■「亀梨さん(演じる二宮)のサイコパスな雰囲気が私のなかでのイメージにぴったりハマって鳥肌が立つような感覚がしたのを覚えています」(菜々緒)
亀梨和也(KAT-TUN)主演映画『怪物の木こり』のあらたな場面写真が公開された。
本作は、『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した倉井眉介の同名小説を実写映画化した三池崇史監督の最新作。
弁護士と冷酷非情なサイコパスという二面性を持つ二宮彰(亀梨和也)が、自分を斧で襲った“怪物”の仮面を被った犯人に復讐を遂げていくサスペンス。
今作のメガホンを取った三池崇史監督は「二宮役は演じる本人のなかにも二面性が求められるが、彼はいくつもの顔を持っています。経験豊富なアーティストであり、俳優であり、そしてイメージを売るアイドルという仕事をしていて、外に出れば街を歩いていても買い物をしていても“亀梨くん”でいないといけない。実際にそうやって生きてきた彼の強さが、今回の役柄に自然に発揮されている。」と、二宮という役と亀梨の親和性を語る。
そして警視庁のプロファイラーとして事件を追う戸城嵐子を演じた菜々緒は亀梨とはたびたびの共演となるが、本作の撮影では初日から、“ゾクゾクしたものを感じた”という。
「亀梨さん(演じる二宮)のサイコパスな雰囲気が私のなかでのイメージにぴったりハマって鳥肌が立つような感覚がしたのを覚えていて、『亀梨さんとこういうふうにお芝居が出来てうれしいな』と思いながらクランクインの撮影を終えました」と撮影のスタートを振り返る。
一方で「お話しさせていただくとチャーミングでかわいらしい一面もある」という印象も持つといい、「そのような人柄を知っているからこそ、安心してお芝居でぶつかっていける、安心して委ねられる、という部分もありました。今回このような作品で、お芝居でぶつかっていける、サイコパスの役が亀梨さんで本当に良かったなと思います」と、亀梨の人柄にも芝居にも絶対的な信頼を寄せている。
戸城と同じく二宮を取り巻くキャラクターのひとりで、二宮の本性を知らずに彼を愛する婚約者・荷見映美を演じた吉岡里帆も「亀梨さんは本当に難しい役をされていたと思います。ただ、亀梨さんが座長であったおかげで和やかな現場でした。いつもフラットにコミュニケーションを取ってくださっていたので、楽しい会話をしながら、変に肩に力を入れすぎずに正しい場所に集中して力を入れていくことができました。そういう現場になったのは亀梨さんが座長だったからこそだと感じています」と現場での亀梨の存在感を絶賛している。
そしてこのたび解禁となったのは、二宮彰の二面性が垣間見えるカットや、恋人の映美とにこやかにすごすカットなど計4点。
金を基調とした仕事道具が整然と置かれ、きれいに整理された重厚感あるデスクに座る弁護士然とした“表の顔”と、ラフな服装で何かを睨みつけるようだが、前髪がかかり表情が読み取れない“裏の顔”を映し出した二宮のカットや、連続猟奇殺人事件の捜査の過程で二宮と知り合い、次第に二宮に“何か”を感じ取り始める警視庁のプロファイラー・戸城の場面写真などが公開された。
映画『怪物の木こり』は、12月1日公開。
映画情報
『怪物の木こり』
12月1日(金)公開
原作:「怪物の木こり」倉井眉介(宝島社文庫)
監督:三池崇史
脚本:小岩井宏悦
出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童
製作・配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
『怪物の木こり』作品サイト
kaibutsunokikori.jp