■「僕の役は本当にどこからどう見てもサイコパスな側面が感じられるキャラクターですね」(亀梨和也)
映画『怪物の木こり』のキャラクター紹介PVが公開された。
二宮彰(亀梨和也)が「あなたはどう思いますか?」と意味深に観る者に問いかける映像から始まる今回のPVは、劇中の衝撃的なセリフの数々とともに、それぞれのキャラクターが持つサイコパス的要素にフォーカスし、キャスト陣が自身の役どころについて語ったもの。
さらに本作を鑑賞した染谷将太が「サイコパスに泣かされるとは」とコメントする姿と、先日スペインで開催された『シッチェス国際映画祭』でのワールドプレミアで観客から拍手が起こった様子も収録されている。
目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわないサイコパス弁護士の二宮彰は“犯罪傾向サイコパス”という超危険人物で、演じた亀梨も「ひと言では片づかないですね。僕の役は本当にどこからどう見てもサイコパスな側面が感じられるキャラクターですね。まずは、車の前にあんなふうに立てるということがもうね(笑)」とコメント。PVでは、亀梨が語った冒頭のカーアクションシーンなどを観ることができる。
また、二宮を追う警視庁のプロファイラー戸城嵐子(菜々緒)は、“情報分析サイコパス”だという。事件に固執するあまり周りが見えなくなってしまう一面がある嵐子について菜々緒は「いろいろなことに盲目的で、事件に執着するところというのは、ある意味サイコパス要素がすごくあるのではないかなと思っています」と、嵐子の隠れたサイコパス要素について語っている。
一方で、二宮の本性を知らない婚約者の荷見映美(吉岡里帆)は、一見普通の人間に見えるが、実は“無自覚純愛サイコパス”だそうで、吉岡は「私の役はピュアでまっすぐ過ぎるサイコパスですかね。愛憎と言いますか、憎しみが出た瞬間から愛が増幅するというのは、映美がまっすぐすぎるがゆえのことだなと思いました」と分析している。
二宮の協力者となるサイコパス外科医の杉谷九朗(染谷)は、“快楽追求サイコパス”という真性のサイコパス。演じた染谷も「自分の役は欲求のまま生きる本当にシンプルなサイコパスですね。ピュアに演じることを心がけていましたが、直接的にサイコパスらしい描写が決して多くはなかったので、そのなかで『この人は裏では相当すごいことしているんだろうな』と観ている方の想像力をかきたてるにはどうしたらいいか、ということを意識しながら演じました」と役作りについてコメントしている。
さらに、中村獅童演じる過去の殺人事件の容疑者・剣持武士や、渋川清彦演じる正義感が強すぎる刑事・乾登人、柚希礼音演じる30年前の連続児童誘拐殺人事件の犯人・東間翠ら強烈なキャラクターたちのスリリングな映像が怒涛のように続き、最後には、二宮が「あなたはどう思いますか?」と観る者に問いかける場面も。今回の映像で片鱗を見せた刺激的すぎるセリフの数々は、ぜひ劇場でチェックしよう。
合わせて、三池監督作品を数多く手掛ける遠藤浩二が音楽を担当したオリジナルサウンドトラックの詳細も解禁。11月24日からデジタル先行配信され、12月6日に発売となる。スリリングで緊迫感溢れる音楽と、怪しく寂しげな音楽が観る者をさらに追い詰める。
映画情報
『怪物の木こり』
12月1日(金)劇場公開
出演:亀梨和也
菜々緒 吉岡里帆
柚希礼音 みのすけ 堀部圭亮 渋川清彦
染谷将太 中村獅童
原作:倉井眉介『怪物の木こり』(宝島社文庫)
監督:三池崇史
脚本:小岩井宏悦
主題歌:SEKAI NO OWARI「深海魚」
製作・配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
リリース情報
2023.11.24 ON SALE
DIGITAL ALBUM『怪物の木こり オリジナルサウンドトラック』
2023.12.06 ON SALE
ALBUM『怪物の木こり オリジナルサウンドトラック』
映画『怪物の木こり』公式X(Twitter)
https://twitter.com/kaibutsukikori
映画『怪物の木こり』作品サイト
kaibutsunokikori.jp