■第1・2話の見逃し配信は、13日間で総計100万回再生を突破!
日向坂46の齊藤京子が主演を務めるテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『泥濘の食卓(ぬかるみのしょくたく)』の第4話が、11月11日23時30分から放送される。
11月4日に放送された第3話では、店長の那須川(吉沢悠)から「これからも…そばにいてほしい」と思いがけない言葉を伝えられた深愛(齊藤京子)は、改めて「やっぱり助けなきゃ、私が」と決意。ついに、那須川の妻・ふみこ(戸田菜穂)の元へ会いに向かい接触。ついに深愛は“パラサイト不倫”を本格始動させた。
そんな物語の大きな分岐点に差し掛かる第4話を前に、本稿では第1話~3話をおさらい。観れば観るほど恐怖が増し、そして前代未聞の“パラサイト不倫”の世界という泥濘にハマり、抜け出せないこと必至だ。
なお現在、TVerでは第1話~3話を見逃し配信中。1、2話の再生回数は総計100万回再生突破(10月22日~11月3日 ビデオリサーチ算出)しており、土曜ナイト枠が23時30分スタートとなった2020年10月クール以降、最高を記録となっている。また、TVerでは配信限定動画も公開中だ。
■純粋すぎるまっすぐな愛を持つゆえの深愛の衝撃行動に戦慄!
物語の幕開けでは、齊藤演じる深愛の純粋すぎる姿にかわいらしさを感じキュンとする気持ちになったのもつかの間、物語が進むにつれ、その純粋すぎるゆえの思考や行動、店長へのまっすぐな愛に誰もが恐怖を覚えるようになることだろう。
店長から突然プレゼントでピアスを贈られたときには、ピアスが開いていなかった深愛はうれしさのあまりに自分でピアスを開けてしまったり、店長から妻・ふみこの病を理由に別れを告げられたときには、悩み悲しんだ末に店長の苦しみを取り除いてあげれば元の関係に戻れるという突飛押しもない考えに至ったり…。
深愛が考える店長の苦しみとは、ふみこの病気。それを良くするために、カウンセラーを装って自作の大量のチラシを店長の家のポストに連日投函したり、ついには、ふみこに接触も。そこには邪な計算などかけらもなく、ただただ愛する店長のため。
深愛の口から出る「大丈夫ですよ」という言葉は、店長のために一生懸命行動するゆえに出てくるのだが、間違った方向にどんどん突き進んでいく深愛を見ていると、まるで呪いのように恐怖すら覚える。いったい次はどんな衝撃行動に出るのか? その予測不能な深愛の動向に緊張を覚えながら見入ってしまう。
■店長の家庭へ寄生する静かなる純愛モンスター・深愛VSハルキへのクレイジーな愛で暴走する攻めの恋愛モンスターの競演に目が離せない!
まっすぐな瞳と柔らかい口調でジワジワと店長の家庭への寄生に動く深愛の純愛モンスターぶりに恐怖を覚える一方、深愛とはまったく異なった暴走ぶりで見る者に戦慄を与えるのが、店長の息子・ハルキ(櫻井海音)にクレイジーな愛情を抱く恋愛モンスター・幼馴染のちふゆ(原菜乃華)。
ハルキは学校に行かずに訪れたスーパーで、偶然出会った深愛に優しく接してもらったことをきっかけに深愛へ思いを抱くようになるのだが、そもそもハルキが学校へ行けなくなった原因を作ったのが、ちふゆ。ハルキを独占したいがためにちふゆは「ハルキが自分をレイプしようとした」という嘘を広め、結果、ハルキはクラスで孤立して不登校となってしまったのだ。
そんなちふゆをハルキが受け入れるはずもなく、激しく拒絶されるが、ちふゆは諦めるどころかその行動をエスカレート。狂ったように電話&メッセージ攻撃をしてきたり、ハルキが好きな人がいると聞くと、それが誰なのか執拗に調べたり…。
さらには、ハルキに執着するちふゆの、過去に起こしたおぞましい行動も明らかに。ハルキにあげたチョコレートのなかに自分の髪の毛を混入させていたのだ。
全く別の角度から次々に恐怖を与える静かなる純愛モンスター・深愛と、攻めの恋愛モンスター・ちふみの競演に、SNSでは話題沸騰。今後のふたりの動向から目が離せない。
■枯れ専にはたまらない!? 哀愁ただよう吉沢悠演じる、店長・那須川の色気に沼る!
