■「“あれはオリジナル曲なのか? なかなか良かったぞ”って褒めてくれたんです。それでプロになろうと」(龍玄とし)
龍玄とし(Toshl)が文化放送『おとなりさん』のゲストコーナー「10時のおとなりさん」の9月13日のゲストに登場。
様々な楽曲のカバーも人気を集める龍玄としが、カバー曲のこだわりや歌手を目指したきっかけを語った。
なお『おとなりさん』は、平日月曜から金曜の8時~11時に文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できる。
■番組より抜粋
鈴木おさむ:『Mステ』の人気企画の“とし3択”って、当日歌う1曲を3択から決めますが、3曲ともリハーサルもしてるんですよね?龍玄とし:もちろんです!
鈴木おさむ:やっぱテレビの人ってひどいですよね(笑)
龍玄とし:いえいえ、いろんな挑戦を与えてくれて、ありがたく思います!
鈴木おさむ:としさんがカバーした曲の中から、僕が3曲選びました。中島みゆきさん「糸」、尾崎豊さん「OH MY LITTLE GILR」、安室奈美恵さん「Hero」。この3曲、どれが難しかったですか?
龍玄とし:どれも難しいですよね。「Hero」は特にリズムが早くて、言葉のエッジ感というか入れ具合が、どのように歌うか模索しました。
鈴木おさむ:ど素人の質問したいんですけど、中島みゆき「糸」みたいなのって、いろいろな人が歌ってるし、念が強いじゃないですか? みんないろんな思いを乗せて、みんなのストーリーがあるじゃないですか。そういう曲をカバーするときのポイントってどうしてるんですか?
龍玄とし:曲そのもの、歌っている方、作詞作曲された方、その曲のファンの方に失礼がないように、ってのが大前提なんです。だからものすごく聴きこんで、向かい合って、納得いくまで自分の中に曲を入れる作業からやります。リスペクトをもって取り組んでいくのが僕のポリシーです。
鈴木おさむ:曲を選ぶ時点で、いろいろ考えるじゃないですか? 例えば、すごくカリスマ的な尾崎豊さんの曲って思ったときに、それを歌うかどうか悩むと思うんですけど、どうやって選ぶんですか?
龍玄とし:その時々ですけど、アルバムのコンセプトを決めて、自分が本当に歌いたい曲から並べていきます。
鈴木おさむ:尾崎豊さん、会ったことありますか?
龍玄とし:尾崎豊さんは、デビューは尾崎さんが先ですけど、当時のレコード会社が一緒で。ソニーのリハーサルスタジオの隣が尾崎さんで、グランドピアノの上に乗って歌ってたり(笑)。リハーサルですよ?
鈴木おさむ:えー!
龍玄とし:“プロってすごいんだな~”って思いました。
鈴木おさむ:イメージを壊してないですよね(笑)
龍玄とし:壊してないです! “さすが尾崎!”って(笑)
■鈴木おさむと同郷の龍玄としが、少年時代に歌手を志したきっかけ
鈴木おさむ:としさんは私の大先輩ですから! 同じ高校出身で、『おとなりさん』木曜日の高山一実さんや、マンボウやしろさんなど、安房高校っていう田舎の小さな学校なのに、なぜか個性溢れる人がいっぱい出ますね。龍玄とし:大御所はおさむさんですから。おさむ大後輩!
鈴木おさむ:いやいやいや(笑)
龍玄とし:僕は安房高校で、バンドばっかりやっていたから叱られるタイプだったんですけど、最後の文化祭でライブをやったとき担任の先生がすごい拍手をしてノってくれたんですよ。その後“あれはオリジナル曲なのか? なかなか良かったぞ”って褒めてくれたんです。それでプロになろうと思ったんです。
鈴木おさむ:すごいねー! 僕は高校2年生のときに放送作家になりたいって思ったけど、“こんな田舎から無理かなー”って思ったんです。そんなとき、としさんたちのバンドのアルバムがオリコンで1位になったんです。それを友達が教室に持ってきて、“こんな田舎からオリコン1位の人たちが出るんだ!”と思って、あの瞬間に夢を諦めないようにしようと思いました! 先輩の行動とか先生のひと言とか大きいですよね。
龍玄とし:先生が体育館の一番後ろで手拍子してる姿は、今でも焼き付いてますね。
番組情報
文化放送『おとなりさん』
毎週月~金曜 8:00~11:00生放送
パーソナリティ:
(月):平子祐希 (火):高橋優 (水):鈴木おさむ (木):高山一実 (金):山根良顕
(月~金):坂口愛美(文化放送アナウンサー)
リリース情報
2022.09.28 ON SALE
Toshl
ALBUM『IM A SINGER VOL.3』
番組サイト
https://www.joqr.co.jp/qr/program/otonari/
龍玄とし OFFICIAL SITE
https://toshi-samuraijapan.com
https://www.universal-music.co.jp/toshl/