■幕間映像には、福山雅治による書き下ろしの主題歌「想望」を使用
福原遥と水上恒司がW主演を務める、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の場面写真が一挙解禁された。
今回解禁された場面写真は、突然1945年の日本にタイムスリップした主人公・百合(福原遥)が初めて彰(水上恒司)に出会い、助けてもらうシーンから、女将のツル(松坂慶子)が営む陸軍の指定食堂で百合が働くことになるシーン、その食堂で出会った彰と同じ隊の石丸(伊藤健太郎)、板倉(嶋崎斗亜/崎は、たつさきが正式表記)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)たちや、勤労学生の千代(出口夏希)たちのイキイキとした姿がわかるシーンなど劇中の重要シーン全7点。
穏やかな笑顔を見せ夢中になって語り合う面々の姿から伝わってくるのは、これが戦時中の日本であることを忘れてしまうほどの幸福感。しかし、戦火のなか、命からがら百合を背負い救い出した彰の必死な表情や、真剣な表情で敬礼をする特攻部隊の姿からは、つねに死と隣合わせの緊迫した状況下で登場人物たちが必死に生きているさまを感じることができる。
日々を過ごすなかで、何度も彰に助けられ、次第に彰に惹かれ始める百合。しかしふたりの幸せな時間は続かない。彰は特攻隊員で、程なく命懸けで戦地に飛ぶ運命にあったのだ…。限られた時間のなかで、それぞれが精一杯に生きることを渇望したかけがえのない瞬間が収められたものとなっている。
■必見の幕間映像も解禁!
あわせて、キャストのコメントや撮影時の様子も確認できる幕間映像も公開。
主演の福原は「これから自分はどう生きていこうって、考え直すきっかけになる作品でもあると思う」、同じく主演の水上は「こういう(特攻隊の)史実があったということを知ってほしいなという一心ですね」と、それぞれに真剣な表情で作品に対する思いを語っている。
また、水上と同じく特攻隊員を演じた伊藤は「今ある平和っていうのは、昔、特攻隊の人たちがたくさんいてくれたうえで成り立ってるものなんだな」と過去に感謝し、嶋崎は「生きたいという強い意志があったり、守りたいものがあったり、改めて認識できたのでいい機会でした」と撮影を振り返る。
映像では、先日解禁になり大きな話題を呼んだ、福山雅治による書き下ろしの主題歌「想望」を使用。映画に寄り添った、特に彰の想いが伝わる壮大なバラードが映像と重なることで、いっそう深く本作のメッセージを受け取ることができる。
作品情報
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
12月8日(金)全国公開
主演:福原遥、水上恒司
出演:伊藤健太郎、嶋崎斗亜、上川周作、小野塚勇人、出口夏希
坪倉由幸、津田寛治、天寿光希、中嶋朋子/松坂慶子
原作:汐見夏衛『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(スターツ出版文庫)
主題歌:福山雅治「想望」
監督:成田洋一
脚本:山浦雅大、成田洋一
配給:松竹
(C)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』作品サイト
https://movies.shochiku.co.jp/ano-hana-movie/