■主題歌「呼吸のように」は、Vaundyが書き溜めた未発表の曲から映画の世界観に合うものを選び、提供された一曲
稲垣吾郎、新垣結衣出演の映画『正欲』(11月10日全国ロードショー)より、Vaundyが歌う主題歌「呼吸のように」が入った本予告映像が解禁となった。
解禁された映像では、主要キャラクターとなる5人のあらたなシーンを含む60秒の予告が展開。正義で世界を測る検事の啓喜(稲垣)は「社会の“バグ”は本当にいるの。悪魔みたいなやつがいるんだよ!」と激昂したかと思えば、かすかな笑みを湛え静かに空を見上げる場面も登場し、どんな役柄なのか期待が高まる。大学生の八重子(東野絢香)は、自分が落としたプリントを拾ってくれた見知らぬ男性と手が触れ合った瞬間、怯えるようにその手を引っ込める。同じ大学に通う大也(佐藤寛太)は、内に秘めた感情を吐き出すかのような激しいダンスを披露。まるで何かに心をとらわれているかのような、若い彼らの動向にも注目だ。
ある秘密を抱える夏月(新垣)は、なぜか着衣のままプールに浮かび、そんな夏月と秘密を共有する中学時代の同級生・佳道(磯村勇斗)は「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」と彼女の目を見て語りかける。「それでも私たちが、抱えている欲望はあっていいものだと思いたい」と語り、ぎこちなくも優しく佳道を抱きしめる夏月。そして、映し出されるタイトル『正欲』。その言葉の意図するものとは? 交差した彼らの人生はその後どこに向かうのか?
物語が進むにつれ、別の場所でそれぞれの人生を歩んできた彼らの関係は、少しずつ交わっていく。どうしたって降りられないこの世界で、生き延びるために大切なものを、強い衝撃や深い感動と共に提示する。
そんな印象的なシーンの数々が展開される予告映像で流れるのは、Vaundyが歌う主題歌「呼吸のように」。自身初の映画主題歌となった本楽曲は、Vaundyが書き溜めた未発表の曲から映画の世界観に合うものを選び、提供された一曲。かけがえのない人との繋がりを表現した“これが愛であって欲しい と言うのが君であって欲しい”という歌詞が、映画に深い余韻を響かせる。
傑作か、問題作か――。日本映画界を代表する実力派俳優が集結し、いま、この時代にこそ必要とされる、心を激しく揺り動かす、痛烈な衝撃作が誕生した。
映画情報
『正欲』
11月10日(金)全国ロードショー
出演:稲垣吾郎 新垣結衣 磯村勇斗 佐藤寛太 東野絢香
監督・編集:岸善幸
原作:朝井リョウ『正欲』(新潮文庫刊)
脚本:港岳彦
主題歌:Vaundy「呼吸のように」(SDR)
配給:ビターズ・エンド
(C)2021 朝井リョウ/新潮社 (C)2023「正欲」製作委員会
映画『正欲』作品サイト
https://www.bitters.co.jp/seiyoku/
Vaundy OFFICIAL SITE
https://vaundy.jp/