■「初スペイン、初シッチェス映画祭。自分の細胞レベルでしっかり感じて来たいと思います」(亀梨和也)
目的のためには手段を選ばず、殺人すらいとわない狂気のサイコパス弁護士!
主演:亀梨和也×監督:三池崇史のタッグによる超刺激サスペンス映画として話題の『怪物の木こり』が12月1日に公開。このたび、本作より複雑に絡み合う各キャラクターの場面写真が一挙解禁された。
公開となったのは、血を流しながら深刻な表情を浮かべる“サイコパス弁護士・二宮”(亀梨)、事件の真相を追いかける刑事・戸城(菜々緒)、物憂げな表情を浮かべる映美(吉岡里帆)ら、個性豊かなキャラクターたちを切り取った場面写真6点。中には二宮が戸城の眉間にナイフを突きつけるシーンや、遠くに佇む不気味な“怪物の木こり”の姿を捉えた1枚も。
映画への期待がさらに高まる必見のカットばかりだ。
■“先読み不可能”な超刺激サスペンスにキャスト全員が驚愕
追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なストーリーに、“バイオレンスの巨匠”として名高い三池監督のエッセンスがふんだんに加わり、かつてない最狂の化学反応を遂げた本作。出演する亀梨、菜々緒らキャスト一同も期待や興奮を持って台本と向き合ったそう。
三池監督作品初参加で主演を務めた亀梨は「非常に難しいなと思いましたが、すごく良い意味でやりがいがありました。非常に特殊で、序盤から中盤に向けてのストーリーの構築や、“サイコパス”という変わった設定の部分が大きい一方、本質的な人間の心の動きも丁寧に描かれていたので、そこは大切に演じきりたいなと思いました」とコメント。
事件の真相を追う刑事でありながら、自身もどこか怪しげで独特のオーラを纏う戸城嵐子を演じた菜々緒は「怒涛の展開の連続で、あっという間に読み終わってしまいました。嵐子自身がサイコパスな一面を見せるような描かれ方がされている部分もあり、そういったところをどのように演じていくかを考えながら、台本を読ませていただきました」と振り返っている。
その本性を知らずに二宮に優しく寄り添う婚約者、映美を演じた吉岡は「主人公があまり見たことのないタイプのキャラクターですごく面白いなと思いましたし、同時につねに切なさが同居しているように感じました。“怪物”とひと言で言ってしまうと恐ろしくて怖いものというイメージがありますが、怪物の悲しさみたいなものがこの台本の魅力だなと感じました」と役柄同様に二宮のキャラクターに寄り添うようにコメント。
三池監督作品には度々出演している染谷将太も「ドキドキしました。ミステリー要素が強く、どうなっていくのか? 犯人はいったい誰なんだ? 何が起きているんだ? と、どんどん読み進めていってしまいました」と本作のストーリー展開に衝撃を隠し切れない様子だったようだ。
キャスト陣も様々な角度からコメントするまさに“先読み不可能”な超刺激サスペンス、深まる謎の真相に益々期待が膨らむばかりだ。
■『シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭』への出品が決定
そんな本作は、スペインのシッチェスで毎年10月に行われる国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭『第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭』に出品されることが決定。例年300本近い作品が上映されるこの『シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭』は、ベルギーの『ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭』、ポルトガルの『ポルト国際映画祭』と並ぶ、世界三大ファンタスティック映画祭の中でも最大の規模で開催される映画祭として知られている。
本作『怪物の木こり』は世界中から選りすぐりのスリラー、サスペンス、アクションなどの作品がセレクトされるORBITA(オービタ)部門と、アジアの新作のショーケースであるFocus Asia部門の2部門で出品。そしてORBITA部門ではクロージング作品としての上映が予定されている。三池監督作品としては、観客賞、最優秀美術賞を受賞した『十三人の刺客』(2010年)以来、13年ぶりの受賞の可能性に期待が高まる。
そして今回、主演の亀梨和也と三池監督がスペインへ渡航、本映画祭のレッドカーペット&プレミア上映に参加することも決定。『怪物の木こり』が世界で巻き起こす旋風に期待しよう。
■亀梨和也 コメント
『怪物の木こり』という作品を通して三池監督と繋がれた事。そしてこの作品と共に海を渡れる事。非常に光栄です。
国を超えて沢山の方々に楽しんで頂ける事を願っています。
初スペイン、初シッチェス映画祭。
自分の細胞レベルでしっかり感じて来たいと思います。■三池崇史監督 コメント
欧州のファンタ野郎が大集合な歴史ある映画祭。シッチェス万歳! ビーチに美食と亀梨和也。『怪物の木こり』と共に最高の時を過ごせそうだ。
映画情報
『怪物の木こり』
12月1日(金)公開
原作:「怪物の木こり」倉井眉介(宝島社文庫)
監督:三池崇史
脚本:小岩井宏悦
出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童
製作・配給:ワーナー・ブラザース映画
<STORY>
絵本『怪物の木こり』の怪物の仮面を被り、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件。次のターゲットに選ばれたのは、弁護士・二宮彰。しかし彼は、犯人をも凌駕するほどの冷血非情なサイコパスだった!
警視庁の天才プロファイラー戸城、二宮の婚約者の映美、二宮の協力者であるサイコパス外科医・杉谷、過去の殺人事件の容疑者・剣持ほか、様々な人物の思惑が複雑に絡み合い、捜査は混迷を極めていく。犯人はなぜ脳を奪うのか。そして、なぜ二宮が狙われるのか。事件の謎を解き、犯人の正体を暴かなければ殺される……。極限状況に追い込まれた二宮の逆襲が始まる。狩るか狩られるか―狂ってる方が、生き残る!?
(C)2023「怪物の木こり」製作委員会
『怪物の木こり』作品サイト
kaibutsunokikori.jp