■自分から積極的にアドリブを考えて提案しました。そういうことを求められるのは、ちゃんと役者として見てもらえている感じがしてうれしかったですね」(山田涼介)
安藤サクラと山田涼介(Hey! Say! JUMP)が初共演する映画『BAD LANDS バッド・ランズ』(9月29日公開)より、あらたな場面写真2点が公開された。
本作は、黒川博行による小説『勁草』を原田眞人監督が映画化したクライムサスペンスエンタテインメント。
主演は安藤サクラが務め、特殊詐欺を生業とする橋岡煉梨(ネリ)を怪演。ネリの弟・矢代穣(ジョー)を2度目の原田眞人監督作品への参加となる山田涼介(Hey! Say! JUMP)が演じた。
このたび公開されたのは、俳優・山田涼介の類まれなる表現力が炸裂したカット。
映画初出演を果たした『映画 暗殺教室』(2015年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、さらに映画『グラスホッパー』(2016年)で日本映画批評家大賞新人男優賞、2017年には『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と『鋼の錬金術師』でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞するなど近年俳優としての活躍も目覚ましい山田。
等身大で親しみを感じやすい青年からファンタジー要素の強い漫画作品の実写化まで幅広くこなすその類まれなる表現力で、今作では特殊詐欺に手を染めることでしか生きていくことのできない“持たざる者”の危うい姿をリアルに描き出している。
一方で、血が繋がらないながらも唯一の家族であるネリを心の拠り所にし、愛し守ろうとするどこか憎めない“愛くるしい弟像”も同時に表現されており、このふたつの軸の絶妙なバランスでジョーというキャラクターは魅力たっぷりに生み出されている。
本作への出演が発表された際には、原田監督の「沖田総司が現代に甦ったらこうなるのではないか、というコンセプトのもと山田涼介に参加してもらいました。沖田以上に切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」という監督からのラブコールとも言えるインパクトの強いコメントが話題となり、今作で魅せる俳優としての新境地に大きな期待の声が寄せられ続けていた。
そんな山田は今回、『燃えよ剣』の撮影時には叶わなかったような監督や共演者とのコミュニケーションのとり方もできたそうで、「前回はとにかく緊張していたんですけど、今回は役どころもメインだったので、自分から積極的にアドリブを考えて提案しました。そういうことを求められるのは、ちゃんと役者として見てもらえている感じがしてうれしかったですね」と撮影を振り返り、自身が描き出したジョーという役どころに自信を覗かせている。
今回が初共演となった安藤も「ネリからはジョーを必要以上に近づかせないよう牽制するセリフが多いけど、ネリが言葉で何かを投げかけると、山田くんが必ずそれをキャッチして投げ返してくれるんです」と、撮影中の山田に対し絶大な信頼を寄せており、先日の完成披露試写会の場では「山田涼介と“ジョー”は、映画の歴史に残る役との出会いだと思う」とも評し、俳優としての山田を大絶賛。
安藤との抜群の相性で生み出されたネリとジョーのバディ感は、誰も見たことがない新しさをはらみながら、苦しいほどにリアルで切なく、そして愛しく美しい見応え抜群の143分を描き出している。
映画情報
『BAD LANDS バッド・ランズ』
09/29(金)全国ロードショー
出演:安藤サクラ 山田涼介
生瀬勝久 吉原光夫 大場泰正 淵上泰史 縄田カノン 前田航基
鴨鈴女 山村憲之介 田原靖子 山田蟲男 伊藤公一 福重友 齋賀正和 杉林健生 永島知洋
サリngROCK 天童よしみ / 江口のりこ / 宇崎竜童
監督・脚本・プロデュース:原田眞人
原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(C)2023「BAD LANDS」製作委員会
リリース情報
2023.07.12 ON SALE
Hey! Say! JUMP
Blu-ray&DVD『Hey! Say! JUMP 15th Anniversary LIVE TOUR 2022-2023』
『BAD LANDS バッド・ランズ』作品サイト
https://bad-lands-movie.jp/
Hey! Say! JUMP OFFICIAL SITE
https://www.johnnys-net.jp/page?artist=15&id=artistTop
https://www.j-storm.co.jp/s/js/artist/J0007