深愛やちふゆのとんでもない動向に引き込まれる人が続出すると同時に、にわかに視聴者を魅了しているのが、吉沢悠演じる店長・那須川。
妻子がありながら深愛と禁断の恋仲になり、一度は自分から別れを告げるも、「やっぱり深愛ちゃんがいないと、ダメだ」と言ったり、那須川と妻の絆を目の当たりにして自分の入る隙がないと痛感した深愛がスーパーを辞めたあとも「これからも…そばにいてほしい」と思いを伝えたり…。そのたびに純愛モンスター・深愛を覚醒させてパラサイト不倫を加速させている張本人なのだ。
これには深愛やちふゆだけでなく、那須川もおかしいという声が上がり、SNSをざわつかせているのだが、その一方で、那須川の白髪交じりのボサボサ頭で哀愁ただよう姿に、
「吉沢悠演じる店長も枯れ具合もなかなか良き」
「くたびれた感じ好きすぎるんだが」
「そこにいたら好きになりそうな、放っておけない枯れおじさん具合が絶妙」
と、ゆるっとした雰囲気のなかに醸し出す色気に魅了される人が続出。そんな那須川が、今後、深愛が寄生に動き出したときにどんな姿を見せるのか、注目だ。
■もはや「登場人物、全員ヤバい!」と話題沸騰!物語の“良心”純真無垢なハルキのは今後どうなっていくのか!?
深愛、ちふゆ、そして店長・那須川…おかしいのは、この人たちだけではない。そもそも純愛モンスター・深愛を生み出したのは、毒親である母・捻木美幸(筒井真理子)。深愛を抑圧し続け、深愛にかける言葉は辛辣なものばかり。深愛に面と向かって「かわいくない子どもなんて大嫌い」や、いまだに結婚しないことに「これで器量だけでもよかったらもらい手があったと思うけど」と言い放ったり。とにかく毒親っぷりをさく裂しまくっている。
そんな揃いも揃ってヤバさ全開の本作に、SNSでは
「登場人物、全員ヤバい!」
の声が多く上がるほど。
そんななか、物語のなかで唯一の“良心”ともいえるのが、ハルキだ。ちふゆのせいで不登校になり、家では母が病に。学校にも自宅にも休まる場所がなく、絶望を感じるなかで出会った深愛に一途な思いを寄せるハルキ。
ただ、愛する深愛が父とキスする場面を目撃してしまい、ちふゆの狂った行動はエスカレートするばかりで追い詰められ…。精神的に限界が近づくハルキは今後、どうなってしまうのか!?
■第4話あらすじ
存在もしない悩み相談の団体を名乗って、那須川ふみこ(戸田菜穂)に接触した捻木深愛(齊藤京子)。その数日後、ついにふみこからメールが届く。以来、ふみこは毎日メールをしてくるようになり、深愛はそれでふみこが元気になるならと、一生懸命に返信する。同時に、図書館に行ってはふみこの病に関する本を読み漁って勉強を始める。そして、那須川夏生(吉沢悠)と築く幸せな未来が近づいてきているようで、深愛は充実した気持ちに包まれる。
ふみこが少しずつ深愛に心を開き始めた頃、ふみこからトイレが詰まって困っているという電話が入り、駆けつけた深愛は初めて那須川の家に入れることに胸が高まる。事前に調べていた方法を見様見真似で駆使し、なんとかトイレを直した深愛は、この一件でますますふみこの信頼を得ただけでなく、ふみこの気持ちもどんどん前向きになっていく。そんななか、深愛から偶然ふみこから依頼を受けて個別にカウンセリングを行っていると聞かされた那須川は、最初こそ動揺するも、妻の体調が良くなってきていることに気づき、深愛に感謝する。
一方、深愛が那須川とキスしている場面を目撃してしまった那須川ハルキ(櫻井海音)は、那須川に浮気の事実を確認するが、シラを切られてしまう。そんなある日、深愛はふみこから夫と息子を紹介したいと自宅での食事会に誘われ、一家が揃う那須川家へ深愛が足を踏み入れることに。ついに「泥濘の食卓」の幕が開ける。
番組情報
テレビ朝日『泥濘の食卓』
毎週土曜 23:30~24:00
原作:伊奈子『泥濘の食卓』(新潮社『バンチコミックス』刊)
出演:齊藤京子(日向坂46)、吉沢悠、櫻井海音、原菜乃華、戸田菜穂、筒井真理子
ドラマ『泥濘の食卓』見逃し配信はこちら ※TVer
https://tver.jp/series/sr1efyhzb4
ドラマ『泥濘の食卓』番組サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/nukarumi/