれる“壮絶な戦い”が待っています。武蔵、ずっと傷だらけです。
そして今作は、個性的な仲間たちと武装集団との総力戦でもありますので、ぜひ「スポーツの日本代表戦」のように、みんなでワイワイ言いながら、あるいは1人でじっくり考察しながら、いろんな形で「観戦」していただきたいなと思っております。
1月、ご期待ください。
番組情報
日本テレビ 土曜ドラマ『XXX占拠』
2024年1月スタート
毎週土曜22:00〜
脚本:福田哲平(『大病院占拠』『パンドラの果実』『レッドアイズ監視捜査班』)
演出:大谷太郎(『ボイス110緊急指令室』『逃亡医F』『大病院占拠』)
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:尾上貴洋 茂山佳則
『XXX占拠』番組サイト
https://www.ntv.co.jp/dbs2/