■「空虚を何で満たすのか、満たされるのか、自由と縛りの境界線を最も蠱惑的な“呪”で彩らせて頂きました」(凛として時雨・TK)
凛として時雨の「狐独の才望」が、11月28日よりNetflixにて独占配信されるアニメシリーズ『陰陽師』の主題歌に決定。予告編も解禁された。
物語の舞台は、平安の世。豊富な知識と呪術を駆使して世の中の行く末を占い、時には人々を苦しめるもののけを退治することを生業にする“陰陽師”が活躍する時代。都では人々の“憧れ”“嫉妬”“執着”といった負の感情が強まり、欲望に飲まれた人間が“鬼”へと姿を変える奇怪な事件が次々と起こっていた。情に熱く正義感の強い源博雅と、都で最も頭の切れる陰陽師の安倍晴明は彼らを“祓う”ため、事件究明に乗り出す。
解禁された予告編では、“覆面の鬼”や“鋭い牙と爪で襲い掛かる鬼”、“巨大な闇を操る鬼”など様々な姿の鬼が現れ、晴明と博雅の前に立ちはだかってくる。奇怪な妖術を操る鬼に対し、特殊な結界術や呪符、式神を使い命がけで挑む晴明。両者一歩も譲らない激しい攻防が映し出される。さらには、人をたぶらかし、退屈まぎれにその心に付け込んで事件を巻き起こす、流れ者の陰陽師・蘆屋道満(あしやどうまん)も晴明らの行く手を阻み、激しくぶつかり合う。
鬼を心から清めて祓うため、人が鬼になった背景を探ろうとする晴明と博雅だが、そこには博雅が「鬼とは哀れで愛おしいものなのだな」とつい口にしてしまうほど儚く、悲しい過去が…。果たして、晴明と博雅は鬼を祓い、都に平和をもたらすことができるのかに注目だ。
予告編でも流れる主題歌「狐独の才望」は、男女ツインボーカルから生まれる切なく冷たいメロディと、鋭く変幻自在な曲展開を得意とする凛として時雨が担当。11月8日にはデジタルリリースを控えており、臨場感が溢れる曲調と切ないメッセージで本作の物語を体現している。
■凛として時雨 TK(Vo、Gu)コメント
音楽や言葉、この世にあるすべてに溢れ出す感情は自らが作り出しているものなのでしょうか。
空虚を何で満たすのか、満たされるのか、自由と縛りの境界線を最も蠱惑的な“呪”で彩らせて頂きました。
凛として時雨を聴いて下さっていた山本蒼美監督が僕達を選んでくれた運命も、奇跡という“呪”であります様に。
リリース情報
2023.11.08 ON SALE
DIGITAL SINGLE「狐独の才望」
番組情報
Netflix シリーズ『陰陽師』
11/28(火)より独占配信
キャスト:浪川大輔、浅沼晋太郎、石川由依、浜田賢二、岸尾だいすけ、佐藤利奈
原作:夢枕獏『陰陽師』(文春文庫刊)
監督:山本蒼美
主題歌:凛として時雨「狐独の才望」
■ストーリー
憧れ、執着、焦がれる想い、己では止められない気持ちが溢れた時、人は“鬼”になる―――。栄華を誇る平安京。都を騒がす怪事件を解くべく、醍醐天皇の孫で雅楽家の源博雅は陰陽寮を訪れる。そこで出会ったのは、人らしからぬ空気を身に纏った男、稀代の陰陽師・安倍晴明であった。俗世に興味がなく乗り気ではない晴明に手を焼く博雅であったが、ふたりは事件の元凶である“鬼”たちと対峙していく。そして“鬼”の影に潜む、流れの陰陽師・芦屋道満に辿り着く。博雅の笛の師である敦美親王、帝付きの陰陽師・賀茂保憲、そしてとある事件をきっかけに晴明と博雅と行動をともにすることになる露子、絡み合う糸のようにそれぞれの想いが交わるなか、晴明と博雅は都の平穏を取り戻せるのか。図らずも運命をともにすることとなったタイプの異なる平安凸凹バディの試練が、今始まる。
アニメ『陰陽師』番組サイト
https://www.netflix.com/title/81215624
凛として時雨 OFFICIAL SITE
https://www.sigure.jp